子宮頸がんについて。
実は私も20代前半で一度なっているんです。
診察してもらった時点でステージ3まで進行していて、あと少し遅かったらステージ4になっていたというギリギリのラインだったらしく。
症状に気付いたのは、仰向けで横になると卵巣辺りに違和感があって仰向けで寝ていられないほどの違和感がありました。
暫くして生理がきて、その量がもうハンパないくらいに多い。
えぇ、夜用ナプキンでも2時間ももたない量。
そして匂いがいつもと違うんですね。
物凄く臭いんですよ。
トイレの排水溝みたいなドブみたいな匂いがして、怖くなってきてようやく病院へ行った訳なんですが。
で、組織診と細胞診があるんですが、細胞診がもう何とも言えない痛さで泣きそうになりまして。
本当、身を千切られる痛さそのものでした。
まぁ実際、身を少し抉っているんで痛いのは当たり前です。
そんな訳で手術をする事になり、本来は子宮摘出が一番確実なんだけど、まだ若いからという事で少し切るという方法になりました。
ただ、これは流産する可能性が高くなると私は思います。

入院はせず日帰りで。
後は定期検診を続けて、もう大丈夫と先生から言われ今に至っています。

子宮頸がんになったのは私も悪かったんだよね。
ステージ3だと言われた時に目の前が真っ暗になり呆然としていたんだけど、思わず先生に「いつくらいから発症したか分かりますか?」と尋ねたら「ここまでなるのは大体7、8年位前やと思うで」と言われ、ふとその頃に付き合っていた彼氏を思い出しまして。

はい。女性1人では子宮頸がんになる事はないんです。
男性がヒトロパピローマウイルスを持っている状態で女性と性行為をすると女性に感染して子宮頸がんを発症するんですね。
男性には全く症状がないので男性自身は気付かないんだとか。
ちゃんと丁寧に洗っていない人に多いらしいです。

ただ、避妊をしていたら感染する確率は100%ではないにしても、かなり低くなる。

当時、ゴムをつけて欲しいと言えなかった私が悪いんだから自業自得だなと思うものの、夫に申し訳なさすぎて泣きながら謝りました。
夫はその当時の彼氏に対して怒っていましたが。
でも高校生ってそんなもんだよね。
しっかりしてる人はしてるけど大体は避妊しないような気がする。
避妊は妊娠しないようにする為の物という知識はあっても、彼女が癌にならない為の物という知識はないんじゃないかな。

そんな訳で、これを見ている人が男性なのか未成年なのかは分からないですが、彼女の事を本当に想うなら避妊は必ずして欲しい。
彼女も彼氏にちゃんとゴムをつけてと言える勇気を持ってほしい。
結局最後に傷付くのは女なんだって分かって欲しいんだよね。

以上。
経験者は語る。でした(笑)