いよいよdocomoショップへ。



携帯ショップという場所は待たされるものである。
様々な人が様々な用件で訪れる。
半分くらいはネットの手続きで済みそうなものだろうが、その類いが不得手な人というのは多いのだ。

中には長い時間、待たされることを苦に思い
スタッフを怒鳴ったりする輩もいるようだ。

個人的な見解を述べるなら、開店から閉店まで待たせてもらいたいものだ。
Wi-Fiでネットし放題。
無料で充電も可能。
無料ドリンクも飲めたし、トイレもあった。
エアコンも効いている。
このように理想的な環境なのだ。

スタッフは迅速な仕事をしてはならない。


今回、残念というべきか、スタッフが優秀だったというべきか、待つ時間が少なかったように思う。
それでも動画サイトを利用したので1GBくらいの通信はしたのではないだろうか。
モバイル回線だったら大変なことになっている。

敵もやるもので、モバイル回線を少しでも多く使わせ客の金を落とさせなくてはならないため、効率よく裁き回転を上げようとする。
ショップでWi-Fiを使わせる時間を少しでも潰そうと、待ち時間でアンケート用紙を書くはめになった。
来店目的などを分かりやすく記述。
いわゆるセールス目的の項目についてはスルーしておいた。

やがてカウンターに案内され対話。


毎月500円ずつ、docomoに搾取されているおかげか、いくつかサービスがあるようだ。

・最大5000円で該当の箇所を修理する方法

・8100円で丸々新品にする方法

5000円で修理か、8100円で新品と交換かと考えた場合、後者のほうが得だなと後者を選択。

いわゆる
“ケータイ補償 お届けサービス”というサービスである。

新端末を自分の家に郵送してもらうことも出来るのだが、docomoショップでの受け取りにしてもらった。
不在伝票で連絡して再配送してという手続きをしなくてはならないことが目に見えていたからだ。


新端末が届くまでの間、今までのZ5も持ち帰り、代替機を出してもらうことになった。
SO-02J。
Xperia X Compactである。


以下、Z5を使用していた時と比較して気になった部分を記す。


・音はさすがのSONYというべきか、綺麗になっていたように思う。
同じイヤフォンを使用したが音が綺麗だった気がする。


・Xperia X Compact、compactということで小型化されてるのだが、それでも片手持ちの片手文字入力するには、まだ少し大きい。
キーボードの親指から最も遠い縦列に届かない。
手が大きい人ならば、ちょうど良いかもしれない。


・一番大きな違いはゲーム【バンドリ!ガールズバンドパーティ】のカクツキ具合。
通常パートのキャラのモーションでもZ5に比べて滑らかだった。
Z5では、こちらでもちょっとモッサリするところがあった。

音ゲーパートのほうでも、かなり滑らかだったように思う。
多少、カクツキがあったが、基本、Z5における【iPhoneモード】という自分が命名した、一定の速度でノーツが降ってくる、いわゆる普通にプレイできる状態であるのが当たり前という感じ。
あれ以上に滑らかに降ってきてたかも。
本当にiPhoneに近寄ってる感じだ。


今回、分かったのは
Z5とXperia X Compactで、同じように
【Androidでは音ゲーをやりにくい】とするにはレベルが違いすぎるということである。



もう少し使用感を試したかったところだが新端末のZ5は2日程度で届いた。

再度、Xperia X Compactで引き継ぎ設定をしてdocomoショップへ。
相変わらず、さほど待たされることもなかった。
Wi-Fiでネットやり放題という理想環境を短時間で壊されてしまった。


新端末は当たり前だが、今までのZ5と同じ外見をしていた。
色も以前と同じだ。

料金はdポイントを全て使い、残りの5000円ほどは来月の携帯代に足されるそうだ。
そんなわけで、この場での支払いは無かった。
個人的には、引き落とされるまで新端末だけを受け取り支払いをしていない、まるで借金しているかのように感じてしまい酷く不快だ。
可能であれば、docomoショップで支払いたかった。


電話帳や端末内の画像などは移行してくれるそうだ。
電話帳についてはクラウド経由で戻せるため、必要ないのだが……。
画像のほうは既に移行済み。
残っているのはダミーの一般的な画像だけである。


アプリの移行は出来ないとのこと。
そのくらいも出来ないのかと呆れた。

ここで移行する予定のアプリについて考えた。

プリパズ → 引き継ぎコード取得で移行問題なし

キュアパズ → 同上

バンドリ!ガールズバンドパーティ → 同上

ディシディアFFオペラオムニア → 所定の方法で引き継ぎ可能

うたの☆プリンスさまっ♪ Shining Live → 同上

ポケモンGO → 同上


画像加工や文章作成アプリ、スケジュールアプリといったツール系にしても問題ない。


唯一の問題が
《ねこあつめ》というアプリである。
これには公式の引き継ぎ方法というものが存在しない。
これを引き継ぐにはPCを繋いで、Heriumというバックアップアプリで引き継ぐ。
かつて、使用していたスマホZ1からZ5に機種変更した際も同様の方法を使用した。


その程度のこともdocomoショップはやってくれない。
《ねこあつめ》をやっている人は留意していただけると幸いである。
自分のようにグッズを全て買った上で、260000にぼし、5400金にぼしが余っており、最初からやり直し、現状を再現するのに途方もない時間がかかる場合ならば尚更だ。


代替機から新端末に移行し代替機のXperia X Compactは返した。

今まで使っていたほうのZ5はそこで渡さず。
再び持って帰り、後日、来店することとなった。
移行のためである。
実家に用もあったので、一度、実家に行き、そこでPCを使い、ねこあつめの移行をすることにした。
作業自体はすぐに終わった。


2日後に今まで使っていたほうのZ5を届けた。
これで後は料金が引き落とされ終わりである。

現在は、新しくなったZ5を過去のような使いやすい設定に戻している。
だいぶ戻った気がする。


とはいえ、静止画といったデータの中には
交流も途切れ、完全な過去となったものでも、以前はmicroSDに保存して、なんだか消すのがもったいと思ったものもあったのだが、この度、圧縮してHDDに移動した。
データ量にすれば数MB程度だろうか。
スマホ本体はおろか、microSDのほうにすら留まる資格を失ったデータ達である。
これはバックアップというよりは削除に近いニュアンスだ。

いつか、解凍される時は来るだろうか。
あるいは新しい過去のデータによって完全に消されるてしまうだろうか。

とりあえず、今も途切れずに繋がり続ける“現在”というものものを大切にしたいものである。
過去は、現在になり得ない。
過去はその名の通り、過ぎ去ったものなのだ。

願わくは今も繋がる絆は、どれ1つ、“過去形”にならぬよう。
また自分が“過去形”にされぬことのないように。









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