コミックスで好きなシーン、各巻ごとに三つ挙げよ!というお題で書いてみます。

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1巻


1.つまり そーゆーこと だから
「好き……」という森永くんと兄さんのモノローグが交錯するシーンです。
森永くんの気持ちには名前がついているけれど、兄さんのにはまだ名前がない。→「そーゆーこと」という曖昧な言い方によって表してあります。
分かるのは、兄さんにとって森永くんは「特別」だということだけ。

もし兄さんが自分の気持ちに名をつけて、森永くんの「俺たち恋人同士になったんですよね…?」という確認に頬を染めつつ「そうだ」と答えていれば、1巻でハッピーエンドでもまったく問題ないわけですが、恋を知らない兄さんは「は!?気持ち悪いこと言うな!人をホモみたいに!」とばっさり拒絶(爆笑)。
今でもこの作品を楽しめるのは兄さんの無自覚さがあればこそです。


2.森永くんがいなくなって、ズキズキイライラグルグルな兄さん
ワンシーンじゃないですね。ちょっと長いか!(笑)←自分でお題作って速攻破る人
森永くんがいなくなって研究が手につかなくて、毎日森永くんちに行ってしまう兄さん。
川原に捨てられたマネキンを森永くんだと勘違いして(その飛躍はどうなんだ)、涙ぐむ兄さん。
いろんな兄さんが見られて、かなり好きな流れです。ズキズキ、って最初から妬いてるし。
兄さん可愛い!
離れるつもりないし、手放すつもりもなかったんですね……。
なのに自分の気持ちは分からないって(^_^;)。


3.もう黙っていなくなるのはナシな

ぎゅ、です。ぎゅ。
無自覚だから割と素直に行動に出ちゃってるのかなあ。
泣きながら抱きしめて、「黙っていなくなるな」なんて引き留められて、森永くん嬉しかったよね。嫌々ながら、えっちもさせてもらえて、さあこれからどんなラブラブな生活が待っているのかと期待するも、拒否されてしまうなんて、不憫さ全開ですね!


チャレンジャーズから1巻の間には、兄さんの気持ちの変化ってほとんどないわけで、無理矢理にしても膠着状態の関係を動かしたヒロトくんに感謝すべき、なのかしら?

1巻はひたすら無自覚な兄さんを堪能する巻でしたね。


……森永くん中心で見たらまた別の三点になるんだけど、一旦はこれであげます。
今更ですが兄さん大好きですみません……。