オタログ prof
■腐男子を通して腐女子を立ち返る【extra】
腐男子は都市伝説、腐男子とは腐女子が自分達を分かってくれる男がいてもいいはずだとして作り出した架空の存在。
テケテケとか口割け女みたいな扱いで笑った。(笑)
アンチ腐女子にとっては腐男子というのがとてもじゃないけど信じられないというのが多くの意見のようですね。
腐男子は単純に腐女子の男版というのが定説のようなのでまずは腐女子の意味を正しくとらえていきましょう。
腐女子
①ＢＬ(メディアは問わないが主に漫画や小説、アニメ。二次創作を含む。)を好み嗜好する女性のこと。
②生活の中で実際そういった事実は無いのに妄想の中で男性同性愛を組み立ててしまう女性のこと。(自称)
③女性のサブカルチャー好き、オタク、マニアの蔑称。
④何か一つのこと(主にサブカルチャーのなにか)夢中になるあまり女性としての身だしなみや挙動を疎かにする女性。地方色有り。
すでに知らないのがいくつかあったと思いますけどどうでしょうか。
一つの言葉に一つの意味しかない事なんて無いんですよ。
昨今腐女子とあえて使うは①と②がほとんどだと思います。
ＢＬ好きな人と、妄想する人の二種類、またその両方を合わせて腐女子。
ここまで一番新しい考えのものを採用しているのでこれから変わるかもしれませんがそれについては割愛します。
ここで一つ種明かしをすると私は男です。もともと漫画好きですがＢＬ漫画も読みます、むしろ大好きです。
二次創作も好きです。そういう意味で好きなジャンルのサイトを梯子することもありますしコミケにもいきます。
よく間違えている人がいるので先に言って誤解しないでいただきたいのがＢＬ漫画を読む男が必ずしもゲイでは無いと言うことです。
というかＢＬ漫画を嗜好することと性的に男性を好むことは全く別の問題であり関連付けて考えることに意味は無意味です。
二次元のキャラクターで好きになるのは男９：女１ですが三次元に対する私の性癖はヘテロです。
話を戻しましょう。
さてではここで質問です、ここまでの情報で私を腐男子と定義できるでしょうか?
では次に腐女子の語源に関して見解を深めていただきます。
腐女子＝婦女子＋【腐】
【腐】→頭が腐っている。
この言葉が生まれたのは、
後に腐女子と呼ばれる人達がＢＬを好み関わった結果として、三次元で仲の良い男の子の集団や本来そういった要素の無い漫画やアニメなどを見て反射的にホモ妄想をしてしまった、そんな自分に対して「あぁ、自分は脳が腐ってる。」と称したのが初めだと言われています。
つまり初めは自嘲と自重の意味のこもった自称のための言葉だったんですね。
ハイ。ここで重要なのは「腐っている」という状態が“ＢＬを好む”からきているのでは無く“反射的に妄想してしまった”からきているという点です。
つまり最初【腐】とは妄想して初めて腐っているとしたわけです。
どこからか「ＢＬを好む時点で腐っている」という声が聞こえそうですが、それは根本的に意味が変わってくるし、腐女子とは前述したように自称の為の言葉だったわけなのでその定義付けを外部から指摘される理屈はありません。
ＢＬが読んだ人の脳を腐らせる→反射的に妄想するようなプログラムを脳に刻むのかというのは誰にも分からないことだと思うしそれは間違っていると個人的には考えています。
仮にＢＬを読む人が皆妄想しているとしたら私も妄想しないといけないことになるからです。
つまり初元的な意味で腐女子とはＢＬを好む人でなく妄想する人だったわけです。
そして私は反射的に妄想することはしません。
さて、ここまで読んで私は腐男子と言えるのでしょうか？
少なくとも私は今まで自分を腐男子と称したことは無いし自ら名乗る気もありません。
私の自称はあくまで「ＢＬが大好きな漫画好き」です。
しかし腐男子と言われて特に否定することもありません。
このカルチャーから遠い人にとってはどうだろうと関係の無いことだし興味も無いだろうし、ＢＬに関しては残念ながらサブカルチャー(下位文化)故か見解をそこまで深めようとする人、考える人が多くないので外も内も本当の意味で理解が無いんですよね。
何より説明めんどくさ(ｒｙ
腐男子のサンプルとして自分があれないのは残念ですが私みたいなのがいるんだから腐男子も絶対いると思います。
ではここからは皆さんが考えて下さい。女の人は自分が本当に腐女子なのか？自分の中の腐女子像は一体何をもって定義されているものなのか？
ＢＬが好き、読むという事と腐っているという事が違うとするなら話が変わってくる人がきっといると思います。
最終的に言葉の意味を決めるのは自分とコミュニケーション相手ですけどね。
まずは自分が何なのか、一度考えてみて下さい。
ではＢＬ好きの漫画読みがお送りしましたお休みなさい。
話題:腐女子
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