話題:ドラゴンクエストシリーズ


第七話

サマディー王国に到着し情報を集めていると、フィーリス杯と言う王子の成人を祝う馬のレースがあるみたい。

更にサーカスも記念に開催されて、お祭り騒ぎ!

くぅー!ワイもサーカス見たい!

だが大人なワイは目的を忘れず、サマディーの王さんに拝謁して虹の枝を借りないといけないんだが、いきなり行って枝、くんない?って言っても不審に思われるよな。

ましてや、誤解とはいえデルカダールではお尋ね者だし。
(国宝盗んでる)

そうこう考えながら王さんに接見すると、王さんは明日のフィーリス杯のスピーチをどうしようか考えてて、ワイらの存在アウトオブ眼中。

まあ息子の晴れ舞台を猛然にしたら分からんでもないが、話以前の問題だな。

全く気付いてもらえないままボーっと王さんのスピーチ練習を見ていると、王子さんが登場。

すると王さん、正気に戻ったか王子と騎士道ウンタラとか禅問答みたいな事をして、再びアッチの世界へ。

あー、どうしよーと思ってたら、王子がなんかワイがをジロジロ見て、後で部屋に来いって。

えっ、これワイ、王子に見初められた?

そして恐る恐る王子の部屋に行くと、虹の枝を渡すように王さんに掛け合ってくれるが条件があり、今夜、サーカス場で話すと言う。

うーん、虹の枝は必要で王子が掛け合ってくれればワイも助かるが、その為にカラダを預けなきゃならないのかな?せめて女性を知ってから…なんて思っている間にあっという間に夜になり、待ち合わせのサーカス場の前に到着。

お忍びとはいえさすが王子、特別席でワイらも一緒にサーカスを観覧させて貰う。

はあ…ワイも覚悟を決めなきゃならんのか…と考えていたら、実は王子は馬に乗れず、代わりにワイにレースに出て欲しいらしい。

お子さまのベロニカはズルくない?と言っていたが、お互いの目的の為に足りない所を補いあうのは大人社会の常識やで!あー、カラダとか求められなくて良かったぁ!(本音)

そして翌朝、ワイは王子の代わりに正装で兜と鎧を身に付け、いよいよ出走!

スタート前になんやら知らん人に話かけられたが、喋るワケにも行かないので、それっぽく振る舞ってスタートラインに立つ。

ふふふ、これで華麗に一着を獲れば、セーニャたんが、あーん、パルたろ様カッコイイ〜、と潤んだ瞳で見つめてパフパフな夜を過ごせるスタート!

おっとスタートダッシュに成功し、首位を独走してこりゃヨユーだな!と最終コーナーを回ったら、話しかけてきた知らんヤツがショートカットしてるナンだそりゃあ!

えい!時の砂!(リセット)

スタート前になんやら知らん人に話かけられたが…(中略)

スタートダッシュに成功し、橋の手前のショートカットで曲がり、見事に1位を獲得!

ぬはは!これで虹の枝とセーニャたんを手に入れた
ぞ!

王子と再び入れ替わり、王の間に向かうと、王子が王さんに誉められてた。

よし、この調子なら王さんも機嫌が良さげだし、虹の枝も借りる事できそうだなーと、王子が枝について話そうとした、その時…