おかざきマタニティクリニック

2019/12/19 19:15
逆浸透膜による純水供給を開始しました


日本の水道水は安全、みなさんそう思っていませんか?

自宅に浄水器を取り付ける人は増えていますが、法律の未整備もあり、通常の浄水器では防げないリスクが水道水にはたくさん潜んでいます。

1. 硝酸性窒素

 農業、菜園等で使われた化学肥料に含まれた窒素は、土中で微生物などにより酸化され、硝酸性窒素へと変化します。
これらは地下水となり、上水道から水道水となるのですが、現在の水道施設では除去が不可能と言われています。
恐ろしいことに、その水道水濃度は年々上昇し、自治体レベルで基準値を上回っている場所は少なくありません。

この硝酸性窒素は体内で亜硝酸性窒素へと変化し、ヘモグロビンをメトヘモグロビンに変えることで、体内に酸素を取り込みにくくしてしまいます。
特に新生児が危ないと言われており、ブルーベビー症候群という、乳幼児突然死の原因になるとも言われているのです。

 水を煮沸することで、更に硝酸性窒素は濃縮され、高濃度になります。
この危険を避けるには、一般的な浄水器レベルでは不可能です。逆浸透膜はこれらを除去できます。

2.放射性物質
 日本中で検出されている放射性物質ですが、神戸でも浄水場の放射性ヨウ素濃度が上昇し、ニュースになったことがありました。逆浸透膜はこれらをシャットアウトすることができます。

3.トリハロメタン
 浄水場で次亜塩素酸消毒を行うときに生成している発がん物質ですが、煮沸でかえって濃縮してしまいます。逆浸透膜はこれらの物質を通しません。


 当院では世界的に最も普及している高性能のダウ・ケミカル社の逆浸透膜設備を導入しましたが、フィルター孔はわずか0.0001ナノミクロンで水分子以外を通しません。ウイルス、細菌、カビや農薬、重金属など、従来の浄水器では除去できなかった水以外の様々な有害物質や塩素を除去してくれます。当院ではこれら超純水を 従来の浄水に代えて、全ての院内食、哺乳ミルクに用いることにしました。外来にもサーバーを設置していますので、ご自由にお飲み下さい。

 試しにお茶を入れてみると、まろやかで、今まで以上においしいできあがりです。
お料理の味も、素材の味が一層引き立ち、自然の味わいになったと、スタッフの間でも好評です。私も朝一番のコーヒーを炒れるのが楽しみになりました。

逆浸透膜でしか除けない物質が体内に入ると、様々な健康リスクに直面しますが、飲料として医療機関での導入はほとんどなされていません。
当院ではこれらの設備を導入することで、より一層の母児の安全を図ることができると考えています。


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