Jul10::その他
　昨日買ったやつ

2冊とも読破しちゃった。

話題:読書記録。

岩井志麻子 忌まわ昔

連載で見たときの胸糞加減が好きで、
買ってしまったんだけど。
胸糞好きだけど
淡々としすぎた文体は好きじゃない。
どっちかってーとこってり表現系とか、
癖のある感じが好みなの。
情景が浮かぶようなねっとり系とか。
ホラー入ってるから淡々としたほうが
怖いの苦手な人にも良いんだろうけど。。
この作家さんで買うのはないな。
でも胸糞悪い感じと、
実際の事件が何となくわかるのが良い。


平山夢明 ダイナー新装版

もうね、
徹夜で読破した（笑）
相変わらずご飯食べたくなる〜。
この人の比喩とグロと文体大好き。
原作読み返したらね、
イケメン祭りで綺麗にまとまった実写、
ハードボイルド感は皆無よねってなる。
蜷川実花＝映像美だからさぁ、
三池崇史みたいなゴリゴリ暴力はないわけ。
美しすぎるわけ。
やっぱ頭1つくらい吹っ飛ばそうよ〜。
食べ物描写は色彩美でよきだけど、
いろいろ綺麗にまとめ過ぎだよねって。
でもまた映画見たい。
個人的事情で（笑）

本読んで徹夜なんて
マジで高校以来かも。

私が好きなのはダイナーの平山夢明さんとか、
京極夏彦氏とか、
小野不由美さんみたいな、
個性が確立した文章なんだと思う。

お手本みたいな日本語は好きじゃない。

岩井志麻子のやつは今昔物語集が土台だけど、
同じ古典が土台なら、
京極夏彦氏くらいに落とし込んだのが好き。

好みが分かっただけいいか〜。


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