人様のブログで話題になっていたことを拾ってくるのが得意な「Everlasting Gaze」へようこそ!(自爆)
ヒート●ックやらヒート●ァクトやら、薄手の新素材が人気ですよね。←自分の妄想コメントからSSを書こうとしてます(笑)。
しかもそれをリンク記念にしてしまおうという魂胆。こんなやつですが良いですか、皆様!
※原作とは全く関係ない妄想文です。キャラクターが劣化してる!こんなのは暴君キャラじゃない!と感じられたら速攻ブラウザバックをオススメします。
※残念なことに甘さはあまりないです……。
♪余談
タイトルの英語はカーペン/ターズの曲「close to you」に引っ掛けただけで意味はありません。この曲です。↓
HTTP://ww3.enjoy.ne.jp/~oyf/closetoyou.htm(PCサイト:HTTPを小文字のhttpに変えると飛べます)
♪さらにちょー余談
この曲も大好きでよく歌います。短いんですけども。「For All We Know」
HTTP://ww3.enjoy.ne.jp/~oyf/forallweknow.htm(PCサイト:HTTPを小文字のhttpに変えると飛べます)
いいんですよ、歌詞も!暴君の二人がこんな風になりますように(祈)。
【cloth to you】
テレビで見かけたCM。雪の舞う寒そうな背景に、薄手のシャツとジャケットだけで佇むモデル。
こんなのは所詮広告だ、と分かっていたけど、実際に着てみたくなるような、魅力的なCMだった。
「なあ、これあったかいのか」
CMはあっという間に終わってしまい、同居人に声を掛けた時には別のCMに変わっていた。
「え?何のことですか?」
「ヒートなんとかってやつ」
「ああ。最近流行りですね。俺も気になってはいたんですけど、まだ買ってないです」
珍しく物欲の欠片を見つけて、同居人は嬉しそうにそばに寄って来た。
「見に行ってみますか?」
「う……ん。ほんとにあったかいのか気になる」
「じゃあ明日の帰り、寄り道しましょう!」
同居人が嬉しそうに言ったので、俺は若干怯んだが、とりあえず了承した。
こういう時、同居人は挙動不審に陥ることが多々ある。俺はその度に気が気じゃないが、それよりも拒絶した場合の面倒臭さの方が勝るので、大概逆らわないことにしている。
……公衆の面前で面前臭いことになった時はまたその時に考えることにして。
翌日、学校を出て、地下鉄に乗って繁華街へ出た。目的の店に入ると、色とりどりの服が並んでいる。
「先輩、これですよ。何色がいいですかね」
「あ?白とか黒でいいだろ。てかうっすい生地だな!これでほんとにあったかいのかよ?」
「せ、先輩!声がでかいです!」
同居人は慌てて俺の口を塞ごうとする。ウザい!なんだよ、正直な感想を言ったらいけないのかよ!
とりあえず、Mサイズのやつを手に取って矯めつ眇めつしていると、同居人がこげ茶色のダウンジャケットを持って来た。
「先輩、これも一緒にどうです?これから寒くなりますし〜」
お前は店員か、と心中でツッコミながら、俺はとりあえずダウンジャケットを羽織ってみた。
「へえ、軽いな。これなら邪魔にならんかも」
気になっていた薄手の新素材より、軽い割に暖かいダウンジャケットの方が気に入って、俺はそれを買うことにした。
「えっ先輩もう決めたの?もうちょっと見ましょうよ」
「うっさい、服なんか機能的だったらいいんだ!」
俺はうるさい同居人を振り切って、ダウンジャケットをレジに持って行った。会計を済ませて、店の外に出る。
同居人もレジに並んでいるようだったから、一応待ってやった。
「お待たせしました!」
同居人はどこかニヤニヤしていた。……なんか、嫌な感じがする。
「お前何買ったんだ?」
「えっ、せっかくだからヒート●ックを」
「ふーん。あんな薄いの、下着にしかならんだろ」
「またそんなことばっか言って。着てみなきゃ分かんないでしょ」
同居人が俺の後ろでなんやかや言っていたが、放っておいてすたすた歩く。
「先輩、もう帰るんですか」
「?なんでだよ。帰るに決まってんだろ」
「せっかくだし、どっか店入りましょうよ」
ん?何言ってんだこいつ。
「今日は味噌煮込みだって言ってなかったか?」
「え?確かに昨日はそのつもりで下ごしらえもしましたけど……」
「俺は味噌煮込みの腹になってるんだ。それがいい」
「……先輩、俺の作った味噌煮込みが食べたいんならそう言えば」
「?だからそう言ってんだろうが」
……なんか微妙に会話が噛み合わないな。
同居人がぷるぷる震えてるのも気持ち悪い。
「はい!最高に美味いの作りますね!」
家に着いて、炎の料理人と化した同居人が作った夕飯を俺は全部平らげた。
……確かに、味噌煮込みはうまかった。
それは認める。店に出してもいいくらいだ。
夕食が終わって、片付けを済ませて寛いでいると、買い物袋を下げて同居人が部屋から出て来た。
「先輩、俺サイズ間違えて買っちゃいました。これ、先輩なら着られると思うから、あげます」
「バカだな、ちゃんと確認しなかったのかよ?」
俺が買わなかった薄手の新素材。白いシンプルなハイネックシャツ。
「着てみて、先輩」
「あー?めんどくせえなあ」
「先輩が着られなかったら返品してきますから。ね?」
せっかく買ったものだし、元々は俺が買い物に誘ったんだし。
好奇心も手伝って、俺は着ていたシャツを脱いでハイネックシャツを試着した。
薄く、伸縮性がある生地は身体に程良くフィットして、なかなか着心地はいい。……暖かいかと言われると微妙だが。
「ん、まあ別に着られるな。これにシャツ羽織れば……」
「せんぱい……」
はっ、と同居人の方を見た。明らかに様子がおかしい。時折感じる病んだ電波が出ている。
「なっ、なんだよ」
「に、似合いますね」
じりじりと寄ってくる同居人。あ、やばい。膝裏がソファに当たる。追い詰められた。
〜挿絵(by ゆずる様)〜
「普通だろ!こんなん誰でも似合うように出来てんだよっ」
「腰のラインとか……やばいです」
「はあ!?何言ってんだお前っ」
体が竦んでる内に、同居人の腕が俺を捕らえた。こいつのスイッチがちっとも分からない。なんで俺なんかに欲情するんだこいつはっ!
「先輩、それ着るの家の中だけにしてね」
「なんでだよ!」
「誰にも見せたくないから」
「……?」
言ってることが全く理解できない。こいつほんとは頭悪いんじゃないか?
論理的に説明しろ!
そんなことを思う間に、俺の唇を奪った同居人は、不敵に微笑むのだった。
end.
……あのう、こんなん出来ましたけど……
文句あったらぜひコメントでも拍手コメントでも。罵ってください。
兄さんがヒート●ックとか薄手のハイネック+ダウンジャケットで細腰アピールしたら素敵だわあ、と思った妄想を森永くんに押し付けちゃいました。もちろん森永くんは兄さんに着せるつもりでわざと小さいサイズを買いました。
森永くん好きだよ。ごめんね、歪んだ愛情で……。
いらっしゃいませ♪
萌えました?良かった!
細腰の兄さん超見たいですよね〜。実はおねだり済みだったりします(笑)
森永くんは一瞬で判断して萌えの方向へ持っていってくれます。残念な男ですが大事な存在です。森永くんがいなかったら、兄さんという逸材は発掘されてないですもの。
ありがとうございました!
素敵なSSが出来上がってますね〜!
(●NI●LOさんとかのCMに使えそうですね!ダメ?)
お話が兄さん視点でカッコイイですね!
兄さんの細腰を想像いたしました〜♪
確信犯の森永君が好きです!
素っ気ない態度のわりには森永君の作ったのが食べたいなんて〜可愛い兄さんですね!
なんだかんだ言いながら、森永君大好きなんですね〜
…ところで、兄さんは何処で着替えたんですかね?
何かすごく気になって…男同士だから、森永君の目の前で!?
シャツからネックに??その過程も鼻血ものです…///
本当…妄想がこんなんですみません…
描けるのかな?残念な感じに終わったらすみません。
シーン的に『肘』が出てくる辺りかなと読んでますが、変更あるかも…
このコメント、まずい時には公開しなくても大丈夫ですから〜!
素敵なお話ありがとうございました!
(__)mではまた!
いらっしゃいませ♪
ここにいる兄さんは7章前の兄さんですから……。無自覚です。全然恋愛脳じゃないわけです。
お着替えタイム、もちろん森永君の目の前で行われました。そこでぐっと我慢した(させた)のは話のオチが変わってしまうから!お着替え前に襲っちゃったら兄さんはだかんぼでえちタイムになってしまう…(ところで兄さんてシャツは素肌に着ているのでしょうか。ちくび見えちゃうよ)。
『膝裏』あたりですね。うふふ。いいです、にじにじされて兄さんあわあわ、森永くんはあはあ。いかにも暴君!って感じですね。
ぜひ。それでお願いします。
あ、もちろんゆっくりでいいですから〜。
ありがとうございました!
いらっしゃいませ♪
確かに、男女ともにあの腰が好みの人は多いと思うので、危険かもしれません!兄さん、女性に無理矢理乗っかられたり(やっぱり乗っかられる方)しても抵抗できなさそう……。
味噌煮込み、とちょっと曖昧に書いてしまいましたが、名古屋名物だったらやっぱりうどんかな?確かに、白い服に跳ねちゃったら大変。
またいらしてくださいね〜。ありがとうございました。
うおーーーー!きたー!(笑)
びっくりしたぁ(笑)いいですv
ヒート○ックSS(?)
わざと間違う同居人め〜
そして、話がかみ合わない二人がすごくいいです。何より、兄さんに振り回されてるように見える森永君がすごーく新鮮でいい!syuyuさんナイスすぎる。兄さんがヒート○ックをぴったりと着用したらそりゃタマリマセンよ。ダウンも似合うでしょうね〜イメージが湧きすぎて。有難うございました。
いらっしゃいませ♪
ふふふ。書いちゃいました。こういうのはぱぱぱっと書けちゃうんですよねえ。絵が思い浮かんでいる時は早いです。
森永くんは兄さんに振り回されてるくらいがちょうどいいと思います!←ヘタレ好き
コスプレじゃないけど、兄さんファッションショーとか見たいなあ…
ありがとうございました♪