hey you're alive next to me and that's all I want

ぱったり更新をやめて、鍵をかけていたエムブロですが、戻ってきました

記事をふと読み返して、ああ色々あったなぁと

全部覚えているつもりでも、やっぱり時には敵わないから

ここに残しておく大切さを改めて感じて。

覚えてくださっている方がまだいらっしゃるかは分からないけれど、お陰様でユキさんとはまだ一緒にいます

こんなブログにメッセージや拍手を下さった方、ありがとうございました

一通り近況を書き終えたら、じっくり返信させていただきます

久しぶりの日記なので、文章もリハビリ

話題:幸せを、ありがとう。

会社に言われて何の気なしに受けた健康診断で、癌が見つかって

そこからは毎日がジェットコースターみたいだった

考え方も、生き方も、ユキさんとの関係も、全部変わった。たぶん、結果としては、良い方向に。



現代の医療のおかげで、どうやら一先ず癌は治ったらしい

彼のおかげで、どうやらこれからもずっと傍にいて良いらしい


この数ヶ月(思い返すとたったの数ヶ月)、人生の勉強期間だったのかもしれない、と思う

とことん自分と向き合う時間だった


ありがちだけれど、

何があっても後悔しないように、これからはやりたいこと全部やろうと思った

大切な人に、たくさん大切だと伝えようと思った

自分のことも、大切にしてあげようと思った

幸せに生きようと思った

無理をするのは辞めた
仕事も、人間関係も。

生き方について、考えた

女性らしさって何だろう?自分らしさって何だろう?どんな風に生きたいだろう?

分かっていたつもりだったのに、何も分かっていなかった



そんな風に私が考えて考えて、もがいている間、ユキさんはずっと傍にいてくれた

結婚もしていない相手が癌だと言ってきて、とても重かったと思う

それでも嫌な顔ひとつせず、一緒に悲しんで、一緒に喜んで、一緒に怒ってくれた

何度だって救い出してくれるのは、やっぱり彼で

自分らしく生きることを考えた時に、真っ先に思うのは、ユキさんと生きることだった

自分らしく、と言っているのに、そこに他人が入り込んでくるのはおかしな話なのかな。

でも誰かを愛するってそんなような事な気がしてる



ユキさんとの関係も、少し変わった

呼び方、ユキさんがユキになった

敬語を、使わなくなった

彼が、前よりたくさん、愛情を言葉にしてくれるようになった

「愛してる」だなんて、前は絶対言わなかったのにね

今まで言わなくてごめんな、と謝ってくれた

これからは全部、言葉にする、とも。

ずっと一緒にいよう。離さないから。離れないから。楓のいない人生なんて考えられない。傍にいて。

2人の将来を示唆する言葉を、初めて彼からはっきり聞いた

ずっと一緒、なんて、オトナになったら言ってはいけないのだと思っていた


先のことは、分からないから、怖いから。

そうして曖昧にしてきた言葉たちを、彼はごく自然に、口にしてくれた

たぶん、彼も変わった




たくさん泣いた、けれど、前よりちょっと、強くなった

前よりずっと、幸せになった

また少しずつ、ひっそりと、2人の足跡を残していけたら。

ユキ、これからもどうぞよろしく




You are what I need in my life.


03/24 22:18
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-エムブロ-