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escape

たまに
「手品って器用じゃないと
できないんでしょ?」
って言われたり

手品を覚えようと
してる人で
「手品覚えたいけど
手が小さいから…」
と言ってる人がいます。





全くもって関係ありません

有利不利は
あるかもしれませんが
関係ありません。


例えば、有名なマジシャンで
世界的に見ても超絶技巧の持ち主
ふじいあきらさんが
ある技法の話しになった時


「長くなりますよ〜
1年位かかりますかね〜」
と話してました


初めから出来る人なんて
いません。

ほとんどの一流マジシャンも
練習の積み重ねです



何かを初めるのに
年齢は関係ありません


好きという気持ちを大事に
してください

フォース

今回の文章も
種明かしが含まれてますので
嫌な方は決して読まないで下さい



私は、
この技法の全部を
知ってるわけでは
ありませんので
ご了承下さい



























今回は「フォース」について

フォースとは
「マジシャンが引かせたいカードを
お客さんに引かせる技法」です

この技法が出来るだけで
カード当てや予言
といったカードマジックが
出来ます。


マジックを覚え始めて
この技法に出会うと
物凄く万能で究極な技法
のように思えます

私もフォースを知ったとき
衝撃と歓喜に酔いしれ
フォースを使ったマジックを
色々いっぱいしてました(笑)





万能でよく使う技法ほど
壁にぶつかります


フォースを使いだして
必ず言われる事は

「本当にたまたま選んだ
カードなの?」
です

特にリフルフォースの時
言われます

そして
使えば使うほど
あることに気がつきます

「どんなに
素晴らしく単純な技法でも
乱用は危険」
(中には
使えば使うほど
効果が増す技法もあります)


どんな技法でも
使う理由、使う場面を
良く考えなければいけません

単純明快ほど

今回の文章は
種明かしが含まれてますので
嫌な方は決して読まないで下さい



私は、
この技法の詳しい効果的な
使用方法など全部を
知ってるわけでは
ありませんのでご了承下さい



今回も長文です




























今回は
スナップディール
に関してです

スナップディールとは
簡単に説明すると

「机にカードを置くように見せて
カードを指でパチッと
音だけならし
そのまま手の平にカードを
パーム
(手の平の中に物を
隠し持つ)する技法


パチッと音を出す事で
「カードを置いた時に
パチッとなる音」

勘違いし

観客はカードを置いたと錯覚する




初めてこの演技と
技法を見た時
率直に「面白い!」と思い
この技法を練習してるんですが

練習すればするほど
今までにない
違和感と不安と難しさに
襲われる

取得した、してないは置いといて
今まで色々な技法を見たり練習したりしてきたんですが

練習すればするほど
頭が痛くなる技法は
初めてです

何故なのか色々考えたり
調べたりして
原因がわかりました


1・技法自体が単
純なので
誤魔化しが効かない

2・角度などに弱いので
ストレスが強い

3・推測されやすい



一番納得がいったのが
(正解かどうかは
わかりませんが)

知り合い
(マジックは出来ないが
知識はある方)
に言われた事


「素人の意見だから
あってるか分からないけど
この技法が色々な意味で
良いものなら
皆してるんじゃない?」

そう、
この技法を実践で
使ってる人があまり
いないんです


ただ
個人的この技法が好きなのと
説明しづらいんですが
何か光るものがあるので使い方次第ではないかなと
日々考えながら
練習はしてます。

技法とは
単純な技法ほど
完全取得は難しいですね…

少し詳しく

(今回も少し長いです

もしかすると
勘違いがある可能性がありますことを
ご了承下さい)



今回は少し詳しく
ミスディレクション
(誤認誘導)
について



ミスディレクション(誤認誘導)とは
「観客の視線や思考を
事実と違った方向に向ける。」


そして
ミスディレクションには
大きく分けて3つあり


1・【フィジカル・
ミスディレクション】

動作や色、形、音などで、観客の注意を逸らすテクニック。



2・【サイコロジカル・
ミスディレクション】

人が経験から学んだ常識や
思い込みを利用して、
間違った方に誘導する
テクニック。



3・「タイム・
ミスディレクション」

時間のズレを利用して観客の記憶を
コントロールしてしまう手法


それぞれ簡単に説明すると

1・【フィジカル・
ミスディレクション】

分かり易い例だと、
「UFOだ」と空を指差して、
相手が注意を逸らした隙に
悪戯するというもの




2の【サイコロジカル・
ミスディレクション】

例えば、トランプマジックをする前に

ある特定の法則に従って
並べてあるトランプを
「普通のバラバラのトランプです」と
言いながら広げる。
すると観客は
「マジシャンはトランプの表を堂々と広げて見せたから
やましい事は無いだろう」など
思い込みや心理を使った
ミスディレクション



3・「タイム・
ミスディレクション」

例えば時間が経つと
マジシャンが
カットした後トランプを混ぜたのか

トランプを混ぜた後カットしたのか
記憶が曖昧になる事を利用する





ミスディレクションに
必要最低限な事を
簡単に説明します

1・まず、視線誘導をするとき
必ず自然じゃないといけません

2・相手の視線を
逸らす場所に何かしらの
意味がないといけません

3・人が本能的&無意識に
見てしまう事を
利用しなければいけません



簡単に説明すると

1・いきなり
「あっ!」って言って
指差しながら
関係ない所を指差しても
怪しさしかないですね


2・上手く視線を
逸らす事が出来ても
意味のない所に誘導したら
お客さんはすぐ後に気がつき
よくよく考えたらバレます



3・本能的&無意識に
見てしまう事を利用しないと
見てる人全員を
ミスディレクションする事が出来ず、
失敗します


完璧に全員をミスディレクション
しなければなりません


ミスディレクションに失敗は
許されません

技法などは失敗しても
リカバリー出来ますが
ミスディレクションは
失敗した時点で終わりです


凄く奥の深い技術で
難しいですが


完璧にミスディレクションを
使いこなせば、
ある意味、マジックの究極のテクニック
と言ってもいいかも知れません。


賛否両論

(今回書いてあるのは
個人的に感じた事

身近な人の意見で
書いてあるので
正しいとは
限りませんのでご了承下さい)




マジックには様々な現象があります

出現・消失・移動・変形・貫通・復活



その中でもコインマジックの
出現と消失についてです


読んで字の如く

出現とは
「何も無いところから現れたり
物の数が増える」事


消失とは
「物が消えたり、数が減る」事




本来、コインマジックは
消失と出現を織り交ぜ
一定のリズムで演じる事が
大前提ですが


マジックを覚えたてだと
覚えた事をすぐ見せたくなると思います

僕もそうでした



覚えたマジックを
すぐ見せるのがダメって
わけではなく

マジックの中には
単体で見せては
ダメな物があるって事です

特にコインマジックだけは
消失と出現2つをセットで
演じてください



過去の失敗例をもとに
何故、出現と消失を
単体で演じてはダメなのか
説明します

ある日
コインの消失マジックを5人に見せました


1カ月後に今度は
コインの出現マジックを見せました


すると、
消失マジックは10段階で
「3」
位ビックリされたんですが


出現マジックは
「8」
位ビックリされました



知り合いにこの話しをした所
こんな事を言われました





「個人的な意見なんだけど
何かが消えるより
現れる方が不思議だと思う

例えば、物が消えたら
ビックリはするけど
ビックリした後、
すぐ色々なパターンの推理をしちゃう

知らない間に
床に落としたのかな
とか
知らない間に○○に
隠したのかなとか

そしたら、色々ツッコミたくなる


でも、出現は消失より
ビックリする時間が長く
推理パターンが少ないから
出現の方が不思議に感じる

特に、何もないの確認した後だとね

なおかつ
物体がもう出ちゃってるから
ツッコミようがないから




何も考えずに
消失と出現マジックを
単体でしてた自分が
恥ずかしく思えました





皆さん、コインマジックは
単体ではなく
セットで演じて下さい




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