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下ネタストーリー



1980年中後半位でしょうか?


一般にバブル崩壊というと「ジュリアナ東京」が思い浮かびますが、これは混同されています。


バブル期を代表するディスコと言えば「マハラジャ」なのです。


その名の通りインドの王宮をイメージした大理石仕様の店内、金色に輝く象の牙がフロアーから生えていました。


普通に芸能人達が踊っていました。


余談ですがこのころ、「とんねるずの皆様のおかげです」ではマハラジャをパロった「オナラジャ」が登場します。


ストロベリー石橋を名乗る黒人男性に扮した石橋貴明がブラックミュージックで踊りまくっていました。


「オナラジャ」は後に「御菜羅邪内野代」(おならじゃ・ないのよ)という女性キャラを生み出しました。

激しい男女の行為の最中に女性自身から出る「ちなら」を「おならじゃないのよ、おならじゃないの、空気が入っただけなのよ…」といい訳する女性キャラで、後に松島菜々子にこれをやらせます。(現在は呪わしき過去として封印されている)


現在矢島美容室で活躍している「とんねるず」ですが、彼らの根底にあるのはやはりブラックミュージックなのかなと思います。(貴さんはマハラジャの少し前の伝説のディスコ・ニューヨークニューヨークの常連だったらしい)


それにしてもゴールデンでこのようなギャグが放送される自体世の中がおかしな方向にあったと考えてよいのではないでしょうか?


実際に夜の街では運転手付きのリムジンを多く見かけるようになります。


赤色ではない白や黄色のフェラーリをそこらじゅうで見かけるようになります。

歩きの人も100m先のビルに移動するのを面倒になりタクシーを使います。


面倒がる運転手に1万円を投げつけて「釣りはいいからのせろ!」って…100m1万円です。


私が所属していたお店に来店した人の話も景気のいい話ばかりでした。


「新入社員のボーナス150万」
「内定を5社蹴った」
「持っていた土地が30倍の値段で売れた」


私の住む街まで東京からヘリで飲みにくる人が増えました。


アタッシュケースを持ち歩く人が増えました。


中身は現生で、2000万円とか入っています。


あるクラブのボーイが誕生日の日、女の子が「彼、今日誕生日なんだよ!」と言うと「それはおめでとう!」といってアタッシュを開いて100万円の帯を一つポンと貰いました。


当時の私の彼女はホテルグループの社長に気に入られ、「これで俺の女になれ!」といって皆の前でテーブルに2千万円を積まれました。


彼女は断りましたが…


クラブの女の子と交際していた知人は、ある日運転手がお迎えにきてある会社に行ったところ社長室にて目の前に6000万円を積まれて、「おまえの交際中の●●が気に入って愛人にしたいからこれで別れてくれないか?」と言われました。


このような話が沢山あり、実際にお金を受け取った人もいるのです。


最初こそ驚いた夜の街の住民も少しずつ慣れてきたのか驚かなくなっていました。


品格を大切にしていたクラブはやがて成金達で埋まり始めます。


不動産投資で日々有り余るお金を手にして使い道に困った成金達の酒席でのお遊びも狂乱でした。




ビールのジョッキーに100万の束を3つ入れます。


シュルシュルと巧みに上に引き上げると1万円のタワーが出来上がります。


そしてこう言うのです。「よし!爆弾を一杯飲んだら1万円、二杯で2万、三杯4万、8万、16万って倍々で金やるぞ!」


爆弾とはブランデーグラスにビールを入れて、そこにショットグラスにブランデーを入れたものをポトリと落とすとビールが泡立ち、一気に飲まないと衣服が汚れてしまうというゲーム用の危険な飲み物です。ブランデーとビールがチャンポンで一気に入ってくる気持ちの悪い飲み物なのです。


そのクラブのホステス達は何倍も飲みました。


札束のタワーが無くなったら追加して…


誰かが128万を手にした時、一人のホステスが失神しました。


小水を漏らしながら…


キャー!!!ピーポーピーポー!!!




ミッションをクリアしたら現金が貰えるという図式がそこら中で展開していました。


私の所属していたお店ではマスターが遊び呆けて不在でしたので割りと自由に営業していました。


私は特にカッコいい訳ではありませんので芸を使って盛り上げていました。


アメリカンスコールといってビールの350缶の下部に穴を開けて(ジョジョの奇妙な冒険で紹介されたこともあるがあまりに危険なので詳細は書きません)0.48秒で飲む技を会得していましたし、一気飲みには定評がありました。


成金の客。
「今日、ヘネシーを丸ごと1本一気に飲んだら10万やるってゲームやったんだけど、やっぱり無理だなボトルごとは…」


私。
「僕できますよ!」ゴクゴクゴク…はいできた!


成金
「すげー!はい10万円!」


私は1時間後意識を失い、気が付いたらマンションの9階から泣きながら飛び降りようとしていたそうです。


その日お金がなくてもなんとかなるという気持ちがありましたのでお金はバンバン使いました。


土地の持ち主を紹介しただけで100万円貰えたりしましたから…


誰もが海外に行きジャパンマネーをばら撒き、1着30万はするであろうシャネルの洋服なんて当たり前。

日本の歴史上、日本人が一番お金や生活にだらしなくなった時ではないでしょうか?


男女交際もいい加減でした。


金のある奴が基本。


気に入らなければ新しい人を見つければいいだけ。


SEXがファッションかスポーツのようになり、OL達はボディコンに身を包み際どい姿で闊歩する。


そんな風潮でした。


ちなみに携帯はあまり普及していませんでした。肩から掛ける巨大なモノで電波も悪かったからです。保証金が20万円必要でした。


ホステスの中には1000万円で身体を許した人も沢山いたでしょう。


一方でホステス達はお客の売り掛け(ツケ)を多く抱え込んでいました。


いい事は続きません。


やがてホステス達はおろか、日本国民が悲鳴をあげる事になるのです。



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