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当文芸部では年7回、部内誌を発行して作品を見せ合い、合評をしています。また、課題図書を設けて議論を交わす読書会や、他大学さんとの交流行事、合宿や学祭などのイベントもあります。 どうぞゆっくり文芸部の日常の断片をご覧下さい。
こんにちは。二回長と里見です。
こんにちは、渉外の淺野です。
今日は、8/18(土)に行われた甲南大学文学研究会主催の合同読書会についての記事になります。
今回の課題図書は夏目漱石『夢十夜』から「第一夜」、中原中也『在りし日の歌』から「幻影」でした。
二作品とも青空文庫に掲載されています。(下はURL)
夢十夜:http://www.aozora.gr.jp/cards/000148/files/799_14972.html
在りし日の歌:http://www.aozora.gr.jp/cards/000026/files/219_33152.html
第一夜については「私」の性別、アイテムとして出てくる真珠貝や苔などの持つ意味、物語をハッピーエンドと捉えるか否か等の議論がなされました。
また、作品に出てくる色に着目した見方は興味深いと思った方もおられました。
幻影では、その場にいた全員が詩を用いての読書会は初めてということで、はじめはどのような議論になるのかを不安がる空気が流れてい(るように感じ)ましたが、「ピエロ」と「私」は誰のことを指しているのかで議論が盛り上がりました。現実の作家である中也と中也の理想とする中也、中也と読者、などの意見が出ました。
また、顔つきの「やさしさう」についても諦めや嘲笑等解釈は様々でした。
甲南大学文学研究会の皆様、また、参加しておられた他大学の皆様、有意義な時間をありがとうございました。今後とも宜しくお願いいたします。
こんにちは。部長のヨアです。
地 域 | 兵庫県 |