先日、友人に説明していたら熱くなりすぎ萌え再過熱したので、ついでにここで語っておく。
まさかの古典文学萌え。

貴方が知ってるマニアックな知識ばとん

ここでは他人に言っても「……へぇぇ(???)」って言われてしまうアニメ、小説、漫画等に関するマニアック及び言っても分かって貰えない知識を思う存分書いて貰おうというバトンです。
ではスタート

◎源氏物語宇治十帖◎

皆さんよく学校で習う源氏物語ではなく、光源氏の子,孫世代の話。
表向きは光源氏の子、実は若くして亡くなった柏木の中将の落とし胤、薫の君。自分の出生に苦悩し、常に憂を湛え「出家したい」が口癖の青年。実はモテるが、根暗でヘタレな彼は報われない恋ばかり繰り返す。
一目惚れした女(大君)に迫るが、強い拒絶の前に、夜を共にするも一晩中抱きしめただけで清い仲を貫き、やっと心が通じた時には大君に死なれてしまう。
大君に似た妹、浮舟を見つけて山荘に大事に囲うが、親友の匂宮にとられてしまう。浮舟は薫と匂宮の板挟みになり入水自殺、一命はとりとめるが出家してしまう。
結局、薫君は愛する人を手に入れることはできずに失意のまま一人生きていく…

まあ、そんな話なのですが。
光源氏の話は有名ですがこちらの薫君はマイナーなのですよね。大概、源氏物語といえば光君=プレイボーイみたいな認識で終わっちゃう。(※ちなみに光君は浮気なチャラ男ではないですよ〜全ての恋に本気なだけですから!(笑)
しかし、私はこの鬱屈として根暗でヘタレな残念な男:薫君が昔から大好きで(笑)
悪いやつじゃないんです、薫君。ただ肝心なところでツメが甘くて押しが弱いから上手くいかないの。不器用というか、なんていうか…残念な男なのです。

今腐った目でみれば、匂宮が歪んだ恋心を抱いて薫君の女を次々と奪っていく…なんて二次創作もできそうですが。
まあ純粋に可哀相すぎて薫君をなんとかしてやりたいと思わずにはいられないんですよ(笑)
なので無駄に語ってみました。


------------------
エムブロ!バトン倉庫
mblg.tv
------------------