幼馴染♂ U-2

優子

年が明けたらにゃんにゃんと二人暮らしイコール同棲♪

やりたい放題ぜぇー⊂^⌒⊃_д_)⊃

この想いだけで辛いリハビリも頑張れる気がしてきた

佐江!グッジョブ(-∀-`)

ゆき姉が妊娠してなかったら家の話もまだまだだっただろうし
にゃんにゃんと同棲なんて出来なかったかもしれないからね

三ヶ月ほどだけど嬉しすぎる

冬休みには治療の為に温泉にも行かなきゃだし

はぁー・・・楽しみでしかないぜ


「篠田君最近叫ばなくなったわね」

「当たり前♪、俺は男だからな<`ヘ´>」

「機嫌もいい事だし明日から歩く練習をしましょうね」

「うえっ・・もう、歩くのか?」

「そうよ、男なんでしょ出来るわよね(笑)」

「お、おう、当たり前ぜ(汗)」

一昨日立てたところなのにもう歩くのか(汗)
本当はめっちゃ痛いのに・・・・
我慢できるのか優子!
うう・・やだなー・・・リハビリヤダ・・・

明日の事を考えてブルーになってたら

「あれーなんか元気ない感じ?」

「にゃんにゃん・・・・」

「なんかあった?」

「・・・・・・何でもない・・・」

「ふーん・・・
あ、今日ね帰りに不動産屋さん寄って来たよ」

「で、いいとこあった?」

「うーん二部屋欲しかったけど家賃高いから
広めのワンルーム探してたら丁度いい物件があって
仮契約してきちゃった(бвб) 」

「は、早くねえ?」

「どうせご飯食べて寝るだけだし
最低限の荷物置ければいいでしょ」

「そうだけど二人分だぜ」

「優ちゃんの服は三着ぐらいをローテーすればいいし
陽菜の服も週一で取に行けばいいかなって」

「まじか(汗)」

「どうせジャージじゃん」

「そうだけどさー休みに出かけたりとか・・・」

「そんなことしてたらばれちゃうでしょ」

「うう・・そうだけど・・・」

「部屋でウックリしよう(бвб) 」

うっくりは出来ないかもだけどな(-∀-`) デヘヘ

「・・・・今変な事考えてたでしょ(怒)」

「うえ?そ、そんな事ないぜ(汗)」

「どうだか、
陽菜は12月からそこに住むから優ちゃんは年が明けたらおいで」

「えぇーなんでだよ、俺も12月から住む!」

「だーめ、一か月だけでも一人暮らししたいもん」

「じゃー冬休み入るまで我慢するから」

「年末年始は家に帰るよ(бвб) 」

「じゃーじゃー温泉はいつ行く?」

「あぁー・・・敷金とかでお金いるから
今回は無理かも(汗)」

「な、なんでだよ約束したじゃないか
治療も兼ねて温泉行こうって(怒)」

「仕方ないじゃん家賃も払わなきゃいけないんだよ
あっちゃんはみなみと半分ずつ出し合うって言ってたけど
陽菜は一人で出さないといけないんだから」

「っ・・・ごめん・・・」

「あ・・・別に出すのが嫌で
言ってるわけじゃないから・・・ごめん」

「俺もお年玉貰ったら少しだけど出す」

「いいよ、中学生からお金を貰えるわけないじゃん」

「くっ・・・」

何で俺は中学生なんだよ・・・
陽菜の負担でしかないじゃんか・・・
何にも考えず浮かれてた俺ってやっぱガキじゃん

自分の不甲斐なさが悔しくて唇をかみしめ
俯いてギュッときつく手を握り締めていると

ベットが軋みにゃんにゃんが優しく抱きしめてくれて

「優ちゃんがサッカー選手になって
大金貰えるようになったら全部出してもらうんだから
頑張って早く治してよね」

コクコク頷くと

「陽菜を養ってくれるんでしょ?」

「うん、何でも好きなもの買ってやるぜ」

「じゃー今はそれまでの先行投資と思っとくから
倍以上にして返してよ(笑)」

「100倍返ししてやるよ(笑)」

「フフフ楽しみ〜(бвб) 」

やっぱりにゃんにゃんは最高の嫁だと思う
俺にはもったいないぐらいに・・・・

早く治さなきゃいけないから歩行訓練も頑張った
痛くて涙流れてても笑ってたら

「キモイ!」

て言われた

いいもん陽菜の為に頑張ってんだから

絶対16歳でプロになってやる
それで陽菜を養って結婚前に子供作って・・・デヘヘ(´-∀-)

「きもいって!」

幼馴染♂ U-1

陽菜

優ちゃんの手術の次の日の夜
二家族の緊急会議が開かれた

と、言っても決まった事の報告会だったんだけどね

佐江とゆきりんの挙式は佐江のシーズンオフである
12月8日に決まり子供が生まれる前までに
新しい家を完成させたいとかで
年が明け仕事始めにすぐ着工するらしい

だからそれぞれ住むところをすぐ探すように言われた

一人暮らしを一度はしてみたかったから丁度よかったかも

あっちゃんとみなみがこそこそ話をしていて
お母さん達に

「二人で一緒に住む!」

て宣言した、もちろんあっちゃんがだけど(笑)

就職先は別々になるけどあっちゃんの会社の近くを
探すみたい

ゆきりんは今の病院を退職し
家が完成するまで佐江のワンルームマンションに
一緒に住み料理教室とかに通うんだって

麻里ちゃんはもちろんお兄ちゃんの所に戻るみたい

「優ちゃんはどうするの?」

おばさんに聞いてみる

「おばさん達は病院の近くに借りようと思ってるから
そこで一緒に住まわせるわよ
毎日リハビリに通うのも便利だしね」

「でも、学校には遠くなりませんか?」

「そうね・・・・自転車で通わせようかしら
雨の日は送らないといけないわね」

そうなったら学校でしか逢えないけど・・・
少しの我慢だもんね・・・・


「て言う風に決まったの(бвб) 」

「ヤダヤダヤダ!何勝手に決めてんだよ
俺の気持ちは無視かよ(怒)」

「仕方ないでしょ中学生なんだから」

「うう・・にゃんにゃんは毎日キスできなくてもいいのか!」

「三ヶ月くらいの辛抱だから我慢しなさい」

「くっ・・・・学校でする」

「だめに決まってるでしょ(怒)」

「保健室の鍵閉めてしたらばれないって」

「モラルの問題です(бвб) 」

「固い事言うなよ・・じゃーさ毎日にゃんにゃんとこに
寄ってご飯食べてから帰る(´-∀-)」

「リハビリに行かないとでしょ」

「・・・・・だって父ちゃんも母ちゃんも
夜勤で居ない時多いし・・・・
俺一人でご飯食べて一人で寝るんだぞ・・・」

「・・・・もしかして怖いとか(笑)」

「こ、こ、怖くなんかないやい(汗)」

「ふっ・・・怖いんだ(бвб) 」

「うるせー・・・(汗)
だって今まで一人で家にいる事なんて無かったから・・
必ずみなみが居たし、もし誰もいなくても秋元家に行けば
絶対おばさんがいたから・・・」

そう言えば練習から帰って来て自分の家に帰らず
直接うちにご飯食べに来てた時って
家に誰もいない感じだったもんね・・・

「・・・・一緒に住む?」

「誰と?」

「陽菜と(бвб) 」

「が、が、学校はいいのかよ(汗)」

「ばれない様に校区外に借りる
でも、行きも帰りもバラバラに行かないとだし
誰にも言ったらだめだからね」

目をキラキラさせて首がもげるんじゃないかってくらい
立てに振ってる優ちゃん・・・

リハビリにも通わせないといけないし・・・
おばさんにも言わなきゃ
もう、大変じゃん(汗)

はぁ・・・やっぱり一人暮らしは無理だったか



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