和泉:もぉー、雛宮の3-Dに張り合いたいんだったらぁー、自分のクラスで張り合えば良いじゃぁーんっ!!
ヒロちゃんのクラスにもぉー、ちゃんと下弦センパイと朧亜センパイって双子がいるでしょぉー!?
何も未希ちゃんと由希ちゃんじゃなくても良いじゃぁーん!!
もぉー、バスケ部の皆さんも何か言って下さいよぉー!!
部員A:…朱羽…それ、俺等に『死ね』って言ってる…?(失笑)
部員B:無理、絶対無理…(思い切り視線を逸らして)
部員C:槻浦達には悪いけど…ここは犠牲になって貰うしかないよなぁ…(遠い目)
部員A:………さて…と。何か色々決まってきたみたいだし、練習行くぞー。
未希ちゃんと由希ちゃんと窃夜、ヒロトの事、後はよろしくなー(←逃走)
未希:……ちょっ……先輩達…!?(待って…!!しかも男にモテるって何…?男にモテるって何…!!?)
由希:……あーあ、みんな行っちゃった…(失笑)
……つーか…何で雛宮の3-Dなんスか?張り合うなら他にも姉妹校の男バスとか…(汗)
和泉:それはぁー…雛宮の3-Dにはヒロちゃんの天敵がいるから、だよぉー。
窃夜:ブチョーの天敵っ?………バスケ部の人、って事?
宙翔:けっ、あんな奴、ただの敵ですらねぇよ。ただ…アイツがクソ生意気だから気に喰わないだけだ。文句あるか和泉(じろり、と和泉を睨み)
和泉:(華麗にシカト。←)ヒロちゃんの天敵はぁー…未希ちゃんや由希ちゃんの反対だよぉー。男女の双子ちゃんの妹さんの方………紗叶さんって言うんだけどぉー、男みたいに格好良いんだよぉーv
窃夜:………女の子ぉ!?部長の天敵が!?
由希:……部長なら、どの女の子も敵じゃないと思うけど…(だって女たらしだし…/汗)
未希:………女の人?……バスケのライバル…とかじゃないよね、部長の反応的に。…どうして天敵なの?(訝し気な表情を浮かべて、ちらり、と宙翔の方を見る)
和泉:(えへっ、と笑ってみせると、人差し指を立て)それはねぇー?中学時代のヒロちゃんがぁー、本気でアタックしても落とせなかった唯一の相手だからだよぉー☆
宙翔:………っ和泉、テメェ!!!!!
和泉:(更に華麗にシカト。←)しかも…ほら、うちの学校ってぇー…『国際社会を大切にする』ってうちの学校の方針的に、外国人とか親が外国で生活してる仔も多いけどぉー、双子とか兄弟の仔も普通より多いでしょぉー?
なんか、それって学園長が双子や兄弟について心理学の研究してるからみたいでぇー…要するに、紗叶さんもその関係で、双子のお兄さんと一緒に此処を薦められてたんだってぇー。
だからぁー、ヒロちゃんは調子に乗って紗叶さんに自分と付き合えって何回も命令したんだけどぉー…………散々シカトされ続けた挙げ句、紗叶さんはヒロちゃんが余っ程嫌だったのかぁー、志望校を雛宮に変えちゃってぇー。それ以来ヒロちゃんの天敵なんだよぉー♪
由希:………うわっ…何かそれ…。
未希:………可哀相…だよね、その女の人…(苦笑)
窃夜:え〜?でも、それと未希由希の女装は関係ないじゃんっ。
和泉:それがあるんだよねぇー…次の文化祭でぇー、紗叶さんのいる雛宮の3年Dクラスがコスプレ喫茶をやるらしいんだよぉー。
でぇー…そこでの紗叶さんの役はぁー…執事さんなんだってぇー。
しかも超似合っててぇー、かなりイケメンさんらしいよぉー。
由希:Σうわ、完全にソレ、オレ等で対抗する気じゃ…………って、明らかに対抗出来ねぇっスよ、所詮野郎の女装じゃ!!(汗)
宙翔:その点は大丈夫だ。お前等は普段から美少女にしか見えんからな、生まれてくる性別を間違えたのかと思う程に。
……そうだな。胸にパッドでも入れて、化粧すればあのナマイキな男女には負けんだろう(言いながら未希の胸を撫で回し、『………それにしても見事なつるぺた貧乳っぷりだな…流石にこれでは色気が足りん』と呟き、考え込む素振りを見せ。←)
…………。……いや、胸は他人に揉まれるとデカくなる、と言うな。生まれてきた性別を間違えてるとしたら、その可能性もない事もないか……(←真剣。死)
………よし。未希と由希。これから文化祭までの間、毎日胸を揉ませろ(←続・真剣。死)