2.5って何ぞ?と思った方、まだバレンタインやってんの?と思った方、ええ、これは私の超えねばならないハードルなのです。
岡山オフ会で私のチョコを持ってってくださったぽるかさん。お好きなシチュでSSを書きます!ということでご要望をお聞きしましたら
「えろを」
おおう……
お姉様男前です。
岡山でお話した時には「暗いのでもいい?」と聞かれたのでそういうのを予想してましたら、そうきましたか。
しかもシチュは私にお任せくださると。
そこで腹を括って、最初から最後までそれだけのやつを書いたろーやないかい!と玉砕覚悟で書いたのが以下です。
バレンタイン2、の朝チュンだったえちシーンです。
※原作とは関係ない妄想文です。
※今回は年齢制限をつけます。18歳未満の方、高校生の方は閲覧禁止です。
※かなりキャラ崩壊してます!!!嫌な方は見ちゃだめです。
※過度な期待は禁物です。
【after kiss:2】
宗一の精一杯の誘惑を受け止めた森永は、ベッドまで彼を優しく導いた。
森永の体に腕を回したままの宗一と深い口付けを交わしながら、シャツの裾から手を入れ、乱していく。
宗一の首筋に這う舌と唇。熱い吐息がダイレクトに肌に伝わって、宗一は震えるように喘ぐ。
「……あ、はっ……」
宗一の着ていたシャツを脱がして上半身を露わにすると、森永は宗一をベッドに横たえた。
夜の闇に浮かぶ、白い肌。しばし見蕩れてしまうほどに美しかった。
急いた呼吸に上下する胸に、そっと手で触れ、なぞっていく。
「あ、もり、なが……」
宗一は森永を見た。先程と同じ、艶めいた視線。宗一がこんな目で求めるように見るのは珍しい。
「はい?」
返事だけして、森永はまた手を宗一の胸や腹に滑らせた。愛撫というには足りない。
宗一の目は、やがて泳ぎ始めた。
「……くすぐったい……」
恥ずかしそうにそう言う宗一に、森永はたまらなくなった。
「どうしたの、今日は可愛いこといっぱい言ってくれるんだね」
「か、可愛いってなんだよ」
「学校で、『帰ってからちゃんと…』とか。今の『くすぐったい』も、もっとちゃんと触って欲しいってことでしょ?」
「ばかっ、勝手に解釈すんなっ」
「えー。違うんだ……。ま、いいですけど」
「ち、ちがうって……、あ、ああ……っ」
更に反論しようとした宗一の胸の突起を強く口で吸い上げると、途端に甘い声が上がった。
もう片方の胸を手で愛撫していく。悔しそうに噛みしめた唇はすぐに解けてしまう。森永の大好きな、極上の音楽を奏でる唇。
舌で転がして、指で摘んで引っ張って。宗一の可憐な尖りは芯を持ち、森永の愛撫に応えてくれる。
「先輩……ここ、すごく甘い。ううん、先輩の体全部、甘い……」
鎖骨も、脇腹も、二の腕も、爪の先まで。舐めとるように全て味わって、ふと気付くと、宗一は足の爪先をぎゅっと丸めて膝を立て、ひたすら堪えていた。
「く、……ああ……」
やがて下肢に森永の手が伸びる。ジーンズの前を緩めると、既に宗一のそこは固くなっていた。森永は嬉しそうに、ゆるゆると撫でた。
「……っ、」
もどかしそうに、宗一の腰が揺れる。森永のくせに、余裕かましやがって、ちくしょう、と心の中で悪態をつくが、言葉には出ない。口から出るのは切ない吐息ばかりだ。
宗一がなかなか言葉にできないのを逆手に取って、焦らすように直接の刺激をなかなかくれない。
「……触って欲しい?」
森永は宗一の耳元で尋ねると、涙目で睨みつける宗一が森永のシャツを握りしめてようやく言った。
「好きにしろって、言っただろ……っ。もう、言わせんなよっ」
「……!先輩……!」
雷に打たれたように、森永はその言葉に大いに煽られた。
今までの余裕など嘘のように、荒々しく宗一のジーンズに手をかけて全裸にすると、自分も服を脱ぎ捨て、宗一と肌を合わせる。お互いの熱が直接触れ合うと、びりびりと体が痺れるようだ。
「せんぱい、あ、」
「ああっ、ん!」
森永の下で、宗一の体が跳ねる。固く張りつめたそこに森永の熱が擦れて、あっという間に濡れた音が立ち始める。
性急に高めあって、舌を絡めてキスをすると、宗一は夢中になって応えてくれた。キスが上手いとか下手とか、そんなのはどうでもよくて、二人で気持ち良くなれている気がして、森永は涙が出るほど嬉しかった。
「先輩、指、入れますね。ちょっと腰上げて」
「ん……」
キスで蕩けた表情の宗一の足を持ち上げて、森永は繋がるための準備を始める。逸る気持ちを宥めつつ、時折つらそうな宗一にキスをしながら、中を探って、拡げていく。丹念に、傷つけないように。
やがて、十分にほぐれた小さな場所に、森永は自分の熱塊を宛てがった。
少しずつ、濡れた先端を出し入れしながら、全体を埋めていく。
「あ、あ……!」
「入ったよ……。先輩、痛くない?大丈夫?」
森永を見つめて、荒い息遣いの宗一が頷いた。愛しさが溢れて、力を込めて抱きしめると、宗一の手もゆっくりと森永の背に回された。
「先輩、好き。好き……」
「ん……」
どちらからともなく、唇を合わせた。繋がった場所は今までよりももっと熱く溶けそうで、本当に一つになったようだった。
無理矢理じゃなく、嫌々でもなく、ちゃんと恋人みたいに抱き合えている。
宗一の甘い声を聞きながら、夜の高みへ二人で昇りつめていった。
end.
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ふ……ふふ……燃え尽きた…真っ白に……(さらさら……)
ぽるか様。
この度はリクエストをありがとうございました。
お気に召していただけましたら幸いです。
若干ぬるいかもしれませんが、筆力不足です……。申し訳ございません。
(言い訳)私、男女のベッドシーンは書いたことあるんですが、男性同士のがっつりえろはほとんど書いたことなくて、途中で何度も心が折れかけました。本編でも森永くんてロー○ョンだのゴムだの使わないじゃない……。うっかり場所を兄さんの部屋にしちゃったもんだから、「兄さんが常備してるわけないし!」と頭を抱えました……。せめて森永くんの部屋だったら!ということでそこは突っ込まないでくださいませ…。
暴君(のえちシーン)を何度も見て萌え注入しながら頑張りました。
兄さんの「好きにしろって言っただろ」まで3日かかってます。
そこからは割と早かったな。あれか、私に焦らしプレイは書けないってことか。
えっと、このままホワイトデーになっちゃうんじゃないの?と思いつつ、もう一つこの流れで書きます。
もう少しお付き合いくださいませ。
なんだか、とても大人なテイストで、足のつま先を震わせる兄さんにドキドキしてしまいました。
これで、苦手とか言わないで下さい!!
syuyuさんの世界に、あっという間に引き込まれて、まだ、戻ってこれてない感じです。
続きがあるとのことで、、、
早く拝見したいです〜。( ´艸`)
でもでも、はやる気持ちをぐっとこらえて
気長にお待ちしていますね!
ありがとうございました。┏○))ペコ
いらっしゃいませ♪
読んでくださってありがとうございます!
暴君の二人だとこのくらいかなあと。
なんかあんまり兄さんに無体なことができなくてw
でも基本えりょは読む方が楽です……
続きはほのぼのの予定ですよ♪
ありがとうございました!
お〜♪
syuyuさんもついにえりょデビューですね♪
すっごく!素敵でした!
えりょシーンの新ジャンルじゃないですかっ!?
描写がホント色っぽい…
ため息がでちゃいますよ…
まだ続くんですか♪
いや〜♪
どうなっちゃうんでしょう?
(続いてなくても!)
待ちきれないほど楽しみにしてますね!
えりょシーンは書く方が体力の消耗が激しそうですが…
本当にとても素敵だったので、無理をしない程度でいいのでまた書いて欲しいです♪
syuyuさんのファンのひとりからの要望です。
ありがとうございました!
ヒャッハー!syuyuさんのえりょ
キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!!!
難しいなんて言っておいて、
このえりょさ・・・・。さすがです。
兄さんがかわいい(*´д`*)
森永くんが優しい(*´д`*)
愛がいっぱいのSSで萌え満タンです。
続きも期待しています。
ありがとうございました。
岡山オフでお会いして、幸運にもsyuyuさんのチョコゲット。(おいしかったです〜)しかもSS付き。ワーイ(*^_^*)いろいろ思案したあげく、己に忠実になることにしてリクしました。本当にありがとうございます。続きも楽しみにしております。
すみません…
朝から一気に読んじゃいました!
(実は昨日…ですが!)
syuyuさんいつの間にやら大人になられて…(前から?隠してただけ??)
リクしてくださったぽるかさんに感謝です!
本当にお上手なんですね〜!
すごいな〜!
兄さんと森永君の甘さが伝わって来ました!
は〜ドキドキした!
(ほらっ!私かけないから〜(^^))
これが続くのですか?読みたいですね〜!
これからも素敵なSS書き続けて下さいね!
お邪魔しました!
ありがとうございました!
いらっしゃいませ〜♪
えりょデビューももじもじしながらですよ。
新ジャンルって、なんかビールみたい(笑)。
続きは、ほのぼのですからね。
ファンだなんてそんなっ!(照)
私もキョウさんの大ファンです♪
えりょは…暴君は日常いちゃが好きなので、また機会があったら、って感じです。
ありがとうございました!
いらっしゃいませ♪
べる先生!思うままに書くと兄さんが兄さんじゃなくなりました……。
なのでこんな感じに。
先生に褒めてもらえたのでほっとしました。
ありがとうございました♪
いらっしゃいませ♪
良かったです〜、チョコだけで終わらずに、交流が持てたので(SSの出来はアレですが)。
またコメントでもメールでもいいのでお話しましょうね♪
ありがとうございました!
いらっしゃいませ♪
隠してたわけではないです、苦手なだけです!
読むのは得意!(あっ朗読は勘弁してください)
えりょは続かないですよん。続きはほのぼのです。
ゆずるさんの絵でえりょ、ってのも見たい気がしますが。
着衣の方がえろかったりするですよ。
透けてたりね!ふふ
ありがとうございました〜!
兄さんが、可愛すぎる…っ!!!
兄さんなんて可愛いんですかーー!!?
こんな可愛い生き物見たこと無い…っ
ホントに森永くんが羨ましすぎです。
兄さんのこんな可愛い表情、言葉、仕草のすべてを一人占めとか…!!
てめーは神にでもなったつもりか!うがぁぁぁ〜〜!!!と森永くんに切れてしまいそうになったり…(・д・)
あぁ…ホントに素敵な甘いラブいえりょい素敵なSSでした…vv
syuyuさん、いつものことですが、残念なコメを残して去るNをどうか許してください…。
そして、また来ます(*´ω`*)
いらっしゃいませ♪
棗さんの兄さんへの愛が荒ぶっておられるwww
確かに、可愛い兄さんを書こうとすると、森永くんが役得になっちゃう罠。
多分森永くんは悪くないの。兄さんが、森永くん以外駄目だからなの。……うぐ、萌ゆる……
残念じゃないですよー。また来てくださいね。
ありがとうございました♪