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呼吸法

時々、どうやって呼吸をしていたのかわからなくなる。

舌の位置を気にし始めるとなんだか居心地が悪くなるのと同じように、ふと気付くと何気無くしていたことを自分がどうやってこなしていたのかがわからなくてうつむきたくなることが多い。
多分馬鹿だからこんなことばっかり考えちゃうんだろうな。もっと楽に人生を生きるべきだ。








「完成されてるし確立されつつあるけど、もっと高みを目指すべきだ。もっと上にいけるはずなのだから」


そんなような内容を先生が仰ってくださったのだけど、上に行くためにどうしたらいいのかがわからなくなってしまった。
考えても無駄だから必死に走るべきなんだろうけど、それすら上手にしようとして失敗しているから救いがないね。


短歌も先生が何かを感じてくだかってる分、期待に添えるように頑張りたいんだけどな。卒製どうしようかな。その前に就活か。









悲しいって言って悲しくなくなるなら、たくさん声にだすと思う。けれど、世界は飽和しているから誰もわたしのかなしみも、あなたのかなしみも、そして世界自身のかなしみも形にしたら行き場がなくてそのまま空気に浸透してただ漂っていくだけなんだと思う。そして、空に溶けていってそのまままた誰かの呼吸と共に肺の中で蓄積されて吸収合併されて吐き出されていくのだ。
心に非ずが悲しいなら、わたしはそのかなしみのかなしみを受け止めたい。誰かの元でわたしのかなしみだったそれが助長して世界に飽和しないように、そっと閉じ込めておきたい。そうして、金色の孤独をぴかぴかに磨いて月の代わりにしたいと思う。うつむいているあなたを照らす何かになれるように願いをこめて。



こんな夜は大きく息を止めてそのまま眠りにつきたいね。
おやすみなさい、すてきなゆめを。

百年の孤独


六月の呪縛から放たれた結果は人生において最大値をマークする勢いで体重増加でした。太っただろうなーとは思いながらもここまで増えているとは思わなかったです。頑張って運動することと間食をやめようと決めて体重管理アプリを取りました。好きな人にも「昔の方がシュッとしてたよねwww」と腹を摘ままれたのでせめて去年くらいにまで戻ろうと思います。アイス食べたい気持ちでいっぱいです。












週一で悲しい気持ちになるための何かが欲しい。


毎週毎週短歌を書きながらふと思う。私からうまれる言葉は悲しくて辛くならないと輝けない。ふとした日常からプラスを切り取る作家がいるのなら、私は対極として生きていくのだろう。

「貴方の言葉はナンセンスなのにすごくキラキラと輝くものがあるね。きっとそれは孤独とか悲しみが根源にあるんだろうけど、僕らにはわからない悲しみだ。普通に生きていたら理解出来ない、何か辛いことがたくさんあったのかもしれないけど、それが貴方の礎となって生きていくんだろうね」



人よりも悲しいことがあった訳じゃなくて、弱くて泣き虫だから人よりも痛みに敏感だっただけだ。平々凡々な生き方をしてきている。自分が悲しいと思うことがどれだけちっぽけなのかをよく理解しているつもりだから誰にも言えない。それをそうやって言ってくれる人に出会えて少しだけ救われた気がしました。













嬉しかった話(大したことはない)。


ブレスレットを貰った。アクセサリーが欲しいと言った私に悩みながら買ってくれた銀色の二連ブレスレット。時計と一緒に着けていたら、ある日いつもの置き場所になくてどこを探しても見当たらなかった。その日は珍しく徒歩で遠回りをしながら帰ってきたのでどこかで落としたのかもしれない。でも、確かに家で外した筈なのに考えれば考えるほどわからなくて泣きそうになりながら謝ったら、笑いながら許してくれた。

後日会った時に「もう一回探した?鞄貸してみ、一応見たげるよー」と言われた。全部探したこと、どこにも見当たらなかったこと、もう一度探してみることを伝えながら鞄を渡して確認をしてもらった。
「パッと見た感じなさそうだけど家で全部物を出してみるといいかもね」と言われ、ああやらかしたな……と思いながら帰宅した。

次の日、イヤフォンを鞄から取り出すと何かが一緒に絡まって出てきた。銀色の塊はどう見てもブレスレットで探し足りてなかったのか!?と思いながら広げてみると無くしたものとは少し違うデザインの二連ブレスレットでした。本人にごめんねありがとうと伝えると、「無くしたの見つかっただけじゃない?良かったね!」とニコニコして言われた。優しいのに隠したがりのロマンチストな彼が大好きです。


後日、家からブレスレットが見つかって二つになっちゃったよと言ったら「きっと細胞分裂したんじゃないかな……」と誤魔化すように言いながらポソっと「あ、全然デザイン違ったわ……やらかしたわ……」と呟いていているのを見かけたのはまた別の話。













■何かを卓越した鈴ちゃの雰囲気が、誰かを侮蔑するわるいひとの見方にならないと良いなって思った。ごめん私いまひねくれてます。夏休み、山陰から抜け出したら会ってくれるかい? 06/07 15:44


私は誰かの何かを否定する訳でも侮辱したい訳でもない。ただ肯定もしません。そうなんだー、でおしまい。好きな人たちには別ですけどね。

きっと私のことをそう呼ぶ人は数少ないのでだいたい誰かはわかるような気がしたのですが、やっぱり誰かわからないので良かったら連絡ください。多分暇なら会いたいです。
今年の猛暑はつらいと思うので、元気にお過ごしくださいな。











百年の孤独 四首


「しあわせは歩いてこない」と言う君の片足砕いたこなぐすりかな

左手の指輪に塩を振りまいて桜の下で養分とす

流れ散る真っ赤なかなしみを平行に刻んで歩く日曜の夜

あの月を空から切り取り百年の孤独と名付けて飼い殺せよ
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