ハーモニーレディースクリニック

2019/07/08 08:33
神戸市の出生減少その2

昨年、神戸市の出生数が急減していることを報告しました。

全国的な減少なので、神戸市に限ったことではないのですが、より身近なこととして、市町村単位での人口推移を定期的にモニターしています。神戸市の出生数は平成になってから、長らく年に12540から14167人/年を推移しておりましたが、H23年の12900人台以降100〜300人/年ずつ減少を始めています。

令和元年になった5月、分娩出生数は、先月よりやや持ち直したものの、依然として減少傾向に有り、恐らく今年の出生数は、今月までの出生数から、下記の様に前年比468人減少になるのではと予測されます。

        出生数
H22     12979
H23     12954
H24     12636(前年比2.4%減)
H25     12437(1.5%減)
H26     12218(1.5%減)
H27     12140(1.8%減)
H28     12124(0.1%減)
H29     11565(4.6%減)
H30     10711(7.4%減)     (神戸市統計書)

R1(予測)  10243(468人減 (4.4%減))   

問題は、出生減少に止まる見込みが全くないどころか加速しているように見えることです。平成が終わった時点で、出生数はH22年に比べ既に20%減少となっており、来年は更に10000人を割る事態となりそうです。

人口急減に備えが必要でしょう。


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