おしごと絵

去年の舞台の広報してた時の絵。
公演に来てくれたお客さん限定で無料で配られたパンフレットの原画。
脚本が最高だったでござるよ。
巡り巡る命の輪。

大自然の中で生命が生まれ、精一杯生きて、そして死に、また新しい命が生まれるということがひたすらに尊いのだと語った作品。
童話のような神話のような言葉のない舞踏劇でした。

最初、監督1人と、助監督の私の2人きりしかいなくて舞台自体ができないかもしれないところだったけど、最終的にはメンバーもなんとか40人集まって3日間の観客動員1000人超えたからいいものってちゃんと形になるんだって励まされた。
1000人てしょぼいようだけど、私からすれば凄いことだった。
舞台の席数が80で、1日三公演、
そしてそれが3日あるから、つまりそれで1000超えたということは、立ち見が出たということで、席数を急遽増やして無理矢理120席にしても千秋楽は立ち見が出た。

監督の力がとにかくすごかった。
その人とはこの公演の前も六本木アートナイトで一緒に仕事をしたけど、その時も1000人超えの動員数だったから本当にこの監督がめちゃくちゃ凄い人なのだ。後輩だけどめちゃくちゃ尊敬してる。
六本木アートナイトのときの↓
www.instagram.com

私は助監督兼、広報兼、ヘアメイクを兼任したけどなんとかやれたからほんと人間頑張ればなんでもできるんだなって思った。
(もう1人は、脚本、監督、演出、プロデュース、代表取締役の狂った兼任具合だったけど見事にやり遂げててかっこよかった)


監督は最高のものを作る。
私はそれをできるだけたくさんの人に見てもらうために、私がそのとき持ってる全ての力を使って描いた絵をポスターにして、最高のアイキャッチを作る。そして宣伝を頑張る。
お客さんはポスターを見て来てくれて、公演を見て、内容が最高なら口コミで拡散していく。
良い循環でした。
今は自分一人で絵を描いているけど、また誰かのために全力で私の力を使いたい。もし願いが叶うなら、あの監督のように、私が心からこうべを垂れるような人物のために。信じて付いていけるような人のために。