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熟女風俗「おかあさん」代表「社会福祉で仕事してるわけじゃない」在籍女性の実像語る

シングルマザーの貧困について考えるイベント「シングルマザーの貧困と性風俗〜熟女風俗店の現場から考える〜」(主催:一般社団法人ホワイトハンズ)が7月18日、東京都内で開かれた。

イベントには、シングルマザーを支援するNPO法人「しんぐるまざぁず・ふぉーらむ」理事長の赤石千衣子さんと、中高年シングルマザーも働く熟女風俗店「おかあさん」グループ代表の齋藤明典さんが登壇し、現状と課題を語った。

●在籍女性は40歳以上、最高齢は72歳

齋藤さんが代表を務める熟女風俗店「おかあさん」は、2009年に東京・池袋に第1号店ができ、現在、都内や関西に全9店舗を構える。在籍女性は40代、50代、60代が中心で、最高齢は72歳。基本的に、40歳未満は採用しないという。

「おかあさん」で働く女性たちは、なぜ風俗業界の門を叩いたのか。齋藤さんによると、面接に来る女性の6割は離婚歴があり、3割は既婚で夫と同居している人、残りの1割は結婚した経験がない人だという。9割がネット経由の応募で、風俗業界で初めて働く人も少なくないそうだ。

「基本的にはみんな困難を抱えています。今まで500人くらいを面接してきましたが、その中には、離婚のための費用を貯めたい人や、夫の収入が減ったけれどローンがまだ残っている人、シングルの場合は、子どもの学費や両親の介護にお金が必要という人がいました。夫の両親の介護をするために今の仕事を辞めるけれど、お金が欲しいので空いた時間に働きたい、という人もいます」

面接では、1人につき3時間かけてじっくり話を聞く。まず「家賃、光熱費、携帯代、食費、負債」の5項目について聞き、どのようにお金を管理し、どのような目的で働きたいと思っているのかを把握するのだという。次に聞くのは歯や肌の状態、そして常用薬や持病、過去の心療内科の経験だ。

「心療内科は、店を始めて半年くらいで、女性が出勤しない原因の多くが精神疾患だと分かってきたので、項目に入れました。やはり最初は隠して、薬を飲んで面接に来るので普通に見えるんです。しかし入店してから、精神状態の波が大きくて接客に行ってもらえないようなこともあったので、最初から聞いておこうと」

このような事情を聞いた上で採用を見送るケースは、統合失調症の人や歯がない人、いれずみがある人などに限定し、基本的には全員採用する方針だという。

●債務整理を手助けしたことも

齋藤さんが6年前に計算したところによると、在籍女性1人当たりの月収は平均19万円。待機時間は1日平均5.6時間で、出勤は月20日前後だという。

「月収はあくまで平均値。20日出勤で月収50万円の子も80万円の子もいますが、平均すると20万円前後ということです。面接で、生活費が月最低12万円程度の子だと、20万円稼げれば5万円貯金して、残りの3万円でいい物を食べられます。

50万円稼げる子を沢山作ろうとは考えていません。1人で生活しているなら、20万円くらいで生活できるレベルでいかないと、どこかで無理が出て、精神的にも肉体的にも破綻してすぐゼロになってしまいます」

齋藤さんは、経済的に困難を抱えている在籍女性に対して、過去には債務整理の手助けをしてきた経験がある。現在は、池袋店の待機部屋で、弁護士や臨床心理士などによる無料の生活・法律相談も実施しているが、齋藤さんはあくまでも「社会福祉でこの仕事をしているわけではない」「債務整理や家賃の交渉をしたのは、結局、女性が出勤しないから」と語る。

「在籍数は増えたけど、(店に)来ない子も増え始めた時に、結局、家庭の中に何かしら問題があることが分かってきた。じゃあその問題を解決しようとすることが、自然とこういう活動に結びついたということです」

●「貧困というキーワードは付けたくない」

ここ数年ほどの間で、「女性の貧困」がメディアでクローズアップされる中、風俗業界は貧困に苦しむ女性のセーフティネット(安全網)とも言われてきた。齋藤さんは、風俗業界をメディアを通じて伝えるにあたり、「貧困というキーワードは本当はつけたくない。実際、シングルマザーが全員貧困というわけではないし、この業界に入る人も全員が貧困ではありません」と語る。一方で、「風俗はセーフティネットなのか?」という問いに対しては、次のように答えた。

「運営する側が偉そうに言うことではないですが...。女性を助けているという気は全くなくて、自分たちも生活するために仕事をしているので。しかし結果的に、『どう考えてもこの仕事がなければ...』という人を沢山見てきました。大晦日、皆がこたつでみかんを食べている夕方に、歌舞伎町に1人ぼっちで面接に来る人もいる。そういう人を見ると、やっぱり必要だと思いますね」

本当にもう大丈夫? 改正されても謎が残る「風俗営業法」

<相次いだクラブ摘発からダンス業界による署名活動が行われ、ついに先月、改正風営法が施行された。これでオールナイトのクラブ営業もOK。しかし、「遊興」「接待」というあいまいな言葉が残っており、たとえばスポーツバーが罪に問われる可能性もゼロではない>

客にダンスを踊らせる商売が、犯罪に問われた

 2012年4月、大阪・梅田の「NOON」というクラブが、風俗営業法(風営法)違反の容疑で摘発された。代表ら8人が逮捕・勾留されたのである。なぜ捕まったのか。客にダンスをさせていたからだ。

 男女が混在する場所で一緒に踊る行為は「善良の風俗と正常な風俗環境の保持」(風俗営業法1条)に反するいかがわしいものであり、社交ダンスホールやクラブなど、客に踊らせる場を提供する商売は「風俗営業」とされていたのだ。これは戦前や昭和の話ではない。

【参考記事】震災1週間で営業再開、東北の風俗嬢たちの物語

「NOON」の経営者は「客にダンスをさせるナイトクラブ営業」として、当局から風俗営業の許可を取ることはできた。しかし、風俗営業としてしまうと、深夜の営業が許されなくなる。オールナイト営業をしたかった「NOON」は、風俗営業としての許可をとらず、一般的な飲食店が音楽を流し、その音楽に合わせて「客が勝手に踊っているだけ」というスタンスを取ることにした。その点は、他のオールナイト営業クラブも同様だった。

 その後、「NOON」の経営者については、風営法違反の罪で起訴されたが、最終的には今年6月初旬、最高裁で無罪が確定している。店が客に「善良の風俗」を乱すようなダンスをさせていたことを検察が立証できなかったからだ。警察が入った当時、店にいた20人ほどの客は、音楽に合わせて普通に踊っていたという。

 本来であれば、もう一歩踏み込み、司法の責任で憲法判断を行ってもよかった。「客にダンスをさせるナイトクラブ営業」を規制する風営法の一部の条文は、国民の経済活動の自由や、国民が音楽に合わせて踊って楽しむ幸福追求権を不当に侵害するものであり、憲法違反で無効だ......と言いわたすことも可能だったはずだ。

 ここ数年、風営法違反でのクラブの摘発が相次いだため、風営法の改正に向けて、ダンス業界が動き出すことになった。改正に賛同する約15万筆の署名を集めたものが、請願の形で国会へ届けられ、2013年には、党派を超えた政治家が集結して「ダンス文化推進議員連盟」が発足した。

 そうして、2015年に改正風俗営業法が可決・成立し、今年6月23日、ついに施行された。「客にダンスをさせるナイトクラブ営業」が、めでたく「風俗営業」から外れたのだ。店内の明るさが10ルクス以上(上映前後の映画館ぐらいの明るさ以上)など「特定遊興飲食店営業」としての条件を満たせば、クラブは合法でオールナイト営業も可能になった。



風営法のあいまいキーワード1「遊興」

 とはいえ、これで「めでたし、めでたし」とはいかず、新たな問題が浮上している。今回の改正で新たに設けられた「特定遊興飲食店営業」の「遊興」の定義があいまいだと言われているからだ。そのあいまいさは、「ダンス」の定義のあいまいさを確実に上回る。

 警察庁は、店側の積極的な働きかけで「客が遊び興じる」ことを、営利的・継続的に実施する飲食店営業を指すものとしている。バンドの生演奏やダンスショー、演芸などを客に披露する「鑑賞型の遊興」と、ダンスやカラオケ、ゲーム、スポーツ応援などができる場を客に提供する「参加型の遊興」の2カテゴリーに分類している。

 では、スポーツバーはどうなるのか。警察庁は、パブリックコメントにおいて「スポーツ等の映像を不特定の客に見せる深夜酒類提供飲食店営業のバー等において、平素は客に遊興をさせていないものの、特に人々の関心の高い試合等が行われるときに、反復継続の意思を持たずに短時間に限って深夜に客に遊興をさせたような場合」「1晩だけに限って行われる単発の催し」「繰り返し開催される催しであっても、6カ月以上に1回の割合で、1回につき1晩のみ開催される催し」は、「遊興」にあたらずOKだという基準を発表している。

 たとえば、サッカー・ワールドカップや野球のワールド・ベースボール・クラシックなどの日本代表戦が行われる日だけ、店側が観戦イベントとして演出し、試合を上映して応援させることはOKだが、オリンピックや世界選手権の試合などを日々継続的に上映して応援させることはNGなのか。NGだとしたら、いったいどこに問題があるのか。

 音楽ライブハウスや野外フェスなどで、飲食を提供する深夜営業を行う場合は、「特定遊興飲食店営業」の許可を取らなければならない。たとえ近隣に住宅地などがなく、騒音問題が発生しないとしても、「善良の風俗と正常な風俗環境の保持」を保てないからだ。

風営法のあいまいキーワード2「接待」

「風俗営業」の定義で、「遊興」の意味も不明確だが、もともと、「接待」の意味もボンヤリしていると、かねてより指摘されてきた。2条3項で「この法律において『接待』とは、歓楽的雰囲気を醸し出す方法により客をもてなすことをいう」と定義されているが、いったい「歓楽的雰囲気を醸し出す方法」とは何なのか。

 客の横に座って、お酌をしたり、身体を密着させるキャバクラやホストクラブのような業態が「接待」付きの「風俗営業」であるのは理解できる。では、スナックやガールズバーはどうなのだろう。



 一般には、特定の客と会話し続けたり、特定の客にカラオケを歌うよう勧誘し、曲に合わせて手拍子を叩いたり、客の歌声を褒めたり、客の口元に食べ物を持ってきて「あ〜ん」で食べさせたり、王様ゲームやジェンガなどの遊戯に客と一緒に興じたりすることなども「接待」にあたるとされている。もしかすると、同じスナックやガールズバーと呼ばれる業態でも、風俗営業として届けなければマズい店とそうでない店があるのかもしれない(※個人的には詳しく知りませんが)。

 いずれにせよ、風俗営業法のような刑罰付きの条文が、あいまいであってはならない。警察から見て「なんとなく歓楽的」「色っぽい感じだから」など、薄味の理由で摘発されてはたまらない。

 何が違法で何が合法なのか、その境界がハッキリと線引きされていて初めて、店は積極的に顧客の喜ぶことを追求し、自由に創意工夫を重ねながら営業していけるのではないだろうか。

 風俗営業に限った話ではないが、人々に楽しみを提供し、テンションを上げてくれるビジネスが、もっともっと増えていかなければ、日本経済は回っていかないだろう。

震災1週間で営業再開、東北の風俗嬢たちの物語

『震災風俗嬢』(小野一光著、太田出版)は、2011年3月11日に起こった東日本大震災の被災地で生きる複数の風俗嬢を、5年間にわたって追い続けた作品。著者は、"戦場から風俗まで"をテーマに活動を続けてきたノンフィクションライターである。つまりは人が入り込まない場所へも切り込んでいくタイプだといえるわけで、その行動力は本書においても存分に発揮されている。

 風俗嬢の半生やプロセスに焦点を当てたノンフィクションなら過去にも存在したが、震災を切り口にしているという点において、"この著者でなくてはできないこと"を形にしているといえるだろう。

「こないだね、北上(きたかみ)のデリ(デリバリーヘルス)で遊ぼうとしたらね、やって来たのが沿岸に実家がある十九歳の学生の子だったのよ。大船渡だっけかな。家族は全員無事らしいけど、家が流されたうえに、お父さんが勤め先を流されて仕事を失ったらしぐって......。それでまだ小さい弟と妹がいるもんだから、家計を助けるため北上さ出てきて働き始めたんだって。いやもう、なんか気まずかったぁ」(18ページより)

 震災直後から単独で被災地に入り、各地で取材を続けていた著者は、岩手県北上市のバーで、顔見知りになった男性客からそんな話を聞く。「することはしたけど」というひとことには苦笑してしまったが、ともあれわずか5行しかない男性の言葉にはかなりのインパクトがあり、この時点でぐいっと心を引っぱられた。震災については多くの方が命を落としたという事実にばかり目が行っていたが、たしかにそういうことがあってもおかしくないのだ。

 しかしその衝撃は、長らく風俗嬢のインタビューを続けてきた著者にとってもショッキングな出来事だったようだ。あの混乱のなか、やはり「風俗産業についてまでは考えが及ばなかった」というのだ。だが結果的には、それが本書を生み出すきっかけとなる。以後の著者は他の仕事の合間を縫い、東北各地を動き回りはじめた。

【参考記事】<震災から5年・被災者は今(1)> 義母と補償金を親族に奪われて
【参考記事】被災者の本音、女性が抱える避難所ストレス

 重要なポイントは、誰かに取材を頼まれたわけではないということである。あくまで自主的な判断に基づく行動であり、だから取材を続けつつ、同時に掲載媒体を探す作業にも追われることになる。

 私は同業者なのでなんとなくわかるが、それは決して楽な作業ではない。風俗であろうが芸能であろうがジャンルにかかわらず、取材をする場合には緻密な気配りが必要とされるからだ。



 端的にいえば、関わるすべての人間の要求に応える必要があるということ。提灯記事を書くという意味ではない。その取材をすることによって、誰かがいわれのない苦痛やリスクを背負うとしたら、それはフェアではないということだ。たとえば本書の取材に関していうと、「掲載する価値」を求める媒体、取材対象としての風俗嬢を斡旋するかわりに(記事広告的な)見返りを求める風俗業者、そして震災で受けた心の傷を開かざるを得なくなる風俗嬢と、三者三様の思いを満たす必要があるわけである。でないと、取材自体が成り立たなくなる恐れがあるのだから。

 事実、取材は最初の段階から頓挫することになる。一般客を装ってデリヘル嬢を呼んで(プレイなしで)話を聞き、以後の取材の約束も取りつけるものの、直前になって「ちいさな町のことなので、目立つことはしたくない」と断られてしまうのである。

【参考記事】路上生活・借金・離婚・癌......ものを書くことが彼女を救った

 いわれてみれば当然のことではあるだろう。また、震災から1カ月も経てば出版社側の状況も変化してくるようで、「震災関連で」と企画を持ち込んでも「震災関連は最近ちょっと企画の通りが悪くなってるんですけど、どんなやつでしょう」と消極的な返事が返ってきたりする。しかしそれでも著者は、以後もさまざまなルートに話をし、粘り強くコネクションをつくって取材を続けていく。そしてそのかいあって、風俗店オーナーとのコネクションを得、数人の風俗嬢にインタビューできることになる。

 震災から1週間後に数件のデリヘルが営業を始めていたという事実には驚かされるし、それ以前に、地震と津波の被害に遭っていながら風俗を利用する人がいるということ自体に驚く。ここに登場するチャコさんという20代女性の話によると、相手にした客のほとんどが、なんらかのかたちで地震と津波の被害に遭っていたというのである。にもかかわらず、なぜ風俗を利用するのか? その答えは、以後の会話のなかにあった。

「家を流されたり、仕事を失ったり。それでこれから関東に出稼ぎに行くという人もいました。あと、家族を亡くしたという人もいましたね」
「えっ、そんな状況で風俗に?」
 思わず声に出していた。だが彼女は表情を変えずに続ける。
「そんな場合じゃないことは、本人もわかっていたと思いますよ。ただ、その人は『どうしていいかわからない。人肌に触れないと正気でいられない』って話してました」
「いくつくらいの人ですか?」
「三十代後半の人です。子供と奥さんと両親が津波に流されて、長男と次男は助かったらしいんですけど、いちばん下の男の子と奥さん、あと両親が亡くなったそうです。(中略)その人はプレイのあとで添い寝をしてほしいと言ってきたので、そうしてあげました」(41〜42ページより)

 この発言について著者は「言葉を失った」と記しているが、まったくの同感だ。正直なところ考えたことすらなかったが、たしかにそんなとき、人肌に触れることには大きな意味があるのかもしれない。



 そして事実、お客さんは総じて震災前よりもやさしくなったのだという。以前はガツガツしている人が多かったのに、元気がないというか、ふんわりした人が増えたというのだ。そんなところからも、ひとりひとりがそれぞれの傷を負っていることが想像できる。だとしたら、「デリヘルを呼ぶ間だけは楽しみたい」と思ったとしても、それは責められるべきではないだろう。

 しかし当然のことながら、それはデリヘルに連絡してくる客の側だけの問題ではない。先の19歳の学生の例がそうであるように、風俗嬢もまた被害者なのだ。

「もう人生観が百八十度変わりました。友達は一緒に連れて逃げようとしていた子供を、津波に呑まれて亡くしちゃうし......」(54ページより)

 2011年5月の取材でこう語っていた26歳の主婦、アヤさんは、翌年の取材時にはこのように語っている。

「なんか五月の終わり頃から、人がいっぱいいる場所に行くと息苦しくなったりというのがあったんですね。あと、車の運転中にめまいがしたり、いきなり涙が出てきて止まらなくなったりもしてたんです。それである日、夫に『なんか変だ』って言われたんですよ。私がテレビの前でなにもせずボーッとしていたらしいんです。放心状態みたいな感じだったって......」(99〜100ページより)

 どう考えてもPTSDの症状であるだけに、その言葉は心を深くえぐった。間違いなく彼女たちも被害者なのだ。そこが、本書における重要なポイントである。

 しかしそのいっぽう、「ああ、この人はだめだな」と感じざるを得ないような風俗嬢が本書に出てくることも否めない。とはいえ、それは余計なお世話というもので、たとえ震災からなにも学んでいないように見えたとしても、相応の"なにか"を背負っているであろうことは事実なのだ。だからこそ読者であるわれわれは、彼女たちが言葉にし切れなかった思いをも、行間から感じ取る必要があるのではないだろうか?

「みかじめ料脅し取られた」 暴力団会長に賠償求め提訴

指定暴力団共政会傘下の組長や組員に「みかじめ料」を脅し取られたなどとして、広島市内の風俗店経営者ら3人と運営会社が、共政会会長の守屋輯(あつむ)受刑者(73)ら4人を相手取り、脅し取られた現金や慰謝料など計約2200万円の賠償を求めて広島地裁に提訴した。

 提訴は9日付。2008年施行の改正暴力団対策法は、傘下の組員らのみかじめ料の徴収について組トップの使用者責任を問えると定めている。弁護団によると、みかじめ料を巡って組トップの責任を問い、賠償を求める訴訟は異例という。弁護団は「表面化しにくい問題で、請求が認められれば抑止効果になる」としている。

 弁護団によると、原告らは12年12月ごろから共政会傘下の組長らからみかじめ料を要求された。応じなかった原告は、店の従業員の送迎車を追い回されたり、バットのようなもので壊されたりした。60万円を脅し取られた原告もいる。このため、車の修理代やみかじめ料のほか、恐怖心への慰謝料などとして、1人約650万円〜約890万円の支払いを求めた。

 組長らは、県警に恐喝容疑で逮捕され、現在、組織犯罪処罰法違反の罪で公判が続いている。

多額借金…女性を殺害か 風俗店店長を逮捕

広島県尾道市内の雑木林に女性の遺体を捨てたとして、知人で風俗店店長の男が逮捕された。男は殺害も認めているという。

 死体遺棄の疑いで逮捕されたのは広島県福山市の風俗店店長・廣保雄一容疑者(37)。調べによると廣保容疑者は今年1月、尾道市内の雑木林に福山市の無職・大橋愛姫さん(39)の遺体を遺棄した疑いがもたれている。遺体はプラスチックの箱にいれられていた。

 先月、大橋さんの兄が「1月6日から妹が子どもを残したまま行方不明になっている」と警察に相談。警察が大橋さんの知人の廣保容疑者を調べたところ、容疑を認めたため逮捕した。

 捜査関係者によると、廣保容疑者は大橋さんに数百万円の借金があり、殺害についても認めているという。
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