ウシオは朝日凪家の屋敷の子として生まれたが、生まれた時二人の子供だった。

もう一人のウシオは残り、この子は産婆のもとに捨てられた。
少し大きくなってからウシオは意地悪な産婆がいやで逃げ出した。
それからは色街の近くで浮浪児をしていた。