こんばんは。
隠密です。
事件が起きました。
会社の我が机に置かれた……明らかな陰毛…だいぶ前にリアルでも嘆きましたが、何と二回目です。
完全におちょくっとる!!
完全にこの隠密を挑発した軽犯罪に対し、遂にぶちギレた私、私立探偵を呼ぶことにしました。
探偵の名は毛利小四郎。
別名、眠りの小四郎。
探偵として名高く活躍する彼に、今回の事件を依頼することにしたんです。はい、後悔してます。
今考えたらこんな奴ら何ぞ呼ばなければよかったんです。
……………………
ピンポーン……
依頼の電話から早急に駆け付けてくれた氏、しかし…はなからちょっと何かがおかしかったんです…
隠密「こんにちは〜」
(なんでJKとガキがいるんだ…)
小四郎「あっ、どうも〜、毛利小四郎です。いや〜しっかし、けしからん奴ですな〜!この眠りの小四郎がとっ捕まえてみせますよ〜アハハ〜アハハハハ〜〜!」
なぞのJK「ちょっと〜お父さんたら〜!すぐに調子のるんだから〜!もぉ〜スミマセン!」
隠密「い、いえ、お気になさらず……してそちらのお子さんは?」
(小四郎さんってまさかアホか…)
メガネ小僧「ペロッ…ペロペロッ…こ、これは陰毛ッ!!」
隠密「アッー……………!!」
(コイツ!な、舐めやがった!!)
小四郎「バッカガキがぁぁぁ!!大切な現場の証拠品を触るん……いや舐めるんじゃねぇ!乱ッ、あっち連れてけッ!」
隠密(あのJKは乱って言うんだ…)
メガネ小僧「ニヤニヤ…ニヤ…」
隠密(あのガキ、時折独り言をつぶやいてはニヤついているぞ…完全に犯罪者予備軍や…)
小四郎「いや〜すんません〜…ところでこの毛は突然??」
隠密「はい、突然置かれていたんです。もう怒りと悲しみで…」
(やっと探偵らしくなってきた…)
小四郎「ンフフフフフフ……あのぅ…私分かっちゃいましたぁ〜」
隠密「……………………」
小四郎「……………………」
(し、しまった!古畑の真似なんかするんじゃなかったアッー!)
隠密「あ、あはは……あははは…で、犯人がわかったんですか?」
(何コイツ怖い……)
小四郎「えぇ…もちろん分かりました!犯人はぁ…………ッ!」
(あ…れ…?いつもならこの辺りで眠くなるんだけどな…)
隠密「ゴ…クリ…」
(今回は眠らないのか?……アッー!!!あっのくそガキ!小四郎さんを狙撃しようとしとるやないけ!!し、しかもゴルゴ13のコスプレしとるッー!!!)
隠密「小四郎さん!よけろおおおおおおおおおおおおおお!」
ズキューーーンッ!!!
小四郎「ん…?おっ!危ねぇ〜!なんか銃弾がかすめたぞッ!…ヒーッ!、壁に穴開いとるがな…」
乱「コ、コナソ君ッ!急にいなくなったと思ったらこんな所で何やってんのよ〜?!心配かけな………あ…え?オマエそれなに?」
コナソ「あ、あっれ〜、乱姉ちゃん!!お、おじさんと警察ごっこして遊んでたの〜バンバーン!」
(クッソ隠密がぁああああ〜!)
乱・小四郎「明らかにモノホンの銃やないかああああああい!!」
コナソ「ば、バーローwwww」
隠密「漫才ならよそでやってくれええええええええええええ!!」
……………………
こうして、犯人は分からずじまいで彼らは帰っていきました。
一体犯人は誰なんでしょう?
お願いします、やめてください。
コナソ「自分のだろ?」
あ、え、え?ちょ?
ではまた!