●楽器屋さん

晴一「もう中盤になってきましたからね、リハーサルも。演奏のリハーサルもそうだけど、そろそろ音作りを始めなきゃいけんけぇ。この曲にはどういう音がいるかっていうのをやって。…最近さ、楽器屋さんに行ったことあります?ないですよね」

今浪「まあ、なかなか」

晴一「もちろんずっと楽器屋さんはちらちら覗きよるんじゃけど。ある程度何年か前に自分の音っていうのが作れたけぇ、そがいに昔ほど熱心じゃなくて。でも今回東京ドームに向けてもう1回自分の音を作り直そうとして、楽器屋さんによう行きよるんだけど。
状況が一変してるわけですよ。何年か前と。例えば俺達の高校時代のときとかっていったら、ボスっていうエフェクター。だいたい1万円ぐらいのボスを買うことが、まあ高かったんじゃけど間違いなかった。他にアイバニーズがあったりいろいろあったりしたんじゃけど。
今さ、ブティックエフェクターっていう。ブティックアンプとかブティックエフェクターとかっつって、こう…そのへんにおるビルダーの人たちが工夫して作るわけ。例えばボスのいろんな種類じゃなくて、そのディストーションペダルを2種類しか作らん人が楽器屋さんの壁一面のショーケースに全部並んどるけぇ。どれの音がどういう音をするかを全部弾いてみんといけんのよ。
で「これいい音ですね」とかいったら8万円とか10万円するのね。でも音は追求するものだから、そこの手間は惜しみたくないんじゃけど…。それにしてもちょっと膨大にありすぎて。今ほんとに休みのときまでスタジオに行って弾きよんじゃけど。あのー楽器屋さん行ってね、本当は楽器屋さんの試奏室で弾けんじゃけど。
こないだ楽器屋さん行って、やっぱ本当は自分のリハーサルスタジオにセットを組んどるけぇさ、「貸してとかぁ…もらえないですよね〜?」って言ったら「あっ、大丈夫ですよ!」って言ってくれて。良かった!ポルノグラフィティで!って思って(笑)スタジオでいいやつをいっぱい試して、楽器まわりのスタッフとああでもない、こうでもないってやりよるけど。
やっぱねぇ、昔と違って選択肢が増えれば増えるほど、良くもなるし迷う原因にもなるから。とにかく早くドームまでに、あと何日かしかないから。自分の音みたいなのをちゃんともう1回掴めたらいいかな、と思います」



●本日のゲスト:新藤晴一

向野「向野章太郎のービーバップ11!…はいっ、お久しぶりです。役者の向野章太郎がカフェイン11に帰って参りました!僕は300回記念以来なんですけども、なかなか呼ばれずに、晴一さんと仲悪くなったんじゃないかな、と思った方もおられるんじゃないかと思うんですけど。ばっちり仲良しで頑張っております。
えー今年も寒くなってまいりましたが、みなさん風邪などはひいてないでしょうか。僕は常日頃から風邪みたいな声なんで、心配されてると思いますが、今年も元気いっぱい頑張っております。ではさっそく、本日のゲストを紹介したいと思いますが、2週間をきりました!11月28日に東京ドームライブを控えたこの方です!」

晴一「どーも!ポルノグラフィティ晴一ですー。ここから聞かれたリスナーのみなさん、お宅のスピーカーの調子が悪いんじゃありません。章太郎の声がガラガラなんです」

向野「絶好調ですからね、僕」

晴一「それで?よろしくお願いします」

向野「よろしくお願いします。ドーム近いですけど、体調管理などは?」

晴一「全然大丈夫ですね。最近ちょっと冷え込んできたんで、風邪ひかないように手洗い・うがいはしっかりやってますね」

向野「大事ですねー。それやるだけで菌は全部飛んでいきますからね」

晴一「そうだね。最近殺菌消毒も多いしね、街中でも。それも気をつけてやるようにしてますね」

向野「2週間をきって僕も楽しみにしてるんですが、どのようなステージになりそうですか?リハーサルの真っ最中で?」

晴一「真っ最中なかんじで」

向野「ビーバップなかんじで?」

晴一「ビーバップなかんじで(笑)」

向野「たまにはビーバップを入れていかないとダメかなと思って。今日は無駄にビーバップいれていきます!」

晴一「あ、そうですか(笑)ということで本日のゲスト、久々の向野章太郎!章ちゃんです。そして章太郎の芝居仲間。仲間というか大先輩ですね。大先輩のお2人と一緒に来てくれてます。ともにカフェイン11は初登場なので自己紹介をお願いします!」

林「ははは(笑)なにその振り方。本日やさぐれててすいません。やさぐれてる代表ですけども。現在向野章太郎くんと一緒にユニットをやってます、ジャンキーシスター主将をやらせていただいてます、林希(はやしのぞみ)と申します。よろしくお願いします」

ただこ「おなじくジャンキーシスターのメンバーでありますし、ポルノグラフィティのフラッディくん?の振り付けとか、ハネウマライダーの振り付けとかもやらせていただいてもらいました。ただこです。ビーバップ!」

晴一「よろしくお願いします!希さんとただこさん。希さんはあれも僕としたんよね。グラヴィティで」

林「はい。お世話になっております。グラヴィティの曲もかいていただいて。まあ噂ではあたしが恐喝してかいていただいた、ってことになってるんですけど」

向野「あれはすごかったですよね。ニューヨークで、日本に帰ってきてから電話がずーっとなりやまず」

林「やっとらんっつーの!」

向野「「晴一くん、あれほんまにかいてくれるんやろなぁ?」」

林「言うてへんっつの!それをフォローしてもらいたくて、半分やってるんやから」