以下、本当に私しか得をしないツバキの過去話在中。
驚く程ぐだくだな長文注意。
なお、文章中に病気の話などが出て来ますが、それらは全て鮭の妄想から生まれた物なのでご了承下さい。
「厨二病乙w」です、本当に…。
ツバキは意地っ張りな遺伝子学専攻研究員の母と穏やかな地学系研究員の間に生まれた子。
ツバキ母の実家はジョウトのエンジュシティにあるちょっと老舗の和菓子屋さん。
だけど、学校を出た後は研究員として働きたい母に対し、ごく一般的で女性的な人生を送って欲しいと頑固親父(ツバキの祖父)が主張したため、大喧嘩が勃発。
その結果母は家出。
単身カントーに渡り、小さな研究所に就職。
そこでツバキの父に出会い、何だかんだあって結婚。
その際「あんなクソ親父、二度と会うか!」と臍を曲げていた母を父が「でも結婚のご挨拶しなきゃ!」と引き摺ってジョウトへ一時帰宅。
それがきっかけで数年離れていたのが良い冷却剤になったのか祖父と母は和解。
結婚後は父と母が一緒に同じ内容の研究をしたいからとグレン島に転居。
そこでツバキが生まれる。
しばらくは親子三人仲睦まじく暮らしていたが、ツバキが三歳の時に父が火山の調査中に事故で死去。
父は天涯孤独の身だったようで、葬儀はツバキと母と母方の祖父母と母の妹夫妻、そして父と母共通の親友だった男性だけでひっそり執行った。
その後、母はツバキを連れてジョウトの実家に帰るという選択肢もあったが、父との研究を放ったらかしにして去るなんて出来ないので、ツバキと二人でグレン島生活を続行する事に。
それから数年後、漸く父との研究も纏まり、ここで一旦研究から手を引きしばらくはツバキとのんびり暮らそうと思った母だったが、このタイミングで母自身に病気が発覚。
研究と育児とその他全部を背負ってバタバタしていた母は体の変化に気付く余裕がなかったせいで、病気が発覚した時には既に末期。
余命は長くても後一年少しだと告げられたが、それでも思い出の場所であるグレン島を離れる事ができず、ここで最後の時間を過ごす事を決める。
そして一年半後、ツバキが七歳の時に母が死去。
そして母の葬儀は父の時と同じ場所のグレン島に実家の家族や親戚知人を呼んでやるのだが、ここで問題になったのが一人残されたツバキ。
母がすごく取っ付き難い性格をし、また家出した先で結婚出産をした事が湾曲して親戚の噂になっており、そしてツバキ自身(母の死の直後でもあったせいもあり)物凄く愛想が悪かったので、親戚間での反応は最悪。
さらにタイミングが悪い事に、実はツバキの祖父も母が逝く少し前に死去。
祖母は祖父の身辺整理と店の切り盛りで残念ながら育ち盛りの男の子を世話するのが厳しい状況。
また、母の双子の妹夫妻(つまり牡丹と柘榴の父母)が最後まで自分達が引き取ると言い張っていたが、二人も家庭に大変な事情を抱えていたためにツバキを引き取れなかった。
親戚知人はもう前記に述べた理由でハナから引き取るつもりは更々無い。
「これはもうそこら辺の施設に突っ込むしかないだろー。」って空気が漂い始めた調度その時、「俺引き取っからいいよー。」と呑気に手を上げた人物が一人。
その人が父の葬儀時に母の家族以外で唯一現れた父と母共通の親友。
彼の「俺これから旅に出っけど、チビ助一緒に行くかー?」という問い掛けにツバキが頷いた事により母方の祖母と妹も納得し、ツバキの保護者は父母の親友に。
その後ツバキと保護者はカントー、ジョウト、ホウエンと色々な場所を旅し、最後にシンオウで保護者が同じく旅をしていた女性と恋に落ち、二人は結婚する事に。
その際、ツバキと母方の祖母と妹に了解を取り、正式にツバキは保護者と女性の養子に。
言わずもがなこの保護者と女性が現在のキリカの両親。
その後はシンオウで生活を始めたりキリカが生まれたりしながら現在に至ります。
あんな奴だけど、実は波瀾万丈な人生を送っていたんだぜ、みたいな。(笑)
しかしよくよく読み返したら"ツバキの過去話"って言うより、ツバキの母(と父)の話になってしまったようw
ていうか、カントーで火山がある所ってグレン島で良いんだよね?
現在はグレンタウンなんだよね…?
自分の記憶が信じられないんだけど間違ってたら物凄く恥ずかしいよコレェエ!!orz←