あたしが桃太郎になった日


児童書です。
小学生の頃に初めて読み、再び読みたいと思うもタイトルが思い出せず……。

ところが、先日、何か面白いものはないかなと倉庫漁りをしていた時、小学生の頃に書いた「自分新聞」なるものを発見!
それに自分の好きな本として、この本のタイトルを書いてたー\(^o^)/

でかした、小学生の自分\(^o^)/





主人公の女の子は、転校生に実は君は桃太郎の生まれ変わりだと告げられます。

転校生いわく、彼は犬の生まれ変わり。

五百年前の約束通り、鬼が決闘を申し込んでくるはずだから、他の猿、雉の生まれ変わりと一緒に特訓頑張ろうp(^‐^)qみたいな話です。




児童書らしく、桃太郎VS鬼の血みどろな闘いやら裏切りやら恋愛やらはない。
特に感動する場面があるわけでもない。

でも、発想というか設定が面白いので気に入ってます。

こういう、前世から続く因縁みたいな設定、超すき(^q^)

おとうさんがいっぱい


児童書です。
小学生の頃に初めて読み、再び読みたくなったので図書館で借りてきました。




SFなのかな。
短編が五話収められているのですが、どれもこれもハッピーエンドで終わらず、むしろこれからの悪夢の始まりを彷彿とさせるようなラストばかりです。
エンドレス・ナイトメア。
超怖い。



一番印象に残ってるのは、『ぼくは五階で』。
マンション五階の自分の部屋から出られなくなった男の子の話。

あの男の子、結局どうなるんだろう……。
餓死しそうだな……。



『どこへもゆけない道』も好きです。

こういう、周りはいつも通りの生活をしてるのに、自分だけ異空間に取込まれてしまい抜け出せないみたいな雰囲気の話はすごく好きです。

水族



湖の底で暮らすという、不思議なバイトをすることになった少年の話。

絵本くらいの薄さなので、あっという間に読み終わりました。

主人公の正体やら何やら全てが謎のままでストーリーがすすんでいくんですが、最後にカチッと話がまとります。
伏線全部回収。



不思議な読了感を味わえました!
静かに淡々と話が進むので、そういうのが好きな人にもオススメです。
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