さてはて、私は一足お先にGWも終わり激務も終わったので、記憶が薄れない内に実写版美女と野獣の感想をば吐き出しておきたいと思います

美女と野獣に関しましてはネタバレ云々も流石に関与しないと勝手に思っているので、このまま感想に入ります
しかしてアニメ版とはまた違う要素も含まれる為、万が一この作品を未観劇で感動をまっさらな状態で見届けたいと思う方が誤ってここへ迷い込まれた際は、直ちにブラウザバックお願い致します
例によってここから先は、私おうぎの自己満足と偏見と独断のネタバレ考慮無し感想文となりますので悪しからず
因みに、私の美女と野獣イメージはアニメ版と劇団四季版から来ております





では、参ります
先日、劇場にて字幕版を観てきました
なので吹き替え版の感想ではありませんが吐き出しますね

映画冒頭より『王子が美女のみを集めてダンスパーティーを催している』場面が映り、醜い老婆を手酷く追い払う理由付けの簡単な説明が入った為に、王子の無慈悲さがアニメより浮き彫りになっていました
そして周囲の村人は、魔法により王子の存在を忘れさせられている事も判明
これによりベルの村の村人が今までのうのうと生活してきた筈なのに、ラストでガストンに唆されたとは言え突然『野獣が!』と大騒ぎする理由も分かるのですが、個人的には『自然の時間経過により勝手に忘れ去られてしまった』設定の方が好きでした
確かにラストで魔法が解けたお陰で村人が城の使用人達と再会してお互いに相手を懐かしむのも良いんですけれど、そうなると逆に、王子に課せられた魔法の効力めっちゃ短くない?と私は感じてしまうんですよね
私的には王子が魔法にかけられて50年くらい経ってると最高に萌えるんですが(その間に王子が稀に希望を見出だしては絶望したり、内心共々荒れ果てる過程があるとして)、それを望むと村人との再会ハッピーエンドは向かえられない訳なのですよ
まぁディズニーさんが『こうだよ!』と仰っているので私がどうこう言おうがこれが正解なのですけど
私は劇団四季ver.の『あまりにも長い年月野獣でいた為に文字の読み方すら忘れてしまった王子』が好きだったので、よりそう思ってしまうのだと思いますけどね。ここでベルによる読み聞かせの理由付けと、物語に熱中しすぎて先走りしてしまう野獣が可愛いのですよ
それで、物語全体のお話ですが、ベルの街の雰囲気やら城の内装やら、もう兎に角ディズニー様!って感じで期待を裏切りません
あのアニメそのままを実写化してありますね!最高でした!
ベルのエマちゃんは表情の作り方から正にベル!と言えました……とても美しかったです
野獣さんは野獣さんで野獣さんでしたね……野獣さんでした
しかしこの野獣さんは高等教育を受けたままその知性が存分に発揮されてベルと語ったりするので、これはこれで素敵でした……やっぱりアーサー王伝説を語ってましたけど
最終的に王子の姿に戻った際、一緒に観たお友達が『思ったよりアメリカンな見た目で一寸吃驚した』と言っていたのが印象的でした……言われてみれば確かに、って思いますけど、アニメでもそんな感じだったので忠実に再現されていると言えます
それからガストン!ガストンがまぁまたこれが良い男なんです粗野なのを除けば……!ガストンが少しでも本に興味あればベルをお嫁に貰うことも不可能では無かったのにと思わずには居られないくらい良い男でした粗野なんですけど!歌が抜群に上手いですルーク・エヴァンスさん
ルフゥさんが結構と言いますか、思いの外ガストンの腰巾着ポジションから親友的ポジションへ移行されていたのは驚きでした。ガストン酒場でガストンを盛り上げる為に周りへチップを配りまくる姿に萌えます
お父さん!ベルのお父さんは発明家から実際にあり得そうな細工技師に変更されていましたね!これはこれでありです。アニメ版の可愛いパパより逆に格好いいパパになってました。結構物語の中で散々な目に合いますね
後、村のガストン三人娘さんは私の理想そのもので最高に良かったです!
一方のお城面子ですが、まず何よりルミエールが間違う事無く完璧ルミエールでした……!それだけでも十分です
お城の面子は結構リアルに寄せたデザインなので、これは実際に有り得そうで違和感が無いんですよね
そこを縦横無尽に動き回るルミエール……!
良いキャラしてますよ本当
コッグスワースも良い執事でした『躾てやる!』と言いつつ野獣を怖がる様はコッグスワースですね
ポット婦人とチップは本物の陶器さながらなので、いつ割れてしまうかヒヤヒヤしていました……
ローブさんのダイビングがここでもあったことは嬉しかったです。壊れないかヒヤヒヤしましたが
それから、実写版ではベルのお母さんに言及する場面もあり、これは良かったですね!
あの魔法アイテムはどうかと思いましたが、確かにお母さんについては作中語られたことがなかったので、なるほどなーと思いました


んー、本当は未々語りたい事があるのですが、ちょっと疲れたので今回はここまで!
またその内思い付いたら吐き出します!
これだけ色々言いましたが私これを劇場で観て号泣したので、最高の作品に変わりは無いですよ!!!!