こんばんは。
隠密です。
窓を全開で車を走らせると、どこからともなくキンモクセイの香りが漂ってくる秋も半ば、皆さんどうお過ごしですか?
クリスマスやバレンタインデーに続き、特に製菓業界では、ハロウィンをブームのせようと、必死な商業戦に出ているようです。
年々"あの"カボチャを見る機会が増えた気がしていたのはどうやら勘違いではないようで…
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さてそんなハロウィンに対し、製菓業界同じく"ある意味"商業戦に挑もうとする男がいました。
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―その男、稲川につき
こんばんは、稲川淳一です。
いやね、最近よく言われるんですよ。見ないなぁ〜稲川さん最近見ないなぁ〜なんてねぇ。
それ聞いてね、アタシハッと気付いた、気付いたんだぁ〜。
ハロウィンってあるでしょ?そのハロウィンに便乗して怖い話を再びやるぞ〜ってね。思ったんだ。
でもね……
ネタが無い。これはな〜んかヤバイ、ヤバイぞ〜なんて思ってたら……あったんだ、偶〜然。
「つまみ大豆/怖い話チケット」
アタシの良心は止めたんだ、行っちゃダメだ、ダメだぞ〜って。
だけどね、行っちゃうんだ〜向かっちゃうんだ〜、足がね、本能がそう言うんだから。
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それでね、気付いたら真〜っ黒い髪の毛がバーッサリ、肩に、アタシの肩にね、あったんだ…
うわぁ〜きたな〜マズイなぁって思ってもうね、鳥肌がスゴい。
それがね、それ実はハッと気付くとね、アタシの髪だったんですよ、アタシの髪だったんだぁ〜…。
無意識にね、ばれちゃいけない、ばれないぞ〜てね、変装のために髪ね、切っちゃてたんだ〜。
だってホラ……
つまみ大豆の怖い話会場にアタシがいるぞ〜なんてバレたらあなた、それほんとのホラーですよ。
ヒゲだけはどぉ〜しても剃れない、強い念なんでしょうね〜。
まぁうまく髪は…そうだなぁ〜…そうそうあなた位、スポーツ刈りっていうんですか?まぁね、短くして行ったんですよ。会場へ…
<稲川淳一、つまみ大豆の怪談ネタをパクる!のイメージ>
アタシねぇ〜、その時はまったく気が付かなかった、とにかくね、つまみさんの話が怖い。夢中だったんですね、コピーに。
いたんですよ、背後にず〜っと、ジロォ〜って見てたモノが。
たま〜にいるんですよ、死んだことに気付かない霊が、会場を彷徨う警備員の自縛霊でしょうねぇ。
会場のね、警備をしてるんだ、死んでからもず〜っと……
それでね、その警備員の霊がゆ〜っくり手招きしながら言うんだ、こっちへ来い〜来い〜ってね。
アタシゃまだ死にたくない、もう必死、嫌だ嫌だ嫌だ〜ってね。
それから何か棒のようなものを振りかぶってね、霊が。あっこれはヤバイ、連れてかれる〜ってなったら………ここにいたんですよ。
―警察署
警官「そっかぁ…とりあえず変なお薬は使ってるのかな?ん?」
淳一「……………………」
警官「ん?もう数日入ってる?」
淳一「うわぁ〜、これはマズイ、これはな〜んかマズイ、亡くなってからもお勤めしてるんですねぇ…ご苦労様です、南無南無…」
警官「コイツもうダメや……」
淳一「……………………」
警官「……………………」
淳一「逮捕して下さい。」
刑事さんは警察帽を被りませんが、警官は被ってます。さて……
稲川さんの見たスポーツ刈りの人は何だったんでしょう…
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かなりお気に入りの稲川淳一さん、また登場させたいと思います。
最近になってだいぶ意識されつつあるハロウィン、まだ先の事ではありますが、たまにはこんなふざけたホラー話なんてのも^^
ではまた!