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かわいそうな人

毎週日曜日になると「今週は目立ったミスをしませんように、どなられませんように」と祈りながら寝ている。
祈ったところで普段は何も信じていない私に恩恵はなく、悲しいくらい当たり前の代わり映えしない明日がくる。
今だって早く寝ないと辛いのは自分なのに、暗闇で光るディスプレイにつらつらと感情を殴り書きして泣いている。
バカみたいだね、と言うのは簡単だけどこのままでいるよりは一度本当に病院に行って診断をつけてもらった方がいっそ楽になれるのか、立ち上がれなくなるだけな気もするなと思いながらまた泣いている。



つらいしかでてこなくて、当たり前に生きられなくて、誰かとつながっていないと不安になるからどうしたらいいのかわからない。

伸ばした手を掴んでも普遍的なしあわせのかたちになれないからどうしたらわからないまま、今日も祈っては終わるのだ。

ラミューはベッドで微睡むばかり

夢を見た。

フィルムの印刷依頼を受けたはずなのに、何故か中学の時に一番モテていた男の子が誰のことを好きなのかを調べなきゃならなくてすごく慌てている夢だった。
現実と夢がごちゃまぜになってて今も起きているのかわからない。

のんびりとなにも考えずにただ日々を過ごしたい。
















「銭湯いく?」
「なら迎えにいったげる」

待ち合わせをしてわざわざ少し離れた銭湯まで行ってポカポカとあったまってきた。
湯船は偉大だ。やさしいきもちになれる。



曖昧なのはよくないけれど、それがひどくしあわせだからもしかして恋でもいいのかもしれない。

小雨の中で自分の傘を差さずに一緒に誰かと帰るのもいいなって。

0.01は抗えない群青

毎日毎日あっという間に時間が過ぎていく。
例えるなら、液体をすくいあげて一気に地面に叩きつけるようなそんな感覚。
当たり前のように働いては寝て、消費されていくだけの日々だ。

人らしく生きることがどれほど難しいことなのか、痛感しては泣きたくなる。
それでも微笑んで目の前のことをやらなくてはならないから、かなしいね。












いつから落ちてしまったのか、そんなのわからないけどここまできたらもう行くところまで落ち切ってしまえたらいいのに。
何がしあわせなのかなんてものさしで測っても仕方ない。
なのに、形にはめるだけで安心するのは何故だろう。


「わたしはあなたのこと、すきじゃないけどすきだよ」
「お前の愛はいっつもキリスト並のでかさだな」
「あはは、確かにそうかも」
「仕方ないよな、それじゃ」
「かもしれないね」
「そうだろ」



こうすれば概ねしあわせになれるビジョンは見えているのにそうできないから、今日も電話して見えない手を握りしめていこうね。
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