1224○。こねこねしてみる
ぺぺの仕事先アウトレット内の
アクセサリー専門店なんですが
Xmasまじはぜろよ…な忙しさです
スタッフルームにいる他の店の店員さんが
暇だねーって言ってるのが
憎いです、ぺぺです。

ペペ疲れちゃうと黙っちゃったり
ちょっと言葉の抑揚がなくなったり
してしまうのです、ほんとちょっとね。

宮「なんかてきとーだな」
ぺ「ちゃうよ!ちゃんと答えてる、聞いてたよ」
宮「ねなよ」
ぺ「えー…うーううーん」
宮「うーんじゃなくてさ、抑揚なくなるくらい疲れてるんだなってわかるから話すの辛いよ、すげえイライラする」
ぺ「ごめんなさい…」
宮「いや、俺こそごめん…」
ぺ「うー……あのさ、あのさあ」
宮「……」
ぺ「もうちょっとだけ、起きてたらだめかなあ…」
宮「寝なくていいのか」
ぺ「平気やから…わがままごめんなさい」
宮「わがままではないけどさあ…うーんそっかあ、そんなにかあ」
ぺ「話せんかったら寂しい…」
宮「俺だってさみしいよ」
ぺ「近くにおったらなあ…」
宮「でも近くにいないから見える部分があると思うし、無理に近くにいるのは違うだろ」
ぺ「うん…」
宮「俺さ、お前がそのまま帰ってこないんじゃないかと思うよ」
ぺ「なんで?帰るよ?何か死ぬ人みたいな言い方やなあ」
宮「そうじゃなくてさ、なんか、そのままどっか行っちゃいそうで、俺からすり抜けて行きそうで怖いよ」
ぺ「行かないよ、帰るよ、宮井がいなかったらもう、しんどいもん」
宮「本当…?」
ぺ「うん、本当だよ。私はさあ、やるかやらんか極端だから。やらんで家にいるとニートだし。今はさ、先のこと考えたらちゃんとせないかんって、宮井のお陰でちゃんと働けるんよ、それによって宮井にしんどい思いさせるんは申し訳ないんやけども…」
宮「そっかあ…いい子だなあお前は」

宮井はよく私にいい子だっていうけど
本当のいい子は、宮井にそんな不安な思い
させたりしないと思うんだ。

ぺ「いらいらもさせるやろし」
宮「言っとくけど、いらいらしない相手なんて存在しないでしょ、それこそ自分自身と付き合うしかない、でもそんなんありえないし。お前だって俺にいらいらしたりするときがあるだろ」
ぺ「直接的にいらいらはないよ」
宮「いやなとことかもだよ」
ぺ「うーん、でも宮井ちゃんと最後は聞いてくれるし、平気だよ」
宮「うーん、まあだからさ、そうやって二人でわかっていけるからね?」

宮井さんは私を丸めるんがお上手。


宮「いやらしい…」
ぺ「宮井は存在がいやらしい人」
宮「お前言うようになったなwwでもそんな俺といるぺぺも…?」
ぺ「……ほら、私突っ込み属性やん?」
宮「なるほど、上田か」
ぺ「だから上田ちげえw」
宮「だってお前ツッコミ属性認めたじゃん!俺いつもくりーむしちゅーの上田みたいなツッコミをもつぺぺって言ってんじゃん?」
ぺ「うがあ、ちゃう!」
宮「じゃあ選べよ、いやらしい人か、上田か!!」

だからなんで二択しかないんだよ!




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