unknown

prof bkm

「金のためには生きないけれど、生きるためにお金を稼ぐ、くらいの気持ちで働いてる」っていうことばを思い出して考えてる。辞めたときの書類に目を通したら先生の不正を発見したので書類上の訂正をお願いしにいったら逆に脅されちゃった。人生潰しちゃうようなものだからと言われたので、上島の流れのごとく「あ、どうぞどうぞ、潰しちゃってください」と言ったら、きょとんとしてた。この人は、頭がいいくせに、交渉は下手だなーとおもった。口止め料という名の保険代やらなにやらを、30万。6万くらい、本来貰える額より多いの。でもそういうことじゃなくて、と。私の気持ちや正しいことはどこにいったの、患者さんのことをいちばんに考えてる(ように見える)院長先生はどこにいったの、と。すっごく、失望した。分かってたこと。医療も経営ルートのひとつでしかない。食べていく上で、養わなければいけない、守らなければならないものがある上で、利益を得ることが仕事の全てである。でもなあ、やっぱり悲しいよ。お金で解決されることじゃない。お金で物はかえるけど、正しいことや正直さや、直廉さはお金では買えなくて、大事なものこそうしろのほうに追いやられていく。あと、彼はわたしのいちばん大事な人の思いを踏み潰すようなことを言った。悲しくて、苦しかったし、なにより憎いと思った。じぶんのことしか考えてない。「ここのブランドを汚したくない、ただそれだけのことなんですね。」確認するように言っててぞっとした。わたしは、こんな人にも、ましてや社会に勝つことなんてできないという自分の非力さとか、弱さとか、詰めの甘さとか。わたしも使う人使えば、家庭や人生にダメージを与えることだって簡単に出来るんだから、とは思ってもそれが正しくないことを知ってて、正しくないことをしようかな、と思ってしまう悪い心に悲しくなる。何よりこんな人間のもとで働いていたんだな、人の振り見て我が振り直せとは言ったもので、正直なひとにならなければ文句は言えないと思った。でもとりあえず、小さな不幸の種は蒔いてきたよ、成長させるかは本人次第だけど。
とにかくしょんちゃんの好きなもの食べに連れて行きたいな。このお金は手をつけずに、同棲資金としてためとこ。
話題:仕事を辞めてから


14.8.2 03:15 Sat / comment 1


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