今まで自分がやってきたことや見てきたもの、大事にしてきたもの、好きだったもの。そういうものを振り返ったときに、いろんな貯金ができてたなあって思う。
ピアノをかじって、バレーをやり、トランペットも吹いたし、副会長とかもやって、作文やらポスターやらでそれなりに賞とかもらって、高校ではバンドを好きになって、本を読むのも好きだし絵本も好き。根っからのオタクだから漫画もアニメも好きで、海外ドラマを見たり日本のドラマも普通に好きだし。ぜんぜん書かなくなったけど小説とツイッターで世界が広がって。リリと出会ってお茶やキャンドルや本に触れる生活を大事に思えるようになった。アロマも好きだし、食器も好き。さかもっちゃんと知り合ってサブカルチャーと自意識とマイノリティーについて考えるようになった。3月のライオンで将棋も好きになった。BUMPを改めて好きになってライブに行くようになって、それは杉沼さんと別れなきゃぜったいに行かなかった。仕事を通して、教育や家庭や両親について考えるようになった。英単語やら古文単語やら、勉強に限界も年齢制限もない。
始めたいものとして、パソコンの勉強と、習字かな、写経をやってみたい気がする。楽しそう。
何がきっかけになるのかわからないものなんだなー。

ひとりでも時間が潰せる、世界がたくさんあるってことは、なんて楽しいことなんだろう。そして、底がないってことが魅力に直結するなんて思いもしなかった。知らないことがたくさんあって、そこに対して勉強したい、学びたいと思えることはなんてしあわせなことなんだろう。

飽きてもいいから、すぐに辞めたってかまわないから、その場で試してみようとかやってみようってなれる自分の性格が好きだ。そう育ててくれた両親が好きだ。

自分のことを出すのは、ちょっとずつでいい。それもお母さんが教えてくれたこと。女のひとは、内緒があった方が良い。当たり前だけど、ぜんぶを出す必要がないんだわ。見せてない一面がたくさんあっていい。そう思う。
賢いひとは、それを表に出さない。いままで好きになった上司だってそうだった。お母さんみたいな女の人になりたい。本が好きで、おしゃれに対してちゃんと知ってて、太ってなくて、ホンモノに触れることを大事にしてくれる。ねこが好きで、子どもに価値観を押しつけない。そういう大人になりたい。逃げ恥のゆりちゃんみたいな大人になれたらいいのになと思う。格好良くいきるとかじゃなくて、老いに対する考え方とか。