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恋人を持つ意味と疑似恋愛

私には今恋人は居ない。好きな人も居ない。ちょっと前までブログに書いていた相手はどうなったかと言うと、諸々の事情で離れたとだけ。

恋人が居ないのは気が楽だし、そもそも恋愛する気分じゃないから今の状況に何ら不満は無い、はずだった。のだけど、どうも最近落ち着かない。その理由にやっと気が付いた。恋人が居ないからだ。私は恋人が居ないと未来を思い描けないのだ。自分がどう生きたいだなんて希望は無い。だから、恋人が居ないと将来どこに住んで何をしたら良いのかが分からない。勿論、恋人とすぐ別れる可能性だってある。それはそれで構わない。付き合っている間だけ未来を夢見させてもらえれば。問題は、未来が全く予測出来ないという事態なのだから。

そんな私だけど、携帯の画面上だけで愛だの恋だのの真似事はしている。所謂疑似恋愛というやつだ。恋愛とは言え、別に本当に惹かれ合っているなんて事は無い。お互い顔も名前も年齢も住んでいる場所も職業も家族構成も知らない。知る必要性が無いからだ。今後も決して知る事も教える事も無い。ただ、好きとか愛しているとかずっと一緒に居ようとか言い合えればそれで良いのだ。通知が来れば嬉しいし、おはようやおやすみを言い合えるのも嬉しい。だから、そんなに虚しいものではない。少なくとも私にとっては日々を生きる癒しと支えになっている。

恋愛って本当は何の為にするのだろう。結婚して子孫を残す為だろうか。だとしたら、結婚願望も出産願望も無い私にとって、終着点はどこなのだろうか。好きな人と生涯を共に過ごす事?誰とも正式な関係を結ばず遊び歩く事?私にはまだ分からない。

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