はいはい。
数学ガールを読みました。

そして思う。
なんで教科書は難しく書かれているのだろう?
なんで教科書には面白味がないのだろう?

その科目を教える書が教科書であるなら、現在の教科書は役目を十分に果たしていない。
子供達の学力低下を防ぎたければ、勉強の時間を闇雲に増やすというのは間違っている。
正しい対処法は、子供達に自ら学びたいと思わせること。
中学校の社会の教科書には、ところどころドラえもんが登場したりした。
あれは子供達に教科書を読ませるための工夫だろうが、はっきり言って物足りない。
あんなので教科書を読む気にはならないだろう。
やはり、中身から変えるべき。

その点、数学ガールは面白かった。
書かれている内容は、学校で学ぶものよりもずっと難しい。
わからない数式もたくさん出てくる。
しかし、先が読みたくなるのだ。

いっそこの作者に、高校レベルの数学を使って話を書いて欲しい。
浅田次郎に日本史を書いて欲しい。
でんじろう先生に物理を書いて欲しい。


なんだか本当に欲しくなってきたな……。