韓国、ウォン安政策で日本つぶしに成功!


近年、韓国は頻繁にドル買い・ウォン売り介入を実施し、ウォン安政策をとってきました。

その結果、円高で不利な戦いを強いられる日本製品は隅に追いやられて、韓国製品が世界の市場を席巻しました。

最近の日本経済は「円高不況」と言われますが、日本の企業業績・雇用悪化は、円高によるものだけでなく、ウォン安を受けた韓国企業の攻勢に負けた結果といえます。


ところが、あまりにウォン安政策を推し進めすぎた結果、韓国国内では物価が上昇するなど弊害が出始めていました。

欧米の景気懸念に加えて韓国経済に対する不安から、今月急速に資金流出が加速。

ウォン安が思ってもみなかった水準まで進んでしまいました。


今までウォン安政策をとっていた韓国当局は、想定以上のウォン安に慌て始め

「ウォン安は韓国経済のファンダメンタルズを反映しておらず望ましくない。」

「ウォン安を防ぐために国際協調が必要だ。」

などと言い始めました。

これまで無謀なウォン安政策で、日本経済を苦しめて、甘い汁を吸っておきながら、想定以上にウォン安が進むのを見て

「国際協調してウォン安を防げ!」

というのはあまりに虫が良すぎる話です。

日米両国の政府がどう反応するのか見物です。

最近、日本では韓国に対して冷ややかな見方も増えていますが、根底には、為替レート操作によって韓国が莫大な利益とシェアを日本から奪い取っており、そのせいで日本の製造業・下請け企業が衰退し、そこで働く日本人とその家族の生活が苦しめられている現実があり、そのことに多くの人が気づき始めていることも関係しているでしょう。