3.11
2013/03/11 21:04
話題:東日本大震災
忘れてはいけない。忘れられない。
わたしはあのとき家にいて、一歩間違えればタンスの下敷きになって大怪我してました。
内陸だったから目に見える被害は少なかったものの、物資不足、ライフラインの復旧の遅れ、親戚や友人の安否など不安な日々を過ごしていました。
ライフラインの復旧に伴い、愕然とした事実。
わたしたちのふるさとは大きな打撃を受けました。
ほんの少しだけど被害の大きかったところへボランティアに行きました。
わたしよりも過酷な状況にあるひとたちだけど、配給された食べ物を「食べなさい」と渡してくれました。
それをもらうことは出来ませんでしたが、人間のあたたかさがひしひしと伝わりました。
あれから2年。
今、わたしの住んでいるところはほぼ震災前と変わらない生活をしていて。
そのことが風化してしまうんじゃないかと本当に心配になります。
怖いのは忘れられること。
心のなかに生き続けるとはよく言ったもので、我々が忘れない限りきっと彼らは生き続けるのだと思います。
あのときの恐怖も、不安も、苛立ちも、人と人とのつながりも、あたたかさも、
絶対に忘れてはいけない。
わたしたちがここに生きていく限り、伝えていかなくてはならないと思うんです。
今年は機会をみて沿岸地域を訪れたいな。
復興してきた沿岸地域でおいしい海の幸を食べたいなぁ。