3話は、ミキちゃんがまさに体当たり!!大物を横から掻っ攫ってアンフェアな部分もあるけれど、それがミキなりの戦い方…奇襲戦、そして勝ち方。

でも本当は、寮を出て行くときに泣いたりして、葛藤もあったんだよね…。でもこれが勝負!ミキちゃんも頑張れーー!って応援しちゃいました。 

 

…さて今回も、純平くん中心の感想いきます。

 

最初の場面は、予告にもあった例のシーン。

仕事帰り、酔いつぶれたナツミ嬢を彼女のマンションまで送ってきた純平くん。

これ以前の説明描写はないので推測ですが、仕事後に、純平くんはナツミ嬢に「飲みに付き合って」と誘われて、「未成年だから飲めねぇけど…」いつつ飲みに行っていた…のかな。

ナツミ嬢→純平くんのイケメンな見た目と方言丸出しの素朴な雰囲気がはじめから気に入っていて。

純平くん→相変わらずサヤとは会えず、店で優しく接してくれるのは彼女だけとかで、寂しくてつい…?
 

仕事場を離れた場所でホッと気が緩んだ純平くんは、ナツミ嬢に今銀座で働いている理由とか色々な打ち明け話をしたんじゃないかな。話し相手ができて、純粋に嬉しかったと思うし。

そして恋愛経験の突っ込んだ話はナツミ嬢が上手く聞き出したりして。でも、彼女的には、純平くんとその好きな子の言動が信じられなかったと思います。

 

(好きな子とはキスまで、これ以上はダメだって拒否!?…で、素直に引き下がったってウソでしょマジでー!)

 

でも、ちょっと空回り気味だけどお人よしで優しさ溢れる純平くんの話を聞いて、ナツミ嬢は純平くんの一途さ純粋さ健気さに、ついついキュン☆としちゃったんじゃないかな。そして、彼にこんなに想われている好きな子のことが、無償に羨ましくなった。さらに、そんな純平くんを横取りしたくなった…とかじゃないかな〜。

 

(私なら、こんな寂しい思いをさせずに、もっといろんなことをしてあげるのに)

 

…なんて考えたのか、おそらくは酔いつぶれたフリをして、確信犯的に純平くんを自分のマンションに連れ込むことに成功するナツミ嬢。当然そのまま帰ろうとする純平くんを「帰らないで」と手を取って、そのまま計画通りに素早い動作でベッドに引き込んで押し倒して、戦闘準備完了!!笑 
絶対酔っ払ってない!

 

「アタシが慰めてあげるぅ〜」ナツミ嬢@馬乗り…のあと、純平くんは心の天使の声(初めてはサヤと!)悪魔の声(流されてしまえ!)、どちらの声を聞くのだろう!?と先週からワクワクしていましたが。

 

「やめてくださいっ」と、一応言葉だけで抵抗はしたものの、結構アッサリ、年上お姉様の道先案内人に導かれ、ほぼ無抵抗のまま悪魔の声に従ってしまった純平くん でした〜!笑 

でも、予告で見たときはただただ可愛いなぁと思っていた戸惑い顔のアップ、本編を見たら違う印象になりました。

 

(これから起こること、見たぐねぇ…)

 

とでもいうように、少し悲しそうな泣きそうな顔で、ナツミ嬢の行為からそっと目を逸らしてて…、ちょっと切ない気もしました。…ごめんよ純平くん、予告見た時点で爆笑しちゃって…;;;

やっぱり健全な男の子だからしゃーないとはいえ、盛大に葛藤はあったと思うんですよね…

 

(もうサヤのことなんて忘れて、ナツミさんに慰めてもらえばいい)

 

きっと、あんまり淋しくて、一瞬そう思ってしまって、今更もう引き返せない自分に、困惑しつつ。

でも、フラッシュバックのようにサヤちゃんの顔が脳裏に浮かんで、とてつもなく後ろめたくて。

 

もちろん、純平くんは見知らぬ土地で一人きり、とても寂しくて淋しくて、誰かの体温が欲しかったのかもしれません。

でも、ただ、誰かにギュっと抱きしめられて、「純平はすごく頑張ってるよね。エライよ、絶対好きな子見つかるよ」とかって優しく言ってもらえるだけでも、ホッと癒されて満足したんじゃないかな〜とは思います。

 

…だがしかし、経験豊富なナツミ嬢のほうが、それじゃあ満足しなかった!!…というオチ。

っていうか女の子があそこまでしてるのに、男が拒否るなんてとんでもねー女の子に恥かかすなよってハナシです。だから純平くんは正常な男子的には正しい。笑

 

 

ちなみに、なんとなくふと感じたことですが。

「慰めて」ほしかったのは、本当はナツミ嬢の方なのかもしれないな…と。

 

というのは、このあとに出てくるナツミ嬢の言葉から察するに、いつも男に二股かけられる…とかで本命の女じゃないことに慣れている感じがしたのです。何故かいつも、そういう不誠実な男を好きになっちゃう…とか。

で、いつも、(だけどいつか、アタシが一番に!夢中にさせるもん)って頑張って、でも結局惨敗…みたいな、わりと男運の無い寂しい子だったのかなぁ〜って。

だから、とってもピュアで一途な純平くんの体温で、ナツミ嬢自身も慰められたかった!?…なんてことを想像したりしました。

 

 

そして、さみしんぼ同士、一応二人はお付き合いすることになったのかな?

その次の二人の場面で、親密な感じで「純平」「ナツミ」とお互い呼び捨てにしてるってことは、そうだよね。

 

でもたぶん、それはナツミ嬢が言い出したとして、やっぱり純平くんは正直に言ったとは思うんです。「ごめん。俺には好きな子がいるがら、付き合えねぇし、恋人にはなれね」って。

でも、ナツミ嬢のほうは、いつものパターンだから「それでもいいから付き合って。淋しいもの同士だもん」とかなんとか言いくるめて、“今は恋人ではないけど、純平の心変わり待ち。夜の時間は共有することもアリ。ちゃんとは付き合ってないけど少し付き合ってる…みたいな曖昧な状態”に持っていったのではないかなぁ。

 

ナツミ嬢的には、(純平の好きな子とは永遠に会えませんように)と祈りながら。

 

純平くんとしても、サヤにいつ会えるのかもわからない今の状態がひどく淋しいのと、ナツミ嬢が純平の事情を全部わかった上で、なおかつ「それで良い」と言っているわけですから、ナツミ嬢を今更突き放せないし逆らえないよなぁ〜と思います。

 

イナカッペ純情青年だった純平くんが、なんだかアッという間に都会に染まって、ある意味で男のズルイ一面も覗かせてしまって、多少切なくはあります。

…が、しかし、純平くんが都会で一人孤独でいるよりは、全然いいです。しかもそっちのほうが出番も増え(以下略)。


★またも一万字枠をはみ出たので、折りたたみます。続きはmoreからどうぞ。