おかざきマタニティクリニック

2020/06/08 00:01
新聞を捨てて、テレビを消して街に出よう


コロナ肺炎の緊急事態宣言が解除され、あとには無残なシャッター通りが街のあちこちに残されました。

パンデミックを避けるためとは言え、あまりにも後遺症の大きい、回復困難な、終戦にもにた爪痕が生じています。

スーパーや日常品を扱っているホームセンターなどは人が多いようですが、それ以外のほぼ全ての業種に、大きな心理的経済的社会的な穴が生じているようです。

今日久しぶりに喫茶店をのぞいてみると、はやっているところは駐車場も一杯のようですが、まだまだ空いているところも多く、レストランなどもガラス越しに見るだけですが、まだ人は少ないようです。

マスコミの報道は、さながらミーアキャットや猫をじゃらすがごとく、次々に話題やことさらに一点報道をこれ見よがしに垂れ流すので、TVや新聞から多くの情報を得ている人は、次々に入れ替わる報道に思考が振り回されて、大事なことから目をそらされて、冷静な判断ができなくなるのではないかと危惧します。

疫病対策というのは、古今東西それほど変わってきたわけではなく、戦後の結核やその後の感染症においても、日本は冷静に対処してきたと思うのです。コロナ感染も、日常で感染するというより、夜の街や、院内感染など、割とクラスターの発生場所は限られていることも分かっています。どうすれば感染リスクを減らせるかはわかると思うのです。一般的な生活をしている限り、感染のリスクは現状少ないのではないかと考えます。今回も次の第二波に備えて、社会構造、経済活動をどこまで維持し、感染を最小限に抑えるのか、専門家の分析、対策を期待しています。

合成の誤謬という言葉があります。一つ一つは正しくても、全体としては整合しないことがあるんです。感染を防ぐ、それ自体には全く間違いがありません。しかし、ウイルス感染をゼロにすることだけを至上命題にすると、他の大事なことで次々と不都合が生じてしまうのです。人はリスクを取って生きているのですから、自動車事故で死ぬかもしれないと言って、車に乗らない人は少数派であるように、ウイルスのリスクをゼロにすることなど到底不可能なのですから、リスクをどこまでとるかは個々の判断、または政治家の判断によると思うのですが、政治が現在の状態だと混乱がますます増していくばかりに思われます。

ただ、今は兵庫県で新たな感染者が出ていない中で、自粛に慣れ切った心を開放するためにも、部屋でテレビにかじりつくことをやめて、外に出てみませんか?新聞も放り出して、自分の目で山や公園や近くのお店をご覧になってください。天気の良い日は、一度外に出て、マスクをとって、大きく深呼吸してみてください。きっとウイルスのことで一杯だった頭がすっきりとして、元の自分に戻れるはずです。みなさんと同じように、頑張っている人がたくさんいることに気づけば、社会も回復を始める事でしょう。

ソーシャルディスタンスを取れれば、きっとお気入りの店に入ったり、買い物をしてもリスクは少ないと思います。当院でも、正しくウイルスを恐れ、振舞うよう、常に情報をアップデートし、皆様の健康をお守りすべく、スタッフ一同お待ちしております。具合の悪いときは、我慢せずに相談してください。


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