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眠りの小四郎
09/10/20 00:04

こんばんは。
隠密です。




事件が起きました。

会社の我が机に置かれた……明らかな陰毛…だいぶ前にリアルでも嘆きましたが、何と二回目です。


完全におちょくっとる!!


完全にこの隠密を挑発した軽犯罪に対し、遂にぶちギレた私、私立探偵を呼ぶことにしました。



探偵の名は毛利小四郎。
別名、眠りの小四郎。


探偵として名高く活躍する彼に、今回の事件を依頼することにしたんです。はい、後悔してます。

今考えたらこんな奴ら何ぞ呼ばなければよかったんです。


……………………



ピンポーン……

依頼の電話から早急に駆け付けてくれた氏、しかし…はなからちょっと何かがおかしかったんです…


隠密「こんにちは〜」
(なんでJKとガキがいるんだ…)


小四郎「あっ、どうも〜、毛利小四郎です。いや〜しっかし、けしからん奴ですな〜!この眠りの小四郎がとっ捕まえてみせますよ〜アハハ〜アハハハハ〜〜!」


なぞのJK「ちょっと〜お父さんたら〜!すぐに調子のるんだから〜!もぉ〜スミマセン!」


隠密「い、いえ、お気になさらず……してそちらのお子さんは?」
(小四郎さんってまさかアホか…)


メガネ小僧「ペロッ…ペロペロッ…こ、これは陰毛ッ!!」


隠密「アッー……………!!」
(コイツ!な、舐めやがった!!)


小四郎「バッカガキがぁぁぁ!!大切な現場の証拠品を触るん……いや舐めるんじゃねぇ!乱ッ、あっち連れてけッ!」


隠密(あのJKは乱って言うんだ…)


メガネ小僧「ニヤニヤ…ニヤ…」


隠密(あのガキ、時折独り言をつぶやいてはニヤついているぞ…完全に犯罪者予備軍や…)


小四郎「いや〜すんません〜…ところでこの毛は突然??」


隠密「はい、突然置かれていたんです。もう怒りと悲しみで…」
(やっと探偵らしくなってきた…)


小四郎「ンフフフフフフ……あのぅ…私分かっちゃいましたぁ〜」


隠密「……………………」


小四郎「……………………」
(し、しまった!古畑の真似なんかするんじゃなかったアッー!)


隠密「あ、あはは……あははは…で、犯人がわかったんですか?」
(何コイツ怖い……)


小四郎「えぇ…もちろん分かりました!犯人はぁ…………ッ!」
(あ…れ…?いつもならこの辺りで眠くなるんだけどな…)

























隠密「ゴ…クリ…」
(今回は眠らないのか?……アッー!!!あっのくそガキ!小四郎さんを狙撃しようとしとるやないけ!!し、しかもゴルゴ13のコスプレしとるッー!!!)


隠密「小四郎さん!よけろおおおおおおおおおおおおおお!」



ズキューーーンッ!!!



小四郎「ん…?おっ!危ねぇ〜!なんか銃弾がかすめたぞッ!…ヒーッ!、壁に穴開いとるがな…」


乱「コ、コナソ君ッ!急にいなくなったと思ったらこんな所で何やってんのよ〜?!心配かけな………あ…え?オマエそれなに?」


コナソ「あ、あっれ〜、乱姉ちゃん!!お、おじさんと警察ごっこして遊んでたの〜バンバーン!」
(クッソ隠密がぁああああ〜!)


乱・小四郎「明らかにモノホンの銃やないかああああああい!!」


コナソ「ば、バーローwwww」


隠密「漫才ならよそでやってくれええええええええええええ!!」




……………………


こうして、犯人は分からずじまいで彼らは帰っていきました。

一体犯人は誰なんでしょう?
お願いします、やめてください。


コナソ「自分のだろ?」


あ、え、え?ちょ?




ではまた!


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