バトン

話題:140文字小説に挑戦!

キュポンと音を鳴らして宙を舞った蓋がコロコロカツン、と停止したその数秒後に事件は起きた。「おいおいまじか…」隣に居合わせた大学生とおぼしき男性が生唾飲んだような顔である一点を見つめていたので何気なく同じ視線をたどってみた。結果、数分前に男性が発した言葉の意味が目に見えて絶句ナンダアレ


続←かない!