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隠密のくだらない話2
09/11/06 00:10

こんばんは。
隠密です。




ブログを少し改装しようと思ったら、止まらなくなってしまい…
auとDoCoMoで見るデザインの違いが気になってしょうがなく、必死に統一を心掛けていた次第です。


SoftBankは…お、王さんかな…


いやはや、身近にソフトバンカーがいないので、次はSoftBankからはどう見えるのか気になり始めて困ってます。変にA型!!

…ブログ内容とはかけ離れてしまったデザイン、もしよかったら覗いてやって下さい^^




さて、今回は久しぶりに隠密のくだらない話…写真も動画も使わないくだらな〜い話でも……




…………………………




―留学生時代のお話

新留学生を迎えてくれる先輩日本人の方々、英語も全然、本当に全然喋れない私からしたら、皆が皆輝いて見えました。


その先輩方に交じり、一層輝きを増していた今回の主人公……なぜならハゲていたから。

歳は35歳、仕事を辞めてまで留学した何だかカッコいい…ハゲ。
…な上に江頭2:50にそっくりで、名前を聞いた瞬間、イケナイ私は瞬時にエガイチロウのあだ名が浮かんだのです。そりゃ瞬時に。



そのエガちゃん、実はとんでもない奴でして…私はあえて日本人の少ないアメリカのど真ん中を選んで、完全に日本人断ちをしたかったのですが、とにかくしつこい!

毎日のように部屋に来ては、英語が未だ喋れないだろうから買い物に連れていって上げるよ〜、任せろよ〜だなんて…


あまりにしつこい求愛に、コチラも遂に折れ、付いて行きました。


やはり二年在住なだけあって生活には困らない英語力を持つ彼、当然私は尊敬の眼差しで彼を見始めていたんです。あの時まで…




なにやら店員さんと会話中のエガちゃん……"あっちへ行け"との謎のジェスチャーをしています。

こりゃ揉め事かなんかかとこちらは興味津々。人間あれするな、これするなと言われれば言われるほどしたくなる生き物…


こっそり裏から会話の様子を伺ったんです。こりゃ何かあると…
























エガちゃん
「Do you have きゅうりィ?」


隠密
(な〜んだ…ただ喋ってるだけじゃないか…なんで避けたんだ?)


エガちゃん
「だ〜か〜ら〜!Do!you!have!きゅうりィィィーッ???」


…時折交じる日本語、エガちゃんは完全に頭に来ていたようです。


隠密
(きゅうりきゅうりうっせーハゲだな…あ、ワイ電子辞書もっとる!え〜ッときゅうりきゅうり…)


隠密
(あ……………………………)




何を隠そう、きゅうりは英語でキューカンバだったんです。
電子辞書が映し出すキューカンバという英単語に、私の目は点、いや、消滅しかけました…




もう腹を抱えて爆笑ですよ。

よくよく考えたら何できゅうりなんか欲しいんだよ!!!
このカッパーッ!この見栄っぱりーッ!見栄を張るのは頭だけに……言いかけてやめました。

しかし何でそんな必死できゅうりを欲したんでしょうね……?



他にも……



エガちゃん
「いいか?アメリカはカード社会だ……つまりカードが盗まれるイコール、ア・ウ・ト!わかるな?」


何時の間にか何でも話せる仲になると、さらに彼はカッコ付けマンになっていったんです…


隠密
「じゃ、じゃあ財布とカードが盗まれて、暗証番号が誕生日だったり、財布の中の物からキーワードが分かっちゃうと……」


エガちゃん
「ジ・エンド……バーン…」
(彼の手がゆっくりグーからパーへ、謎の爆発ジェスチャー)


隠密
「えっ……じゃあエガさんは暗証番号どうしてるんスカ??」


エガちゃん
「絶対にばれない暗証番号、カードを作ったその時の時刻…さ…」


隠密
「すっげぇ!よく覚えれますね!」


エガちゃん
「忘れないようにもちろんメモはとってあるさ、ハハッ……」


隠密
「まさかお財布に…じゃ…?」


エガちゃん
「………………………違うよ。」




それなんの間?
完全にアホなエガちゃん…
いつもカッコ付けが裏目になってしまうエガちゃん…


それでも今でも時折連絡を取り合う仲です。そんなダサかっこいい彼に、今ではすっかり色んな意味で尊敬の眼差しを^^

久しぶりに電話でもしようかな。


いやいや〜くだらんなぁ〜…




ではまた!


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