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知能心理学〜ビネー・シモン式の知能検査

知能を測るための知能検査としては、数種類があります。
この中で、1905年にフランスのビネーとシモンによる協力体制で作られた知能検査が、ビネー・シモン式の知能検査です。

この検査はアメリカのターマンらによって標準化され、スタンフォード・ビネー知能検査として発表されました。
日本では1925年、鈴木治太郎によって鈴木・ビネー知能検査として開発されています。

その後は田中寛一によって、田中・ビネー知能検査としても開発されています。
問題は、難しい問題とやさしい問題に分けて配列されています。

このテストについてどの程度まで正解することができたかによって、精神年齢を求めることができます。
これを生活年齢で割り、100倍した数値が知能指数と呼ばれるものです。

ただ、このテストは幼稚園から中学校までの子どもへ対して一般的な知能を測ることに適しているものの、成人ですと適していないという指摘がなされています。
そこで、成人に向いた知能検査も開発されています。

知能については、いろいろな因子が関連して構成されているという説があります。

知能心理学

知能心理学ということで、いろいろな検証を通して知覚や判断の速さ、文章理解、数の操作、記憶、言葉の使用、推理思考などにかかわる因子が存在するという説があるのです。
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