もう二度とこの罪は消せない

それを許しあう者達

が集う

反逆者達の住処で

僕は生き続ける

此処では誰もが罪人

だから皆平等。

誰も互いを責めないし傷つけない。

許されない者同士が許され合う場所で

僕は生き続ける。

そこに裁きも戒めも何も無い

理解者達だけが抱き合える

素敵な国だ・・・。

皆ここから一から人生を始めるんだ。

僕もきっとその独り。

そう信じたい・・・。

だけど

本当に罪を犯してなんかいない者は

ここに居るわけにはいかない

全てが味方に思えたHOMEも次の日になればAWAYに

僕はここで生きると決めて

独り独りに理解してもらえたと思っていたのに

善と悪は一緒にはなれない。

僕は追放されてしまう。

この素敵な国から・・・。

僕が悪人だったら良かったのに・・・

何度も自分の生き様を憎んだも恨んだ…。

僕は善人なんかじゃない・・・。

でも善人と言われる以上善人でしかない・・・。

僕は又いつものこの現実へ戻るはめに・・・。

ここでは僕の理解者は・・・。

夜の月だけだ…。

人は優しいけど残酷、冷たい時もあるし

全てみんな他人だって片付けられる。心は誰にも見えないからだ

話せば変わるのに

本当はそうじゃないのに・・・。

でも気付いてあげられない・・・

みんなが平等に触れ合うのは不可能か

それで追い詰められた人間は罪を犯し各メデイアに報じられる

心のSOS 誰も気付けない時

罪は犯される…。

どうして又この現実なんだ・・・?

僕の理想郷は又何処かに行ってしまった

次の日からは又閉ざされた箱の中…。

Restart

CRYSIS HEAVENS ART　短編詩

この文章はフィクションであり全て架空のものです。

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