万式録帳
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2018.9.6 21:25 [Thu]
遥かなる
冬の爆弾低気圧に慣れた地域とはいえ…前日の台風で、強風豪雨の不安な夜を過ごし、それもよーやく過ぎ去り…安心した熟睡中にこの地震。

内陸直下のせいで、ほぼ警報が鳴ると同時に揺れはじめて…俺は裏の勝手口で寝惚けてドアも開けられなかった。

やっとの思いで開けたドアの前には最近、来るようになった母と娘の野良猫がくっついて寝てた。

午前三時…空には鋭く輝く上弦の月と…満天の星空の中、俺の脳裏に浮かんだのは津波。

あの地で津波が発生すれば、うちの地区は全滅だと思っていた。

そして、ふと思い出したんだけど…事故や事件で人が亡くなる事は地球規模で一定のバランスがあるのだそーだ。

二度の巨大地震…線状降水帯…発生し過ぎる台風。

バランスというものが本当にあるのならば…どう見てもアンバランスなのではないだろうか…?

そんな状況を感じつつも、わからなくなる自分がいて…ただ漠然と見て過ごすだけでいいのか…何か小さな事でも始めればいいのか…。



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