お酒、好きです。
日本酒、ワイン、ウイスキー。たまに焼酎。紹興酒は常温で。
ただしあまりビールがたくさん飲めません。
苦手というか、炭酸をたくさん飲むとお腹がいっぱいになるし、げ○ぷがどうしても出てしまうのです。げぷー=3
某E様(暴君ブロガーさん)のエントリで今盛り上がっている研究テーマ。
毎日いろんな研究が読めて楽しいです。
「美○年」も多分飲んだことあると思います。
東京に出てきて良かったことの一つに、いろいろな種類のお酒や料理が食べられることがあります。
田舎だと、どうしても地元のお酒が主流になってしまって、他の地方のお酒を飲む機会があまりないので。
逆に、その土地でしか流通してないお酒を飲む楽しみもありますので、旅も好きです。
お酒は料理を楽しむためのものです。
ま、たまに飲みすぎますが、最近はさすがに弱くなってきました。
年を取ると、体質が変わりますから嗜好も変わりますね。
そこで妄想……
兄さんと森永くんがオジサンになったら♪←すみません実はオッサンスキーですすみませんすみません・・・・・・(ジャンピング土下座)
以降は、10年以上後のおじさんな二人の妄想です!そんな二人見たくない!いや!夢を壊さないで!という方は続きをクリックしちゃだめです・・・・・・!←もし見てる人がいればですがw
※原作とは一切関係ない妄想文です。
※私は大学に行っていないため、どんな感じで研究が行われているかは想像です。捏造です。ご了承ください。
【matured】
「あれ、森永からメールだ・・・・・・」
宗一は白衣の下、ジャケットの内ポケットで鳴動する携帯電話を取り出した。
基本的にマナーモードで、着信は専らバイブが知らせてくれる。
【宗一さん、お疲れ様です。今日少し早く帰れそうです。お土産買って行きますね。何時頃大学出ますか?手が空いたら返信下さい】
若い頃はなんか絵文字とか顔文字とかつけて無駄にキラキラしたメールを送ってきてたけど、最近はすっかり落ち着いた感じの文面になったな、とふと思う。前にどうでもいいメールをデコメで送って来た時はさすがに呆れて、パケット代が余計にかかるだろうが、と怒ったら「またそんなつまんないこと言って・・・。可愛いのに」と拗ねていたことを思い出す。
「ん?・・・なんだ土産って。どっか出張・・・いや何も聞いてねえしな」
メールの内容に引っ掛かりを覚えたが、学生が声をかけてきたのでメールには返信せず携帯をまたポケットにしまった。
「巽先生、ここのデータちょっと見てもらえますか?」
「おう、今行く」
森永と二人しかいなかった研究室も、今は4名の学生と院生がいる。講義も受け持っているし、研究以外の仕事も増えた。
研究予算を取ってくるのも大事な仕事だ。研究の宣伝やらなんやら、イベントに駆り出されたりもする。
本音は、研究だけをやっていたいが、そういうわけにもいかないのだった。
「大人になったなー」
「え?なんですか?」
「いや、独り言・・・」
うっかり呟いて学生に聞きとがめられる。森永がこの研究室にいないことも、もう慣れた。
コーヒーだって自分で買いに行くしな!と宗一は立ち上がった。
「ちょっと休憩してくる。次の反応、15分後に見るから」
「はい、ごゆっくり〜」
コーヒーを買い、喫煙所へ向かう。煙草も少し、吸う本数が減った。分煙が進んで研究室で煙草を吸わなくなっただけなのだが、森永が嬉しそうだからまあいいか、と納得している。
「あ、そういえばメール返信するの忘れてた」
時計を見ると、そろそろ17時だ。早く帰るって、あいつ何時に帰るんだろうか?
【お疲れ。今日は多分19時には帰れる。土産ってなんだよ。どっか行ったのか?】
携帯はそのままテーブルに置いて、煙草に火をつけた。
すぐに携帯が震えた。今度は電話だ。かけてきたのは当然森永だった。
ふーっ、と煙を吐き出して、宗一は電話に出た。
「おう」
『宗一さん、お疲れ様です。今いいですか?』
「ああ、休憩中だ」
『お土産は、通りすがりのお店で買ったんで!別に、黙ってどっか行ったりしたんじゃないですよ!』
「何焦ってんだお前」
森永の剣幕にため息をつきながら答えると、途端に意気消沈した様子の声が流れてきた。
『えー、だって怒ってるのかと・・・』
「バーカ。聞いただけだろ」
『すみません・・・』
「謝んなよ」
『はい・・・』
「で?」
『え?』
「え、じゃねえよ。何の用事で電話してき・・・ってお前さっきの言うだけで電話してきたのかよ!」
『だって怒ってるのかなって』
「だーかーらー・・・もういい、用が無いんなら切るぞ」
『あっ待って待って!今夜、お鍋にしようと思うんですけど、宗一さん何がいいですか?この間お取り寄せした冷凍の鶏肉で、鍋やりましょうよ。水炊き?キムチ鍋?鶏団子で味噌味でもいいですよ』
「あー・・・どれも旨そうだな・・・お前は何がいいんだよ?」
『俺は水炊きかなー』
「じゃあ俺もそれでいいよ。なんか買い物いるのか?」『いえいえ、大丈夫です!俺、もう名古屋に着いてますから。じゃあ、準備して待ってますね。早く帰って来てくださいねー』
「おう」
1分程度の電話だったが、森永は電話の向こうで焦ったり落ち込んだり、忙しそうだった。
「ほんと、バカだよなあ、あいつ・・・。帰れるのは7時だと言ってるだろうが」
そう呟いて、灰皿の上でほったらかしになっていた煙草を、笑みの形になった唇で咥えた。
「ただいま」
玄関を開けると、部屋の中はぽかぽかとしている。もう鍋は出来上がっているようだった。
「あっ宗一さんお帰りなさい!」
台所にいる森永が笑顔で振り向いた。機嫌は直っているようだ。
エプロンに挟んだタオルで手を拭くと、宗一をぎゅ、と抱きしめる。お帰りの挨拶だ、と言って森永が譲らないので、もう長いこと続いている習慣だった。宗一はすぐに押し返すが。
「宗一さん、体冷えてるね。先にお風呂入る?」
「いや、腹減ったからメシにする」
「じゃあ手洗って、座っててください。すぐ用意しますから」
冷えたビールを二本空けて、水炊きをおかわりした頃。
「そういや土産ってなんだったんだ?白菜か?」「あっそうですね、もう飲んでもいいかな」
「???」
森永は冷蔵庫から一升瓶を出してきてテーブルに置いた。
「日本酒?」
「はい、これがお土産です!イベントで九州物産展やってて、つい入っちゃって。なかなかこっちには流通しない食べ物とかいっぱい……」
説明しながら、森永は片口に酒を移した。普通の酒より黄色味が濃く、濃厚な香りが立ち上る。
「見たことないな、美青年〜宗〜?どこの酒だ?」
「熊/本ですよ。古酒なんだそうです」
「古酒ってアルコール度数高いよな……」
「熟成されて旨味が増してるんですって」
森永は宗一に、宗一は森永に、それぞれ酒を注いだ。かちん、と杯を合わせる。
一口飲んで、宗一は「旨い」と言った。
「良かった!」
杯の酒はとろりとして、若い酒の攻撃的な鋭さはないが、豊かな旨味が広がる。
しばらく、注しつ注されつして、晩酌を楽しんだ。
「このお酒、宗一さんみたいだなあ」
「は?」
「ほら、名前も宗、だし。アルコール度数は高いけど、熟成されて芳醇な味って感じ……」
「ばか……」
目元を赤く染めて、顔を逸らす宗一を、森永が愛おしげに見つめる。
昔ほど、攻撃的じゃないけど、色っぽさは増したと、これは口には出さない。
顔は横を向いたままだが、目だけちらっと森永を見た宗一に、にっこりと笑いかけると、
「ね、今夜……しま」
「し・な・い」
「えー!お誘いくらい最後まで言わせて下さいよ!」
「酔わせて何する気だ!」
「いいじゃないですかたまにはー」
「だ、駄目だ!」
「いつになったら恥ずかしくなくなるのかなあ」
席を立ち、宗一の背後に寄って、森永は宗一の髪を解いた。
「……っ」
そのまま後ろから抱きしめて耳元で囁く。
「触りたいのは俺だけみたいだし」
「も…もう若くないんだよっ!お前もいい加減に落ち着け!」
宗一が振り向いて立ち上がり、拳を振り上げる。顔は上気して赤い。
「分かってないなあ」
その腕を取って、ちゅっ、と宗一の唇を奪うと、森永は艶っぽく笑いかける。
「どんな宗一さんでも、俺はいつでも今のあなたが欲しいです」
「……っ」
「時間が積み重なって、少しずつ熟成されて、今の宗一さんになってるんだから」
森永は以前と変わらず、熱い言葉で語りかける。「ね、今夜。……しましょ?」
「……っ」
答えは、相変わらず宗一の口からは聞けないけれど。
宗一はそっと森永の肩に顔を埋めた。
------------お粗末様でございました・・・。
なんだか他の方の研究結果といろいろ被ってますが。すみませんでした!
美○年、古酒もあるみたいですが名前はそのままのようです。
兄さんは美青年から美中年になっていただきたい!!!(そこか)
森永くんは酒を醸す杜氏さんですね。
まずは有難うございます。びっくりしたのは今日はここに伺おうと決めててPCの前に座った途端コメント見つけました。なんですか?この偶然!嬉しいです・・これ私が一人占めでいいのですか?すっごく素敵なんですけど。何より、この二人の年のとり方がすごくいいです。読み始めた瞬間どきどきが止まりませんでした〜素敵v素敵v(語彙が少なくて・・すみません)兄さんがいつまでたっても恥ずかしいところがいいな・・あと・・この続きは?(笑)
ううう・・今後もぜひSS書いて下さい〜あ!ちょっとこのSSですごく伝えたいことがあるので別手段とります!(笑)
感動です。有難うございました
他の作品でも、出来上がっちゃった二人の後日談がすごく好きでして、こんなお話になりました。また妄想できたら書いてみますね(^^)
ありがとうございましたー!!!
いらっしゃいませ♪
お酒美味しいですよね〜。旨い酒はストレートで、が信条です。でもたくさん飲んで潰れるなんて無粋はしません。
兄さんと森永くんて、今でも既に熟年夫婦というか家族のような感じがするので、恋人同士になってもあまり変わらないんじゃないかと思います。優しく甘く、そんな二人でずっといられたらいいですよね。
ありがとうございました♪