観劇してまいりました!


劇団K-Show12th.PRODUCE「快刀乱麻を断つころに」

新宿SPACE107
1月31日 19:00〜

【キャスト】
伊藤健太郎さん
劇団K-Showのみなさん
【客演】
井上和彦さん
平川大輔さん
根本圭子さん

【ストーリー】
長野県某所の山間。ぽつんと建つ館、光雪山荘。
降りしきる雪により下界と閉ざされたそこは、いつしか巨大な密室となる。
そして怪盗ゲッツアイより届いた謎の予告状。
今宵、名画「母と娘のいる情景」を頂きに参上…。
光雪山荘に集まる宿泊客と招かれざる客。
人々が集ったその時、長い夜の幕が開く…!




平川さんの舞台姿を拝見したいなーと思っていたところ、ちょうどこの公演があるということを知ったので、これはぜひ見に行かなければ!と思い、行ってまいりました!

チラシの平川さんのコメントによると、実に十数年ぶりの舞台らしい。
このような貴重な機会に立ち会うことができて、本当に嬉しかったです。




最後の舞台挨拶まで含めて、約2時間の舞台でした。

私は自由席で整理番号が50番代だったんですが、舞台との距離がめっちゃ近くてびっくりしましたw
前から三列目の席、しかもど真ん中\(^o^)/
舞台との距離は1m程度!
一番前の方なんか、膝がつきそうな距離でした。
そのおかげで、役者さんの迫力ある演技や声を近くで聞くことができたのが良かったです!

マイクを通してない生声!
貴重!




公演が始まるまでの時間、舞台上のセットのソファーの上で誰かが寝転がってました。
誰か気になるけど、クッションが邪魔で顔が見えない。
でもまあ、そんな最初から舞台上にいるなんてまさか主役級の方じゃないだろうと思ってたら、まさかの伊藤さんだったw
公演が始まるまでの約30分、ずっと寝てらっしゃいました。
すごいなw
伊藤さんだとわかってたら、もっとガン見したのに!




伊藤さんと井上さんはさすが舞台をたくさん経験してらっしゃるだけあって、良く通るお声でした。
平川さんの声はちょっと小さいかなーと思ったんだけど、そこはさすがの演技力でカバーですよ!




なかなかこんな近くで見る機会はないので、平川さんが喋ってない時でも平川さんばかり見てました(爆)
目つきの演技がすごかったです。
はじめ、平川さんの役は正体不明なんだけど、その時はいつも雑誌で拝見するような優しい笑みで人をはぐらかしてるんです。
でも後半になるにつれて、時折見せる流し目。
睨むような目付き。
鋭い目線がたまりませんでした!
すごくかっこよかった!




井上さんも迫力がありました。
怒鳴るシーンがあるんだけど、あまりの迫力にひぃっ!ってなったw




あ、これ今気づいたんだけど、登場人物たちの名前にもちゃんと意味があったんですね!
五里霧中の探偵→霧谷五助
猪突猛進の刑事→猪熊猛
という具合に。




演技ももちろん素晴らしかったんですが、脚本もとても面白かったです。
前半は、「なんか一本調子のストーリーだな」という感じを受けたんだけど実はそれはミスリードで、色々な物語が幾重にも重なった非常に複雑な話でした。
へえ、この人の正体が実はこれだったんだ!みたいな。




と、ここまでは良いところばかり書いたわけですが、もちろん「ん?」というところもありました。
お上手な方はすごくお上手なんだけど、何人か、いかにも演技!って感じの喋り方だったのがどうにも(ry




劇団員の方々はとてもアットホームだったし、こんなに近くで役者さんの演技を見ることもなかなかできないので、すごく充実した2時間でした!





平川さん、髪綺麗!

お芝居中、とある局部にチラチラ目がいったのは私だけですかね(^ω^)