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ルルーシュとスザク





「ねー、なんか変じゃない?」

「…確かに、あまり固まらないしちょっと写真と違う気はするな。」

「えー失敗!?まさかの!?」

「もう少し焼いてから冷やしてみよう。多分大丈夫だろ。」

「そうかなー。えー、でもなんでだろう。」

「においはすごくいいんだけどな。」

「だってレシピ見てそれ通りやったんだよ!失敗するわけなくない!?」

「まぁレシピが良くないこともたまにはあるよ。スザクがめんどくさがって粉をふるわず玉になったからってことでもなさそうだしな。」

「…君あっちで２時間ドラマ見てたと思ったら…目ざといな。」

「とりあえず冷やしてみよう。」

「あ、固まってきたかも!」

「ちょっと味見してみようか。」

「…美味しい!やっぱ失敗じゃないんだ!こんな感じなんだよ!おいしー!」

「本当だ、うまいな。」
「やっぱレシピ通りやれば失敗するわけないんだって!」

「…スザク、ここに卵が2個落ちてるんだけど?」

「…あ?!わ、忘れてたみたい…えへ」

「全く、何がレシピ通りだか!お菓子は分量が命なんだぞ?」

「まぁほら美味しいし!結果オーライってヤツ?」

「お前って本当そういう生き方だよな。羨ましいよ。」

「あはは!」




スザク＝あざみ
ルルーシュ＝姉様

みたいなことが、一昨日あった。