終わってしまった…クリアしてしまった。
心の怪盗団が120時間以上も盗ってくれやがって先が気になって終盤もう夢中で進めたよ本当にありがとうございました。
今すぐ頭ぶん殴って忘れてもう一度初見でやり直したいくらい激アツ展開でした。
追記で12月24日以降から最後までネタバレよ
前の日記書いたあと12月24日が終末の日でありラストバトル直前だったと知って、それからの怒涛の展開の連続でえ?えっちょ、えええーーーー!!?しか喋れなくなってたと思う。
メメントス最奥部の聖杯に挑みに行くともう買い物とか出来なくなるって知らなかったから不要なもの売りに行けなかった悲しみ。
メメントス最下層の道中の牢屋でかつて改心させた人達がいて、パレスが何がどうなってできるのかっていうもっと深い詳細をこの段階で初めて知るんですけど結構衝撃でした。
それまでに牢屋にいる人たちのすべてがどうでもいい、他力本願な怠惰な様子を散々見せられてきていたので寧ろ、個人のパレスを生んでいたかつての悪人たちの方が人間らしく思えてくるっていう描写がとても考えさせられました。
そんな複雑な気持ちを抱いたまま進めるとデカイ特別な独房の前でモルガナがここで生まれたとか言い出すじゃない?
人間じゃないとは思ってたけど、じゃあやっぱりシャドウかメメントス関係の存在なの?とか逆に謎が深まっていくのにダメだ全部思い出せないって言われてすげえ生殺し状態だった…。
そのまま最奥部に突っ込むじゃない、なんかでけえ器あるじゃん、大衆が願いを叶える聖杯だって言うじゃない。蝶野先生の授業で聞いたトランプのやつ…聖杯がここで出てくるんですね、元ネタは聖杯伝説かな?
ここからの展開がまた激動で、メメントスと世界が融合してめっちゃ気持ち悪いことになったーーー思ったら怪盗団はもう大衆の認知から消えてるからって存在も消えていくやつめっちゃ怖かったな〜。
私は初めてタイトル前のOPアニメ見たときから雨が降ってるのがずっと疑問に思っていたんです。前作なら雨と霧が関係あるから分かるんだけど5は関係無いよな…?って。
世界とメメントスが融合してやっと意味が分かりました…やっぱり意味の無い事なんて一つもないんだなーとクリアした後またOP見ては感動しています。
しかしアトラスゲーは東京に恨みでもあんのかってくらい融合したりある地区以外は消滅したり異界化したりいろんな事が起こりますね!!
そして……ベルベットなルームにインして鼻がお前はゲームに負けたから処刑とか言い出してエーーーってなってたら双子がフュージョンして一つになり、今までの鼻は偽物だと教えてくれたんですが初見のとき全く頭に入らなかったよ!!
びっくりしすぎて何にびっくりしたらいいのかわからなかったんだ…!
中の人は抜きにして最初から言葉の端々とか性格に違和感はあった。何か今回のイゴール上から目線だなとか…このイゴールは今までのイゴールとは違う新たなイゴールとして性格付けをしているのかもって思ってた。
イゴールの中の人はもういないから別の人なのは当然って思ってたけど、まさかシナリオ自体がこのイゴールは偽物とか言い出すなんて思わないじゃない???完全に逆手に取られたと思います。
史上初、イゴールを悪神から救いだした主人公の誕生の瞬間であった。
つまり……?
ペルソナ5のイゴールはピーチ姫だった…?
それはいいとして、モルガナがイゴールから希望を集めて生み出された導き手だったってのがイゴール偽物事件の衝撃にすっかり塗りつぶされてしまってな。ごめんなモルガナ。
ラヴェンツァの声聞いて思ったんだけど今までコープ開始とMAXで流れるあの声ってラヴェンツァだったのかしら。双子のときはジュスティーヌだと思ってたけど今聞くとラヴェンツァっぽい。
改めて声優さんの演技分けすごい…豊崎愛生さん実質3役かよ…!
ラストバトルって何かと押し付けがましい自称神と戦わされる事が多いんだけどペルソナ5も例に漏れずって感じで寧ろ王道いってていいのかも。聖杯だったものが巨大変形ロボになったのはちょっと笑った。
ところでラストバトルのモルガナのかっこよさったら言葉には出来ないですね。さすが希望を集めた存在だけある。かと思えば過去に竜司と普通に喧嘩とかもしてたし、作られたってのに実は一番人間らしい。
エンディング分岐の前にアルセーヌがまた会おうって言ってたからずっと待ってたのに出てこねーじゃん!思ってたらホントのホントにラスト恒例の元気玉イベントの後やっとおでましだよ!!巨大ロボには巨大ロボ。って仰々しく出てきた割に攻撃が銃で自称神の頭ぶち抜くっていう案外お行儀の良い殺し方だったのが意外でした。
元気玉イベントの時や怪盗団が悪者扱いだった時の仲間以外のコープの様子とか、今回はコープの重要度がすごく増していて私個人としては仲間!!って感じしてすごく好きです。
今まであまり受け付けなかった三島のことも少しだけ…1ミクロンくらい見直しました。
怪チャンに関しては、結局のところ人間って調子良いし勝手だよねって最後まで思わせてくるツールだったと私は思っているのですがそれでもラストバトルに関しては「認知」されないと怪盗団が存在できない現状では認知度が一番わかりやすく数値化された心強い味方になっていたと感じました。
よくわからんモブの言葉よりMAX相手からの怪盗団を信じる!!って言葉が何よりも嬉しかったけどね!!!
倒した!!!!おわったーーーあとはエピローグ的なイベントとエンディングか〜〜〜〜思ってたら、
ペルソナ5の本番はラスボス撃破後だった。
何となく察してはいたんだけどモルガナは異世界の存在だからって消えていって辛いし、世界救っても報われない5主はなんなの前世で大量虐殺でもしてきたんか???
でも現実の法律にのっとれば確かに犯罪なんだよ今まで主人公たちがしてきた事って。だけどこれはあんまりだと思いました。ゲームなんだからいいじゃんこまけー事は!!というのを踏み倒していくスタイル。
クリスマスイベントの…私の場合は双葉なんですが……その時の二人の会話がとても切なかった。みんなを守る為に自分の身を差し出す5主は神か何かですか…?
翌日みんな揃って事情を聞いたあとの、竜司が自分の事みたいに怒っているのを見てすごくぐっときました。ホントまじでいいやつ…!!
そこからまたコープが生きてくるわけですよ。怪盗団たちは勿論ですがMAXの人達総出で主人公の為に動いているって描写が激アツでした。この辺で私の顔面は目から出た塩水によってボロボロです。
バレンタイン前日に狙ったかのように釈放されて良かったねえ良かったねえしてたらバレンタインイベントがまーた可愛すぎて既に顔面破壊されている私を更に殺しにかかる……ふ、双葉可愛すぎない???大丈夫?いやだいじょばない。
主双本当にありがとうございました。
最後にモルガナも帰ってきてくれて良かったよ!!
色々書いてきたけれど、純粋に面白いか面白くないかと聞かれたら面白いとしか言いようがない。骨太ゲームだと思います。序盤〜中盤が一番きついかもしれないけれど、そこを越えたらやばいくらい面白かった。
普通にファンタジー世界での話だったらあまりそこに焦点が当てられないところに今回当たっていたのもとても良かったです。主人公の前歴とか怪盗行為の問題点とか…。RPGでは珍しいかも。
アルセーヌからすぐ変更しちゃったから印象に残りにくかったけど、主人公の初期ペルソナで呪怨属性が得意っていかにもなダークヒーローっぷりというかトリックスターなだけあるな!
最後に、余談なんですがそびえる煩悩大王とちぎれた……アレ名前もどうかと思うけどPS4の画質でウネウネ動いてるの見ると完全にこれR18じゃね?って思う。
黒海苔貼らなきゃ!!!って思うのは職業病か。