SS.

傲慢だと思える行為に腹立ちもせず

ただ呆然とその成り行きを眺めている

そう、

そんな日々を毎日同じ様子で何も感じずに俺は今日も器用に呼吸をしていた。


いつもと変わらない朝、

設定したアラームを何度も消しては夢や現実をさ迷い続けてかれこれ30分経過。

さすがにもう起き出して今すぐ家を出なきゃならん。

朝礼5分前に間に合いそうにもないな・・・なんて思いながら、気だるい思考で己の身体に発進命令を託し寝台から起き上がった。

嗚呼、面倒臭ぇ…。

いつもの口癖を呟きながら

時間が推しているというのにも関わらずノロノロと洗面台に向かう。

その数秒間でさえ欠伸は止んでくれそうにない。

今日もまた同じような朝の目覚めでどこかうんざりしていた。

足下に転がったビール缶を数本蹴散らかしながら作業着を探す。

なぁ、

生きる事に何の意味があるんだろうな?

まぁ、

答えなんてでるわきゃないが。



─────ときおり この世界にうんざりする。

最近は目覚めた朝に毎度毎度消えてなくなりたいと思う。

だからといってわざわざ死に急ぐ理由も意味もないので現状維持という今に至るんだが。

なんて、
本音は死ぬ勇気なんてあるわけないが正解。

つまるところ生きてる方が楽だったりする。


それでも世の中の夢のない人間やつまらなさそうに生きてる人種ってぇのはきっと大半がそんな理由でダラダラノロノロと生きてるんじゃないだろうか?

俺もその中の人間である。

たいして面白みのない生活を毎度毎度と繰り返し最後には、どうでもいいかと諦める現状だ。

勤務は意欲の湧かない作業に手を抜くわけでもなくかといって精一杯努力を惜しまずに仕事仕事仕事‥‥

────なんて、柄でもないので仕事中は己の課せられた課題のみ淡々とこなす。

決してそれ以上でもそれ以下でもなく、だ。就業時間を過ぎればいつものごとく薄っぺらいタイムカードを機会に突っ込んでハイサヨナラである。

仲間がどうのこうのという馴れ合いは最初こそは社会に必要だと考え付き合いたくもない奴等と無駄に時間を割いていたが今はもうそんなのさえもドウデモイイ。

しったこっちゃねぇ。

社会に必要でも俺自身には必要のないものと判断して最近では誘われても断って逃げるように帰る。

人を避けてるという思いが伝わったのかそのうち誰も声をかけなくなった。有り難い事だ。

流しっぱなしのテレビがニュースに代わり時刻を発表していた。


「やべぇ、そろそろまぢで出ねぇと‥‥」

焦る気持ちのあまりまた足下にあった缶を蹴り飛ばした。

そろそろ部屋の片付けでもするか・・・

って、そういやこの間もそんな事思ったような‥‥

まぁいい。

そのうちやるだろう?

鞄をひっさげて乱雑に靴を履きながら扉を開ければその先に

今日である昨日の始まりが迎えた。

玄関の鍵をロックして車へと向かう


さてさて、今日も面倒くさい一日が始まりましたよっと。



ちょっくらMP稼いでこようかね─────