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OB会

こんばんは。13です。
今日は別冊関学文藝合評会及び懇親会でした。
合評会へは私、部長の13と、渉外の式最盛が参加してまいりました。
こちら現役の方の部内誌とは異なり、別冊関学文藝は小説あり書評あり詩ありエッセイありと表現方法豊かな同人誌であり、合評会は私たちのものと似ているところもあれば、そうでないところもあり、勉強になりました。
また、本日はTOEICの試験日でもあったそうで、学部生の部員たちも多く受験しました。お疲れ様です。
懇親会からは副部長と編集や、さらに他のOB会員の方々なども加わり、出版の祝賀会や個別スピーチ等ありました。大先輩方からから学んだことを生かしながら、戦前から脈々70年以上続く関学文芸部の歴史をこれからも築いていきたいものです。

読み合わせ最終日

こんばんは。13です。
本日3限に、いろは6月号第1部法界号掲載の倉井塁くんの作品「タイムカプセル」と、第3部宝光号掲載の旅田暇さんの作品「ささやかな寄り道」の読み合わせを行いました。
なにやらいろいろと話すことができたようです。

一週間があっという間に終わってしまいました。そして迫り来るレポート・試験。恐ろしいですね。
しかし明日はOB会に行って参ります。別冊関学文藝の合評会にも出るので楽しみです。
暑い日が続きますが生き延びましょう。

一つになろう

こんばんは。13です。
当文芸部では、部内から作品を募り、その中から部員たちの投票で選んだ作品を関学新聞に掲載させていただいております。
そこで、掲載終了した作品及び掲載候補を公開することにしました。
今回の作品は、2011年6月の関学新聞の掲載候補となった短編作品です。



『一つになろう』  作・旅田暇


俺たち、みんな一緒だよな。な、そうだろ。もうすぐこの国が終わるらしいけど、なんてことないよな。おいお前、まさか逃げるのか? 逃げないよなあ? 俺たちみんな一緒だよな。生きるときも死ぬときも、みんな一緒なんだ。さ、今日も仕事だ。ほら、太陽が昇ってきたぞ。お前、今月のノルマ覚えてるよなあ? 大丈夫、大丈夫だって、お前一人に責任を押し付けたりはしないよ。みんなで目標を達成しよう。チーム一丸になって、出来ない事なんてありっこないのさ。何、協力してくれって? お前、それぐらい一人でやれるだろ! 協力するのと甘えるのは違うんだからな! おいそこのお前、俺の代わりにあの件の処理、頼んだぞ。おい、おい、おい。お前、一体どこへ行くつもりだ? 荷物なんかまとめて……あっ、この野郎、逃げるつもりだな。おおい、みんな聞いてくれ。こいつは一人で逃げようとしたぞ! 一人だけ生き延びようとしたんだ、なんてクソッタレなんだ。おい、こいつのブログ炎上させろ。顔写真も住所も晒して、徹底的に追い詰めてやれ。仕方ないよな、お前はそれぐらい悪いことをしたんだ。みんなが普通の生活を頑張ってしようとしている時に、一人だけ逃げようなんて……。空気読めないよな、お前。社会に適応出来てないんじゃないのか? 大体、テレビで偉い先生が大丈夫って言ってただろ。だから大丈夫なんだよ。危機管理なんて、初めっからする必要ないのさ。「危機管理は、常に最悪を想定しておくべき」なんていうのは臆病者の理屈だよ、そんなもん、根性で何とかなる。それに、テレビの先生が大丈夫って言ってるんだから大丈夫なんだよ。政府とか、そういう凄いところが俺たちには分からないところでちゃんと対処してくれてんだ。それとも何か、お前はテレビの先生より頭が良いっていうのか? お前みたいな所詮就職のためだけに大学出たような分際で、自分の考えが正しいだなんてよく思えるよな。何、外国人はみんな逃げてる? じゃあお前も外国人になればいいじゃん。なあ、みんな? こいつ今日から外国人なんだってよ。お前、今日から外国語しか喋っちゃいけないぞ。俺たち外国語分からないから、お前と会話できないなあ、残念だなあ。なあおい、お前みたいな奴がな、この国を腐らせてきたんだよ。この国はな、戦争とか貧困の時代をいつだって乗り越えてきたんだ。なんでか分かるか? みんなが一つになれたからだよ。今回だってな、一つになれば乗り越えられるに決まってるんだ。何せ今までそうだったんだからな。他の国の奴が逃げようと関係ないね、この土地で生きていけないなら死んだほうがましだ。仕事も残ってるしな。生きるためだけに逃げるなんて馬鹿らしいよ。おい、そうだろみんな? そうだよな? 反論のある奴は挙手……よし、誰もいないな。それじゃあ、今日も仕事終わりに飲みに行こうぜ。勿論全員参加するよな? あ、お前はいいよ、外国人なんだろ? いやあ、楽しいなあ。お前らと一緒に働けてよかったよ。お前らとなら死んでも悔いは無いっ。……あ? なんだよ。

 ……うるせえな、泣いてねえよ

読み合わせ4日目

こんばんは。13です。
本日放課後、いろは6月号第1部宝光号掲載の砂雀さんの短歌集「常の歌」と、同じく第1部宝光号掲載のなにがしさんの作品「真鍋探偵事務所」の読み合わせを行いました。
私の知る限りでは、和歌の合評も読み合わせも今月号の「常の歌」が初めてだったのですが、途切れることなく意見も出て、大変盛り上がりました。部員にはこれからも物怖じせずに様々なジャンルにチャレンジしてもらいたい、そしてまた、自分もそうしたいものです。
「真鍋探偵事務所」はエンターテイメント性の高いミステリーということで、楽しく読むことのできる作品でであり、なにがしさん自身も改稿を学祭出品の候補作にしたいとのことで、より良くする方法についての話が多くなったように思います。
参加された皆様、夜遅くまでお疲れ様でした!あの後ラーメンを食べに行った面々もいたようですが、私の晩御飯は家でハヤシライスでした。明日も頑張りましょう。

読み合わせ3日目

こんばんは。今日も今日とて読み合わせです。13です。
本日4限には、いろは6月号第4部蓮華号掲載の大宮冬仁くんの作品「星と気候について」と、第2部金剛号掲載のヨアさんの3つの短編からなる短編集「失われゆく感覚を慈しむためのいくつかの習作」の読み合わせを行いました。まったり楽しく作品について話し合うことができたようです。
そして放課後はお待ちかね第5部業用号掲載の式最盛くんの作品「学園治安隊 後編」の読み合わせでした。5月号に前編を掲載し、今月号での完結となりました。5月号も6月号も、第5部は一冊まるまる「学園治安隊」という大ボリュームでした。お疲れ様です。
そして明日もまた読み合わせです!がんばりましょう。
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