Jun10::映画
 流浪の月

予告編で気になったので観てきたん。

話題:今日映画館に見に行った映画

難しかったぁ。

これ、
本屋大賞取ってる作品だから原作も読みたいけど、
しばらく忙しいから後回しにしてるのね。

原作前に観てしまったんだけど、
デリケートな作品すぎてなぁ。
私は松阪桃李の役作りが好きなので、
アウトサイダーな日岡とどう違うのか、
ワクワクしながら観たのよね。

確かにあの痩せ方は役作りとしても心配されるわ。
情報解禁前は何も言えないだろうし、
変な噂になったら本人も奥さんも可哀想。
ハリウッド俳優で役のために歯を抜いた人もいるけど、
俳優ってほんと大変よね。

某事務所みたいに当て書きされるのは別ね。

李監督作品は初めて観たけど、
映像美とサウンドは圧倒的だった。
音の色気がヤバいね。
アイス食べてるシーンが好き。

ちなみにこんな仕事をしている私でも、
たぶんそれは基本的に苦手だし嫌いなんだろな。
ラブシーンが生理的に無理だった。。
まぁ元はそっちに関しては潔癖なんで。
(清楚系ビッチだけれども)

でもって自分を守るための嘘が、
他人も自分も傷つけていくやるせなさがね。。
切なくて2回くらい泣いた。

けどまとめ方は下手な気がするー。
だから全体的に冗長だし淡々として飽きそうになる。
エンタメ的と言うよりは完全に文学寄り。
嫌いではないけど得意ではないなぁ。

これは監督だけの責任ではないかもだけどね。
製作総指揮がいたので。

何を魅せたいのか?
何を伝えたいのか?
そこが原作者と一致してれば概ね原作通りだし、
違えば脚色もあるだろうけども。
こればっかりは原作読まないとなぁ。

確立された2人の世界の美しさと、
世間一般との乖離の歪なズレが
確かに作品の根本ではあるんだろうけども。

あれを究極の愛と言うならそうだし、
究極のエゴイズムと言えばそうだろうし。
難しいよなぁ。

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