鏡音レンの暴走を聞きながら
なり茶返信をしてて思い付いたネタ。←
ぐだぐだギャグな城成SSですwww
前半浩平やる気低め。←
ぷちBL風味なので閲覧注意っスよー。
*…*…*
あれだよね、うん。
洋平って、いわゆるトラブルメーカーってやつだと思うんだ。
そりゃあ、若人君とか、華村先生とかさ。
あの辺もトラブルメーカーだと思うよ、しかも相当の。
でも洋平は
なんて言うか、そう言うのとはまた違うよね。
ホント、天然我儘全開型トラブルメーカー。
故に一番面倒臭い。
良い例が
今の状況。
「だーかーらー!!
行こうよ、東京!!浩平だって言われっ放しは悔しいだろ!!」
「だからさー…どうせアレだろ?喧嘩売ったのは洋平の方なんでしょ。
やだよ、不毛過ぎ…」
「ちょっと浩平、不毛って何!?僕と浩平のコンビネーション、見せに行くのが不毛だって言うの!?
………〜〜っもう、浩平の馬鹿!!行くったら行くの!!氷帝の奴等に一泡吹かせてやるんだから!!」
「…あーもう、分かったよ…はいはい。また今度、時間が出来たらな」
「もう、浩平の『また今度』は行く気がない時の常套句でしょ!
絶対行く、試合するの!」
ほらな、トラブルメーカー。
何でこんな状況になったかって、それもほら。洋平が原因だし。
…この騒動の原因。それはこの前、偶然洋平が氷帝の宍戸に会ったのが原因らしい。
で、洋平は勿論、俺とユニットを組んでるダブルス選手。しかも向こうもダブルス選手。
ひょんな事でどちらが強いか言い合いになったらしい二人は、勝手にダブルスの試合をする約束をしてきたらしく。
でも、どうせそんなのさ。
洋平が先に『僕等の方が』とか何とか言って挑発したんだろ。
悪いのは完全に洋平だし、そもそも何で俺がそんな子どもみたいな喧嘩に付き合わされなきゃいけないんだよ。
普通の試合ならともかく、そんな事の為にわざわざ東京まで試合しに行くとか、凄い不毛。
洋平が言っている事に比べれば俺が言っている事の方がまだ正論の自信あるし、諦めて貰うのが一番………
「うふふふ…とっても楽しそうな話をしているわね、二人共」
Σ!!!!
「は……華村先生…」
「あ!華村先生、ちょうど良い所に!!
華村先生からも浩平に何か言ってよ!試合しに行く事は不毛じゃないって!」
………華村先生が来た事で「試合しに行く事じゃなくて、わざわざそんな喧嘩しに行くのが不毛だって言ってるんだ」なんてツッこみを悠長に入れている場合でもなく。
華村先生が来た事により、恐らく悪い方向へと進んでしまいそうな今の現状に、俺の頭が痛みを訴え始める。
………最悪。華村先生なら、絶対この話をダシに氷帝の奴等を引き込む事を考えている筈だ………。
「ふふ。勿論よ、洋平君。
浩平君。他校生と試合をする事は、よりコーディネーションを高める事にもなるのよ。
どうかしら?此処は洋平君の言う通り…」
「……だって……普通の試合ならともかく、そんな理由の試合なんて……。
……とにかく。俺は嫌だからな、洋平!
今回ばかりはどれだけ洋平が我儘言っても俺は知らないから!」
「じゃあさー。浩平じゃなくても、浩平と同じプレイスタイルで試合出来る奴がいればいーんじゃねぇ?」
「………。
…っ〜〜若人君…」
次から次へと………もう良いって、トラブルメーカーは!
いつの間にかそこに表れた若人君に俺が頭を抱えている隙に、ぎゅう、と若人君は洋平を抱き締めて(……それより…洋平に気安く触るな、離せタレ目)。
極め付けに、とんでもない一言。
「洋平、俺が浩平の代わりにペア組んでやるよ。
俺が浩平になれば、洋平のプレイスタイルに変化もなし、名案だろ★」
「………そっか!流石、若人君!
そうだよね?若人君のチェンジオーバーを使えば浩平なんていらないもんねっ」
「うふふふ…それは確かに良い考えかもしれないわね、たまには違う相手と組んでみる事も良い練習よ」
…………いら………ちょっと、おい。洋平、双子のユニットの片割れに対していくら何でもそれは酷いだろ?
……大体…他の部員ならともかく、何で若人君(洋平に最もベタベタする奴=俺の敵)なんだよ!!
「そーそう、洋平の言う事聞いてくれない様な奴、ユニット破棄しちゃえよ。
代わりに俺とユニット組もうぜ?コートの中でも外でも」
……だから、ちょっと待て。コートの中はともかく、『外で』って何なんだよ。
…妙な所に鈍感な洋平は、その言葉に疑問すら持ってないみたいだし。
………っつーか、そもそもユニット破棄なんてしないっての!
「っ〜〜〜分かったよ……俺が行けば良いんだろ、洋平!!」
「…行ってくれるの、ホント!?」
「やめとけってー。やる気がない浩平が行っても結果なんて見えてんじゃん。
な、洋平。俺にしとこうぜ?」
「何さっ。僕等は絶対負けないよ!」
「そうだよ!少なくとも洋平は若人君とユニット組むより、俺とユニットでいた方がコンビネーションを発揮出来るんだからな!」
こうなったら。
ガキっぽい泥試合だろうが、相手が氷帝だろうが、絶対負けてやるもんか。
大体若人君なんかに、俺等のコンビネーションが真似出来る訳ないんだからな!
「「そう…………僕等の本気、見せてあげるよ!」」
「ふふふ…計画通りね。これで二人が勝って、有望な仔が城成に来てくれれば最高なんだけど…vV」
………あ。
「……もしかして…担がれた?」
「ちょっと、浩平?そうと決まれば早速練習だよ!」
ほら、そうだよ…。
結局洋平の我儘聞かされてるし。
完全に担がれてるよな、俺!?
……当然、今更そんな事に気付いても誰も相手にしてくれる筈もなく。
………後日、東京に向かう華村先生の車の後部座席には、俺と洋平の姿があったのでした…。
終われwww
*…*…*
「氷帝の宍戸と〜」はなり茶ネタ。
「僕等の本気〜」は鏡音レンの暴走ネタ(笑)
って言うか、寧ろ城成にトラブルメーカーじゃない人って、梶本君と神条君しかいないんじゃ。←
ユニットも若人君も太田君も桐山君も、勿論華村先生だって、みんなトラブルメーカーなイメージ(笑)
え?宍戸君と言い合いになった原因?そんなの浩平の言う通り、うちの気の強い洋平君が
挑発したのが原因ですよ。
悲しい事にユニットではデフォだよね、公式(アニメ)でも桃城を挑発する挑発する。←
何か全体的にぐだぐだ。←